昨日は夜遅くまでのレッスンがあり、家に戻ってくると家族が全仏オープンの錦織2回戦を観ていたので私もそのままシャワーも浴びずに見入ってしまいました。
試合はもうほとんどクライマックスを迎えており、錦織選手が2セットを連取して第三セットも5-4とリードしサービングフォーザマッチという状況でした。
その最後のとどめとも言う段階での錦織選手の超絶パフォーマンスは、もはや世界第5位としての揺るぎない自信と安定性を誇る素晴らしいプレーでした。
最後に決めたのは1回戦であれだけ調子がイマイチだったファーストサービスを、センターTゾーンの真上を直撃するノータッチエース!!
グランドスラムという大舞台、1万5千人近くの大観客、まるでその常人にとってはたいへんなプレッシャーとも言うべき環境を逆にエネルギーに変えて一気に放出したかのような目の覚める真性フラットサービスはテニスという競技のなかで最も難易度の高いものと言えます。
それをあの場面でいわば全世界のテニスファンに向けて魅せてくれるなんて、これだけのプロテニス選手は過去に何人もいなかったのでは?とさえ思わされます。
この勢いを維持、もしくは更に上がっていくとしたら・・・
まず間違いなくパリ、ローランギャロスの赤土に日の丸が高々と映える日はもう目の前だなと確信できます!
なんだか心臓が今からもうバクバクと高鳴りを感じています