カテゴリー別アーカイブ: フォアハンド

フォア、構えの位置は

昨日の、『まっつん』 さんの

フォアハンドの構えについて、質問の続き

以下がその部分です

 

カラオケ  引いたときの右ひじの位置です。
ラケットを立てて後ろを向けて引くのですが、肘が曲がり、脇が閉まっているようです。
右ひじを体から離すことを、いつも気を付けているのですが、ふと疑問が。
右ひじはひねった上体の前90度ぐらいでしょうか?
それとも上体の右側真横ぐらいでしょうか?
わからなくなっていました。

多分、ラケットが相手に見える位置に右側に後ろに向けて引くので、45度で正解かなと勝手に思っていますが、いまいち自信がありません。

 

 

 

水瓶座  私の答えです

45度で正解かな、となっていますが

そんなものでしょう

heninfr1604

とにかくいっぱいに引いてしまわないことです

そうしないと

動きが不自由になり

スピードも出ません

 

そしてその先ですが

そこから

ラケットヘッドを下げて振り出すのか

もう少し後ろに持っていくのか

その辺が個性のわかれるところではないでしょうか

Kei Nishikori

錦織のように

そこからシンプルに前で振るか?

aerkei1506

もっと大振りの限界を目指すか?

nadal1603fs

 

私個人としては、大振りや大盛が大好きですが ・・・   テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:57 | 1件のコメント

フォアハンドの開き方

『まっつん』 さんからフォアハンドの身体の向き

どんなタイミングで前向きになるか?

という質問をいただきました

 

もう一つは

引いた時の右ひじの位置についてです

 

長ーいコメントなのでここにはコピーしません

見たい方はこちら

 

 

 

水瓶座  さて、私の答えです

 

『まっつん』 さんのお話によると

片手バックでは

手が腰の位置に落ちると同時に

おなかを突き出すのがコツのようです

 

フォアも同じようにと思っているようですが

ホントにおなかを出すと

上体が後ろに倒れちゃう

ボールは山の彼方へ ・・・

になっちゃいます

おなかはむしろ引っ込めるのがホントのようですので

念のため

kei1607jf

それと

自陣コートにバウンドした瞬間にこだわっていますが

これも

ボールのスピードや

ライジングなどのタイミングの変化で変わりますよね

ドライブボレーだとどうしましょう?

 

だから

ドライブボレーの練習をよくやるのですが

 

さて

話が回りくどくなっちゃいました

一気に結論に行きます

 

横向きに構えることと

インパクトでの前向き

どちらが本質でしょうか?

 

もちろん、前向きです

djok1604frsisei

だから

前向きからスタートしましょう

 

一切合切

足も腰も肩も

前向きから打ちます

だから腕だけ

 

けっこう打てると思います

 

次に

肩を回してもいいことにしましょう

それでもいければ

 

次は

腰を解禁しましょう

 

そしたら

膝やつま先を少し横向きにしてもいい

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とにかく前向きが大切

横向きを作らなくても構わない

 

次に練習法です

まずはドライブボレー

とりあえず

下半身は前向きでどうぞ

 

次はライジング

1604nisikorifor

次はトップで

 

最後に普通のボールで

 

 

いいフォーム

しっかり決まったタイミングを作るのではなく

 

あんまり横向きにならないように

前向き方向から

やってみたらどうですか

 

テニスというのは

いい打球を、3割バッターで行くのではなく

ちょっと苦しくても

8割バッターで行かないとダメな種目です テニス

 

理想を追求しすぎないのが実戦的です

横向きにならないことにこだわった方が勝てます  テニス

 

 

質問の2番目

「引いた時の肘の位置」 ですが

長くなったので

とりあえず

1、2日、先送りです。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:33 | コメントは受け付けていません。

ぶれないフォアハンド

今日は日曜日

午前中は下川井テニスクラブでの一般クラスレッスン

ストローク、ラリー練習前に

球出しでのランニングショット練習をした

 

目的は余計なことをしないこと

腕をしっかりすること

身体をしっかりすること

構えを早くすること

kurai1607ftb

ここから上体を回さずに

右足をステップしながら空中で打つ

 

ランニングショットだと、上記の事柄をしっかりやらざるを得ない

スクールでは上級の人たちばかりなのだが

上体を開かないとか

構えが踏切に間に合わないとか

結構大変

 

しかし、この後のラリーでも

格段にしっかり感が増した

もちろんランニングショットじゃなくてもいい

kei1607jf

トミーのテニス塾では

エアーケイやジャックナイフもよく使う

もちろん

後退しながらの普通のジャンプフォアもアリだ

djokfr1607

これらを習得することは

しっかり感を増すこともあるが

下半身からの運動連鎖

その順番や

下半身の動きのゆっくり感を

覚える練習にもなるのだ。   テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 練習法 | 投稿者松原コーチ 18:26 | 1件のコメント

