昨夜の東戸塚校でのジュニアチームレッスン
中学生とシングルスをしていて気が付いた
ラリーで振り回され
山なりの返球をややバックよりのセンターへ
それを彼はバックで打ってくる
そこそこのスピードなので
こちらに優位を取り戻す時間ができる
少なくとも返球は可能
相手がナダルだったら
フリーのボールを
フォアに回り込まれ
一巻の終わり
もちろん、私の場合
相手がナダルだったらバックでも取れないが
ナダルはなぜに回り込むのかというと
「フリーのボールに対しては」
フォアハンドの方が強力だから
たまたまサウスポーだったこともあり
中学生君にもナダルスタイルをアドバイス
そもそも
特に両手バックの場合
カウンターには強く
小さめのスウィングでしっかりと打てる
だから
速いテンポの打ち合いなら
回り込まなくてもいい
むしろバックの方がいいボールが打てたりする
だが緩い死んだボールを
フリーに打てるなら
大きなスウィングで加速できる
フォアハンドの方が上
ナダルはサイドラインの外に出てまで回り込む
攻撃的なベースライナーになりたければ
この姿勢が大事
バックが苦手だから回り込むのではないのだ
フォアハンドがよりすごいから回り込む
最高の片手打ちバックハンドを持つ
フェデラーでさえフォアへ回り込む
ただし
ライジングのリターンダッシュにはバック
プロのダブルスで
サウスポーがらみのペアー
レシーブで
2人ともバックサイドになることが多いのも
同じ理由かもしれない。