『レインボー』 さんからの質問です
以下がそのコメントの全文です。
いつも楽しく読ませていただいてます。
よく説明で、トップスピンは面を被せるのではないとおっしゃってますが、被せるとはどのような状態のことを言っておられるのでしょうか。
ワイパーで振っていくと、上のナダルの写真のように、ヘッドが頂点を通過する状態ではラケット面が伏せっているので被さってるようにみえます。
実際、ショートクロスのように短いボールを打つときは、ボールの中心からやや上側辺りにラケットが通過するようにして左側に鋭く振り抜いています。これが被さる打ち方なのでしょうか。ご教授いただければ幸いです。
レインボー より
私の答えです。
一見わかりやすくお話ししているつもりでしたが
同じように
疑問に思っている人も多いかもしれません。
「トップスピンは面を被せるのではない ・・・ 」
ではなく
「面を被せながら手首をこねるように打つのではない」
という意味で言っていることだと思います。
インパクトにおける時間は
1000分の5秒程度と言われています。
その短時間に
面を被せることによりスピンをかける
なんてことは無理だと思うからです。
実際にやらなければいけないのは
ほぼ垂直か、やや下向きの面で
斜め下からボールをヒットすること。
そして
その面をキープしてトップスピンをかける
上体を前向きにして
ワイパースウィングで
内旋や回内を使い
左脇に引っ張り込み
振り切ります。
時々、聞く
フラットに当ててトップスピンに抜く
何ていう調子では
プロのような
強烈なトップスピンは打てないのです。
『レインボー』 さんの言っているイメージで
正しいのではないでしょうか。
ワイパースウィング
それをもって
松原さんは被せるとは言っていないつもりです。