フォアの高めテイクバックの心

『jin』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  若いコーチは、ラケットを垂直に立てて、肩を支点にほぼ水平にラケットをひいて(振り子と言 うよりも回転)、テイクバックの最後には、ラケットが後ろ向きでふせぎみ(時にうえにひらきぎみのひともいます)から目に見えないスピードで降り出しま す。多少面を開き気味でも力で戻すのでしょう。要は手の角度をインパクトを同じにして、テイクバックの最後では面を上に向けないように後ろ向きまでもって いくことが大事なんではないかなと思います。下から振り子のように引くことよりも、面を開かず、手首を固めて、後までもっていくことがテイクバックの重要 なポイントなのではないでしょうか。

jin より

 

 

水瓶座  私の答えです

 

「多少面を開き気味でも力で戻すのでしょう。」

それは違います

 

「要は手の角度をインパクトと同じにして

テイクバックの最後では面を上に向けないように

後ろ向きまでもって いくことが大事」

その通りです

 

そしてその心は

1000分の5秒しかないインパクトで

正確なラケット面を作るため」

「腕をひねらないで引き、ひねらないで振り出すこと」

 

なにもしないから間違いようがない

 

テイクバックや振り出しで

外旋したり内旋したりせずに動かしたい

 

その動作があると面が不安定になるからです

 

そのための腕の引き方が、「振り子」

heninfr1604

そして振り子位置を高くしていく

肩の高さまで行くと

地面と水平になっちゃう

1606oktb

 

低めの振り子もありますが

高めの振り子も? ある

1606ftb

振り子とは言わないかもしれませんが

そこで腕を外旋しないように引くと

面が外向きになっていくのです

Kei Nishikori

自分のラケット面が

何もしないでも自然に垂直に出る

というのと

なんか操作して垂直面を作るのとの違い

 

これは全力のハードヒットだと

決定的に違います

もちろん大事なポイントで緊張の場面も

全力フルスウィング中は面操作不能なのです

なのに正確なラケット面

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松原さんが振り子だ、ふりこだ、フリコだ

というのはそうゆう理由があるのです  テニス

 

もちろん

フルスウィングや

緊張場面では

操作できないから

そんなに強く打ったらダメという

昔風な考え方もありますが。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:18 | コメントは受け付けていません。

フォア、テイクバックの目安

フォアハンド

打つ形、垂直面

そのまま引き、そのまま打つ

そうしたらエラーしないはず

 

先日、『ジン』 さんから指摘のあった

若いコーチたちのテイクバック

振り子じゃない?

ちょっと引っかかっている

高い位置の凹型テイクバックだが

「そういえば、あの人たちエラー多かったかな」

やはり、ちがっている人もいたかも

 

まあ、コーチとはいえ

いろいろなレベルの人がいる

 

テイクバックの目安

1606oktb

後ろで後ろを向いていること

もう少し後ろへ引けるが

そこでラケット面がほぼ真後ろを向いていればいい

Kei Nishikori

「ね、真後ろ向いているでしょう」

そこから

腕をひねらないように振り出せば

インパクトで垂直面ができる

 

さて

先日のテニスコーチ研修会

若者たちのテイクバック、どうだったっけ?  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 14:54 | 1件のコメント

フォアへの回り込み

昨夜の東戸塚校でのジュニアチームレッスン

中学生とシングルスをしていて気が付いた

ラリーで振り回され

山なりの返球をややバックよりのセンターへ

それを彼はバックで打ってくる

そこそこのスピードなので

こちらに優位を取り戻す時間ができる

少なくとも返球は可能

 

相手がナダルだったら

フリーのボールを

フォアに回り込まれ

一巻の終わり

もちろん、私の場合

相手がナダルだったらバックでも取れないが

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ナダルはなぜに回り込むのかというと

「フリーのボールに対しては」

フォアハンドの方が強力だから

 

たまたまサウスポーだったこともあり

中学生君にもナダルスタイルをアドバイス

 

そもそも

特に両手バックの場合

カウンターには強く

小さめのスウィングでしっかりと打てる

だから

速いテンポの打ち合いなら

回り込まなくてもいい

むしろバックの方がいいボールが打てたりする

 

だが緩い死んだボールを

フリーに打てるなら

大きなスウィングで加速できる

フォアハンドの方が上

 

ナダルはサイドラインの外に出てまで回り込む

攻撃的なベースライナーになりたければ

この姿勢が大事

バックが苦手だから回り込むのではないのだ

フォアハンドがよりすごいから回り込む

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最高の片手打ちバックハンドを持つ

フェデラーでさえフォアへ回り込む

ただし

ライジングのリターンダッシュにはバック

 

プロのダブルスで

サウスポーがらみのペアー

レシーブで

2人ともバックサイドになることが多いのも

同じ理由かもしれない。           テニス

 

 

カテゴリー: シングルス, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:28 | コメントは受け付けていません。

フォアの構えを見れば

相手ボールを待っているときの構えを見れば

その人のフォアがわかる

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奈良くるみ さんの構え

サーブを待っているところ

ラケット面が下を向き

手首の形がインパクトのようになっている

 

これを見ただけで

フォアハンドに自信を持っていることがわかる

錦織ももちろん同じ

 

この形から

こう引いていけば

(先日の JIN さんご指摘の振り子型)

