月別アーカイブ: 2015年5月

なめらかなスウィングとは?

『うそほんと』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ   お世話になっております。なめらかなスイングとは男子のトッププロのフォアで言うとソダーリングの様なスイングの事でしょうか?大きく力強いイメージですが、それとももっと柔らかい感じでしょうか?よろしくお願いいたします。

うそほんと より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

なめらかなスウィングとは?

なめらかなスウィングです。

ソダーリングの様な、大きく力強いイメージでもOKだし

伊達さんのような小さなライジングもアリです。

 

どちらにも共通していること

「なめらかなスウィングです」

そして

なめらか以外のことも言うと

姿勢がよく

ラケット面がしっかりしていること。

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必要最低限以上に、固いことが重要です。

動きは柔らかくても構いませんが

姿勢と面に柔らかさは要りません。

そこが柔らかいとエラーにつながります。

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美人、二人の顔を見てください

どれくらい力が入っているか

伊達さんの写真

わざとセンターを外したのを選びました。

それでもプロの手首は耐える

コートにボールをねじ込まなきゃあ、負けるのです。

 

 

「なめらかさ」 と 「柔らかさ」 を、混同しないことが重要です。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:10 | 1件のコメント

トミーはテニス塾

鎌ケ谷市くぬぎ山のトミーインドアスクールでは

月例の、「松原コーチのテニス塾」

サーブ練習

これは3時間目のサーブだが

今日は1,2時間目がフォアハンドづくし

皆さん一番の課題、あのフォアハンドなのだ。

 

床の球ころがしから始まって

トップスピン練習機でのフォアハンドトップスピンなど

実は練習機は嘘で

置いてあった椅子の背を斜め45度に使って

転がし上げただけ。

でも意外にわかりやすく

今度ちゃんと制作してみるつもりだ。

 

そうそう

今日は面を感じることを重要視し

薄いグリップでのショートラリーなど

かなり、感じて、感じてというアドバイスが多くなり

バイオメカニクスから脱して、すこしづつ神懸ってきている。

理想とする宗教法人に近づいてきたかもしれない。

 

1時間目の最後は私とのラリー。

2時間目はダブルスを意識し

短いボールをトップスピン振り抜きでネットへ

そのまま私との壮絶な打ち合いに

かなり実践的な練習もできた。

 

3時間目はバックとサーブの妙な組み合わせ

back2点出し

まずは、バックハンドの垂直面を意識することから始め

サーブの打点、脇を開けた構えをしっかりチェック

サーブ構えは

きっちり打ち出す深さの調整ができるようになった。

 

最後は私の心を込めたサーブを

面を固めたバックハンドでリターンし

そのまま、仁義なき打ち合いに入るというドリルで

激しく終了した。

皆さんしっかりリターンできたのは

私の教え方がよかったのか?

私のサーブが弱かったのか?

やや、謎めいた部分はあるが

もちろん教え方、面の固め方がよかったに決まっている。 テニス

 

さて次回は、6月10日水曜日の開催

こちらの要項を見てぜひ参加してほしい。 テニス

 

そうだ、その前に、6月2日火曜日は神奈川県のテニスコーチ研修会

こちらも要項を見てぜひ参加してほしい。 テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 19:54 | コメントは受け付けていません。

女子のフォアはなめらかに

男女の筋力で一番差のあるのが握力

大人の男性で50kg台

それが

女性だと20kg台か30kg台くらい

2倍くらいの差がある。

 

フォアハンドで比べてみると

男子選手の場合

1505djokftb

から

1505djok

それが

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男子だと手首の返しを使って急加速したり

トップスピンを多くしたりするのだが

握力が弱いため

手首が柔らかい女子選手の場合

面がぐらついてしまい、エラーが多くなる。

だから

女子選手は

急加速を避け、なめらかなスウィングをする人が多い。

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ここまでは男女で比べたが

男子であっても

握力がなかったり

急加速で面を保つことに自信がなかったり

まだ小学生低学年であったりすれば

エラーの理由は女子プロ選手と同様かもしれない。

 

男性で50kg台の握力と書いたが

これは日本男児の普通の人

ナダルやジョコビッチはこれくらいではないだろう。

ましてラオニッチは?

