郷に入っては ・・

一番最近に読んだ本が2冊

テニスプロはつらいよ

松原さんがテニスジャーナルの技術解説をしていたころの

同紙、編集長

大変お世話になった、井山夏生氏の本

関口周一プロの

フューチャーからチャレンジャーレベルでの

苦闘を描いたもの

 

そして、もう1冊

ベイビーステップ41

おなじみのアニメ

ベイビーステップ 41巻

高校を出た、エーちゃんがプロになり

フューチャーからチャレンジャーレベルで

戦いだしたところ

 

どちらも

世界テニスの同じレベルの戦いを描いている

 

一方の、関口プロは頑張りながらも

フューチャーレベルへの埋没を恐れだしている

 

片や

エーちゃん、丸尾栄一郎プロは

1500位くらいなのに

出られるわけもないウィンブルドンにエントリー

練習コートで世界8位を体験、その差を感じる

日本に帰って

そのレベルでの練習に取り掛かる

 

次はチャレンジャーへの挑戦

予選ギリギリレベルなのに優勝狙い

勝ち上がりが始まった

優勝できれば

次のグランドスラムで予選に引っかかる

42巻では優勝しているのだろうか?

 

どちらの本も同じレベルでの世界テニスがテーマ

そして

どちらの本も面白く、一気に読み飛ばした

プロテニスツアーの構造、現実も理解でき

とっても勉強になるので

どちらもお勧めの1冊だ

 

さて

世界レベルに行くには

下でポイントをためるか?

上でチャレンジするか?

 

どちらが正解とはきめにくいが

もし

ツアーレベルで活躍するつもりなら

できるだけ

そこか、それに近いところにいた方がいい

 

上と下では

テニスの技術レベル、体力、やる気

全てに差がある

目標が上のレベルなら

上のレベルで早くもまれた方がいい

そしてそのレベルで練習も

 

もちろん負け続けると

ポイントもお金も、気力も続かないかもしれないが

もし

上に行きたいならそれしかない

 

下で稼いでいては

上に入りそうになったころ

年齢の問題も出てくるかも

それからテニスを変えていくのは無理

 

ハイリスク・ハイリターン

難しいが

確率が1%でも

自分がその1%の素質だと思い込むような奴が

上に行く

 

これはどのレベルでも同じ

市民大会を目指していて

間違って、全日本に出ちゃうことはない

 

郷に入っては、ついつい郷に従っちゃうのだ

 

全日本ジュニアに出ている子は

県大会レベルだった時も

自分は当然、ここをクリアーするタマと思っていたはず

kei1608bf

世界で6位や7位のやつは

当然

自分こそが世界1位になるべき人間と考えているはずなのだ。

 

エーちゃんはマンガだからきっとうまくいくだろう

関口プロもきっかけをつかんで頑張ってほしい

 

どちらもついつい応援したくなるキャラなのだ。  テニス

 

 

 


カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 試合 | 投稿者松原コーチ 18:12 | コメントは受け付けていません。