『MRーS』 さんからフォアハンドの質問
以下がそのコメントの全文です。
久しぶりにコメントさせて頂きます。MR-Sの件で以前コメントした者です。
さて、今回のフラットの件で質問が有ります。私の考えるフラットはボールが当たってからラケット面を打つ方向に押し出す(?)イメージです。これは感覚的 な物ですがジミーコナーズ(ボールを運ぶ?スイング)がそうだったと思いますが、現代のフラットはこう言ったスイングイメージでは無いのでしょうか?
ドライブで球が高く浮くとポーチされてしまう現状に、今更ですがポーチされにくい速いフラットを緩い返球からいきなり打込むスイングが欲しいと思っています。
MRーS より
私の答えです。
車の方のMRーS君はお元気ですか
私の方は
R34からF50シーマに代わりました
重量級ですが
これもけっこうスポーティーな、運転が楽しいクルマで
気に入っており
元気にしています。
そうそう
ディスプレーもモーター交換で無事治りました。
さて、フォアハンドのお話し
昔のフラットというのは
ちょっと乱暴な言い方ですが
スライスの回転を減らしたもの。
現代のプロが打つフラットというのは
トップスピンの回転の少ないもの。
と考えればわかりやすいと思います。
昔はこういっていましたよね。
ラケットヘッドを少し立て気味にし
上体を開かず
しっかり引き付けて
垂直な面を作り、保ち
打球方向へ面を押し出す。
これはスライスの感覚に近いです。
プロは今でも、ハイボレーで使います。
だから
ジミー・コナーズは
フォアのハイボレーがめちゃすごかった
グリップも厚め
ストロークのまんまなんです。
現代プロのフォアハンドは
ラケットヘッドを下げ
下向きにした面を
上体を回し、前に向いて
下からこすりあげる。
これの回転を減らすために
高くテイクバックしたラケットを
振り出しで
下に落としてしまわないで
高いところからぶんなぐる
次の写真で
黄色の線のようにテイクバックし
トップスピンなら
ラケットをしっかり下げて
黄色い線のまま下から振り上げる。
フラット気味にするには
ラケットが落ちてしまう前に
高いところから
水色の線のようにたたきつける
というものです。
現代のプロのようにした方が
厚めのグリップや
トップスピンと両立しやすく
こちらの方が易しいし威力も出ますが
それは現代的打ち方の
トップスピナーにとってというお話し
古典的な打ち方が基本の人には
この部分だけ真似するのは無理だと思います。