 

50kg台の人はなめらかに振るべき鴨 ・・・・・  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:10 | 3件のコメント

ブレーク2回も有りの生き方

サービスゲームを2回以上取られると負ける

という話を書いた。

ふと

そうじゃない人もいたことを思い出した。

 

今年も日本に来ていた、こんな怪人

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アンドレ・アガシだ。

 

彼はコンスタントに

相手サーブゲームを1セットに2回くらい破っていた。

だから

時に自分が2回落としても平然と追い上げて

勝利をものにしていた。

相手サービスゲームが不利なように見えなかった。

 

最近の流行は

サービスキープを繰り返し

チャンスと見ると

セカンドサーブに対し

ベールライン内に入って行って

リターンをライジング気味に取って

一発攻勢をかける。

 

アガシは

相手の1stサーブでもベースライン辺りから

しっかりリターンして

かなり高い確率で

互角かそれ以上の打ち合いに持ち込んでいた。

彼のストローク力なら互角なら充分なのだ。

必ず最後は圧倒する。

 

彼のリターンの特徴は

面がぶれないこと。

フォアでも

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バックでも

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面がぶれない。

 

これはテニス365ネットの技術解説ページ

アガシのリターンの動画と連続写真

インパクト後まで手首の角度を保っていることがわかる。

サーブのボールは重たいので

手首を緩めるとグニャっと面がぶれる

これをしっかり

インパクト後まで保つ意識で

サーブに負けないラケット面を作るのだ。

 

アガシのまねをすることで

リターンを得意ショットにすることができ。

試合に勝ちやすくなるのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: リターン | 投稿者松原コーチ 14:54 | 1件のコメント

ブレークは1回まで

マドリードオープン

残念ながら

錦織圭は準決勝でマレーに敗れてしまった。

1セット目は3-3でブレークされ、3-6。

2セット目は1-1から

先にブレークしたが

すぐにブレークバックされ、2-2。

4-5になり

ブレークされ、4-6で負け。

 

このレベル

世界で5位以内の話は

勝つとすれば、ブレークは1回まで

できれば1度も無しで行きたい、ということ。

 

じゃあ、どんなサーブが必要なのか?

 

実は

厚めに持ち

(もちろんコンチネンタルの範囲だが)

どフラットサーブを打てば

ほとんどのプロは200km/hは出る。

しかしそれでは

入った時のポイント獲得率はいいが

ちょっと狂うと

まるで入らない時間帯ができてしまう。

その時に

1stとはまるで違う、スピンサーブで打つ

甘いコースの2ndを攻撃され

ブレークされてぼろぼろと ・・・

 

理想を言うと

安定して70%くらい入り

しかも

入った時のポイント獲得率が

80%くらいあればいい。

 

それってどんなサーブ?

 

こんなサーブ

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スピンがしっかりかかる内向きのラケット面

(上の写真のはちょっと極端だけど、下の向きは普通の一流サーバー)

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スピンサーブの形だけれど

1stサーブでは

回内をしっかり効かせて

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バックに入れるときは

厚めに、フラット気味に当てる。

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フォアに入れるときはスライス気味のスピンサーブ。

基本的にスピンサーブなのだ。

 

こんな、1stが打てれば

2ndもほぼ同じ球質で打つことができる。

ほぼ同じ球質なら

大胆にコースを突くこともできる。

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そうすれば

2ndのポイント獲得率も高くなり

ブレークされる確率がとても低くなるのだ。

 

サーブゲームが冒険にならずに

たんたんと、キープし続けることが

上位の試合では大切なことなのだ。

 

ここまでシビアーではないが

1st、2ndの位置付けについて

市民大会レベルでも考え方は一緒だと思う。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス, シングルス | 投稿者松原コーチ 18:37 | コメントは受け付けていません。

R34がついに

先日、ネットオークションで

R34スカイラインのノーマルサスペンションを手に入れた。

15,000km走行後にはずしたという新品同様のサス

じつは他人様には言えないほど、安かった。

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ダンパー周りのゴムの蛇腹もまだしゃっきりしている。

もちろん自転車用ではない。

 

今まで使っていたサスは

ディーラーオプションの

ビルシュタインダンパーセットという70%くらい硬めで

ノーマル比、2cm、車高ダウンという代物

結構ごつごつと頭に響くやつなのだ。

それでも、それ以前に比べれば

すごく柔らかいものだったが。

 