0003kamae

エラーするはずがないと

奈良さんも思っているはず

私もそう思っている

スウィングの形は振り子なら

hurikofor1607

ラケット面の向きは

腕をひねらないで引き

振り出せば

紺色の線のようになる

 

2枚目の私の写真は (文字通り2枚目という意味で)

打点が高いときのなので

手の位置が少し高めになっているが

共に振り子のスウィングだ

 

とにかく

最初の構えの形が始発駅

ここをきちっと抑えていない人が

予定した電車に乗れるはずがない

 

打ってもらうまでもない

最初の構えを見た瞬間に

入る人のフォアハンドはわかるのだ。  テニス

 

みんな

奈良さんのまねすればいいのにね テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:26 | コメントは受け付けていません。

研修会でのテイクバック

JIN さんから質問をいただきました

以下がそのコメントのおおむね全文です。

 

カラオケ  今日6月30日のコーチ研修会に参加しました。松原先生のお話を聞けて良かったです。
ところで、参加していたコーチ達はフォアハンドストロークで、松原先生の様な振り子ティクバックをせず、サーキュラースイングでティクバックしていまし た。確かにフェースはふせていますが振り子スイングではありません。わたしは松原先生の様な、ティクバックはショットの成功率を高めると以前から感じてい ましたが、テニススクールでは教わったことがない方法です。なぜ、松原先生のような振り子ティクバックが一般化しないとお考えですか?コーチ達 は松原先生の説に従わないのでしょうか?

JIN さん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

先日の研修会に参加していた、上手な若手コーチたちは

おおむね

(ちょっと不正確な人もいますが)

私の言っている

振り子ティクバックなのです

 

リターンの説明を覚えているでしょうか

男子プロのサーブは強力で高いところまで跳ねてくる

だから

高く構えて上から抑え込めるようにする

というものです

 

次の写真を見てください

1606ftb

もっと下で構えて引くのがわかりやすい振り子型ですが

そこまで下から引くと高いボールに対応しにくい

だから

高めに構え

黄色線のように

面を外に向けながら

高い位置で振り子型に引く

そうしたら

1606oktb

下から振り子で引いたのと同じ面ができる

だから現代のプロや

それを真似したり、目指している

若手選手や若手コーチたちは

高い位置で引くのです

 

面を上に向けてしまう

上に、凸型な引き方はいけませんが

1606ngtb

(今回、そんな人もいましたが ・・ )

高い位置での凹型引きは

私が言っている引き方と矛盾しません

むしろ

プロがやっている技術で

それこそ

私が取り入れている技術なのです  テニス

 

砂入り人工芝でプレーするアマチュア愛好家は

わかり易い、振り子型のテイクバックをすればいいと思いますし

上を目指す若手競技者は

ハードやレッドクレーにも対応できる

高め構えからの振り子型をすればいいのです。   テニス

 

なぜ一般化しないのか?

プロがそうなので

若者が真似をすることで

だんだんそうなってきつつあるとは思いますよ

その人たちが徐々にコーチになってきている

今回、若手コーチを参加させてくれた

いくつかのスクール運営者の皆さんも

その方向にもっていってくれようとしています

ただ

古典的な方法とごっちゃになっているコーチが多いこと

特に古くからの指導者やベテランコーチに ・・・

私の努力が足りないこと

14年にわたって雑誌の解説もしたのですが

ヨーロッパのような

体系的な指導法、指導システムが確立していないこと

それとも ・・・  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 16:43 | コメントは受け付けていません。

隣のコートが気になる続き

下川井TCでのレッスン中

今度はミックスダブルスが始まった

女性会員さんのフォアハンドがビシビシと決まる

たまたま見たら

男性の強力サーブを

リターンエラー

かなりアウトしている。

 

アッ、高い打点が苦手なのだ。

 

女性は特に脇が閉まる方が多い

腕の力が弱いこともあるし

女性同士だとバウンドが低いことも多いから

特にサーブはあまり弾んでこない。

だけど

男性のスピンサーブは高い打点で取らざるを得ない。

 

だから

高いところに正確な面を持ってくるために

脇を開けて腕を上げなくてはいけない。

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もちろん

テイクバックも脇を開けて高くしなければいけない

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とにかく高いボールには高く合わせるしかない

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手の位置を上げ、脇を開ける

次に会った時にアドバイスしておこう。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 22:17 | コメントは受け付けていません。

隣のコートがうまく打てないと

今日は日曜日

午前中は下川井テニスクラブでの一般クラスレッスン

実は

レッスン中、隣のコートでは会員さんたちが練習している

隣のコートでうまく打てていないと気になってしょうがない。

 

ワイパーショットをどう打つかの話が聞こえてくる。

振り切る方向の話みたいだ

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だけど

入り口があっての出口

身体の左に振り抜くためには

もっと右側から

アウトサイドインで入ってこなければ

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それともう一つ

高い打点だと

ラケット面が上を向きやすい

それではアウトしてしまう

面が上向きにひっくりかえらぬよう

面をしっかりさせ (グリップをしっかりして)

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打たなくてはならない

 

今度、レッスンと重ならない時にアドバイスしておこうと思う。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 16:34 | コメントは受け付けていません。