さっそく、GW中に近所の修理屋さんに入院

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半日の入院で、車高も2cmアップ

R34 スカイラインクーペ GT-t は新車同然によみがえった。

(GT-Rではないんです、もっと軽快で楽しい、GT-tです)

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なめらかな走り味で

なぜか、シフト操作も滑らかにやりやすくなった。

少しだけ、カーブでロールするが

走っていて楽しい

やはり、ノーマルが一般道路には一番会うようだ。

 

まあ

かっこだけは、最初のシャコタンがよかった。

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これは、中古車屋さんのHPに出ていたもの。

納車から2か月くらいはこの高さ

バネがついていないのかと思うくらい硬かった。

入り口が傾斜しているお店で

鼻ずらをこすったのを思い出した。

 

さて、それを

右から左へ、黄色いのに変えて、車高も5cmほどアップ

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それから3年間はこんな感じ

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着々と、高くなり、柔らかく成長し

ついに、ノーマルサスに戻って

今月からは、ふたたび新車になったのだ。

 

しかし

乗ってみるとすぐにわかるほど高さが違うのだが

写真だと、それほど変わらないのが不思議だ。  車 (RV)

 

 

 

カテゴリー: くるま, 日記 | 投稿者松原コーチ 19:09 | コメントは受け付けていません。

緩いセカンドサーブは

『櫻井』 さんより質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原様
いつも楽しく拝見いたしております。

早いサービスについてのご考察、その通りだと私のような初心者〜中級者でも感じます。
ところで、試合に出た際に最も悩むのが「ゆるいサービスのリターン」です。

相手の2ndサービスで、半端2ゆるく入ってきたサービスの方が帰って打ちづらく感じ、せっかくのチャンスをあまり活かせないケースが多く、自分自身もどかしく感じます。

一般愛好家のレベルというくくりで、相手の比較的緩い2ndサービスへの対処法をご教授願えませんでしょうか?

お忙しいところ恐縮ではありますが以上よろしくお願いいたします。

櫻井 より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

緩いサーブとは

絶対にサービスライン内に落ちるボールですから

浅いショットです。

浅いチャンスボールかな?

 

要は、短い距離に打てるかどうかが問われているわけです。

 

短く打つショットでやっちゃいけないのがこれ

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左肩の上に振り切ること。

こうすれば間違いなく深く飛ぶ。

 

じゃあどこへというと

トップスピンで振り切るならここ

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トップスピンは

フィニッシュ位置やスウィング軌道で深さを調整する。

 

フラット性の人は

振り切ったらまずダメ

強く打ってもいいから

この辺でやめる (つもりで) 。

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もう少し前へ出して終わるのだが

手首の角度をキープしたまま

ここで終わるつもりでブレーキをかけるといい。

振り自体はしっかり打っていい。

 

特に低めにフィニッシュを取れれば

短く打つことはそんなに難しくない。

 

 

もう一つの方法はスライス

Nishikori of Japan returns a shot to Ferrer of Spain during their match at the U.S. Open tennis tournament at Flushing Meadows in New York

それも当たった後

フラットのフォア以上に、しっかり止めること。

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持ち球と趣味で

打ち方を選択してみてください。 テニス

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 21:08 | 2件のコメント

速いサーブは返しやすい

GW大渋滞の中

松原テニスクラブ印西のイベントに合わせ車で行ってきた。

空いていれば1時間半

普通で2時間くらいだし

連休初日じゃないしと、ちょっとなめていたら

4時間近くのドライブ。

特にマニュアルミッション

登り坂での渋滞は辛い。

途中から後半での観戦予定の試合はすでに終了

その後に予定していた

会員さんたちとのプレーのみになってしまった。

 

さて、会員さんとのダブルスでふと気づいたこと。

相手は左利き強烈サーバーのH家息子。

返球できるかと思ったが

力負けしないよう、こちらも振り抜いていったら

意外にリターンが安定して返る。

 

試合中は、自分にはやはり才能があるのだと納得していたのだが

終わってからふと気づいた。

それは

強烈サーブボールがラケットに食い込み

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高ささえ、ピッタリ合って

スウィングにしっかりはまれば

もちろんタイミングも合えばだが

リターンボールが

スウィング方向に正確に飛んで行っているという事。

 

つまり

速いサーブの方が正確に返せる

正しくは

早いサーブに対しこちらも強く打った方が安全だという事

つまり、結果として

リターンをぶち抜けるという事。

 

これが緩いサーブだと

接触時間が

いや、接触距離が短くなって

面の精度がかなり必要になり

こうはいかない。

 

振りぬいたリターンをするには

速いサーブの方が成功しやすいのだ。

もちろん

高さの読みは必要だし、タイミングも合うためには

松原さん程度の才能は必要。

 

そしてもう一つ

自分の才能で返っていると思い込んだ

松原さん級の心模様も重要な要素なのだ。

 

今日の結論

速いサーブを無事に返すには

こちらからも、積極的に打っていくのがいい。  テニス

 

 

 

カテゴリー: リターン, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 18:02 | 1件のコメント

東戸塚リトル中級上級の戦い

東戸塚松原テニススクール

リトルチャレンジマッチ、午後の部

リトル中級、上級クラス

グリーンボールでの戦いの報告だ。

 

今回は定員12名の参加

6名づつに分かれてのリーグ戦。

まずは石原コーチからルールや進行の説明

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初めての大会という子もたくさんいるのだ。

そして、コーチたちも入って、全員集合。

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「えーと、トスは・・・」

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3ゲーム先取で試合開始。

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山なりサーブに小学生の身長でレシーブだと

グランドスマッシュになることもしょっちゅう。

 

かなり暑くなってきた中、動きは鋭くなっていく。

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少しづつ、試合にも慣れて、ラリーが続く。

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ただ、コートが正規の大きさで

スウィングも大きいし動く範囲も広いしで

なかなか、コントロールが難しいようだ。

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サーブのグリップも過渡期でまだまだ厚めの子が多い。

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それでもだんだん、やるにつれ、どんどんうまくなっていく。

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結局、各グループ、断然の全勝優勝は

強烈、フルスウィングトップスピンの

大槻翔央くん、と

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安定した対応力、コントロールの光る

鳴神遼也くん、

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今後、更にうまくなるためには

この二人の持ち味がともに必要。

翔央くんはいろいろな相手ショットに対し

場合によっては腕だけで打つような対応力が必要。

遼也くんは、これから身体が大きくなるにつれ

パワーアップして

試合で、フルスウィングできるようにならなければいけない。

 

他の子たちも彼らに負けないよう

ますますレベルアップして、頑張ってほしい。

子供たちと真剣に交わった、楽しい1日だった。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント, ジュニア | 投稿者松原コーチ 13:38 | コメントは受け付けていません。

東戸塚はリトルの試合

東戸塚松原テニススクールはGWに入り

リトルチャレンジマッチというイベントを開催した。

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小学生のリトルクラス、しかも初級から

試合に慣れようという企画だ。

レベルは2通り

サービスコート内でレッドボールを使用する

午前中のリトル初級クラスと

普通のシングルスコートでグリーンボールを使う

午後のリトル中級、上級の2レベルだ。

 

そのうち、今日は、午前の初級クラスを紹介しよう。

 

大会参加初心者が主なので

まずは、石原コーチからトスのことカウントのこと

試合終了後の本部への報告まで、しっかり説明。

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そして10名全員で集合写真

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本部でコート割り、ボールを渡し

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2ゲーム先取マッチで5人ずつ分かれた、リーグ戦の試合開始。

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熱戦が3面のコートに展開された。

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みんな必死にボールに食らいつき

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各コートにコーチが審判としてついているが

原則、セルフジャッジ。

自分たちだけでも試合進行ができることも目的の一つだ。

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徐々に動きもよくなり

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試合にも慣れ始めて、好プレーが増えていく。

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動きとともにバランスもよくなり

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なかなか見応えのある試合が多かった。

 

そして

優勝は、サーブのうまかった、市川弘大くんと

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粘り強いテニスを展開した、星川悠くんの二人

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この2人以外にも

いいバランスのテニスをする子たちが多くいて

将来が楽しみだ。

 

サーブがよく入り狙えること

ストロークが安定して打てたことが

勝った子たちの共通の勝因だ。 テニス

 

 

 

 

カテゴリー: イベント, ジュニア | 投稿者松原コーチ 17:55 | コメントは受け付けていません。