向こうから飛んでくる打球を
完璧に予測し
完璧に打つ
ボールの軌跡をイメージし
ボールとの距離をイメージし
ボールの高さもイメージ
自らの打球の軌跡とスウィングをイメージしつつ
ボールと自分、両者を完璧にシンクロする
自身の美しい姿が脳裏によぎったところで
当然のようにウィナーが決まる。
向こうから飛んでくる打球を
完璧に予測し
完璧に打つ
ボールの軌跡をイメージし
ボールとの距離をイメージし
ボールの高さもイメージ
自らの打球の軌跡とスウィングをイメージしつつ
ボールと自分、両者を完璧にシンクロする
自身の美しい姿が脳裏によぎったところで
当然のようにウィナーが決まる。
テニスのショットを決めるには
打球時に自分のスウィング
面の向きやその位置
インパクトへのタイミングなど
4次元の情報を完璧にイメージする必要がある
とお話しすると
とてつもない天才的能力が必要になるような気がしてしまう
だがこれは普通の人にとって当たり前の能力
歩いていて
自分の足がどこにあるかイメージできなければ
階段から転げ落ちるかもしれない
箸でつまんだご飯を鼻に入れてしまうかもしれない
そんな人じゃなければ
充分にマスターできることなのだ
そのコツは
自分のスウィングや
ラケット面や
姿勢を
しっかりとイメージすること
イメージしながら
ていねいに練習すること
ひたすら回数だけをこなしてはいけないのだ。
9月30日月曜日
今回は参加者が少なく、5ペアーだった
試合は5ペアー総当たり、各組とも4試合づつ
ジュース1回ありの6ゲーム先取、1セットマッチで行った
なかなかの激戦が繰り広げられた
最後は、というか
最初の試合
向こう側の、望月さん、瀧尾さんのペアーが
手前側の、石川さんのペアーを6-5で下し、全勝で優勝した
優勝ペアーのストローク力が光っていた
表彰後、全員集合
優勝、準優勝のペアー
終了後、皆さんの要望で
ウルトラ曲がりスライスサーブのレッスンを30分ほど行った
スライスサーブを覚えると
セカンドサーブの質もよくなり
実戦でかなりの効果が得られるのだ
前週の、10月28日(月)、オープンクラスも含め
たくさんの皆様に参加してほしい
テニスは試合、たくさん経験することが上達につながるのだ。
バックボレーの場合
特に高い打点でパワーが足りない。
もっとラケットヘッドを振り回さなければ
パンチ力が足りないのだ。
そのためにこうする
一番のポイントは打点を前にすること
そして、 ∫ 型に振ること
(バックボレーの打点は前後、2種類あるのだ)
赤い矢印は振り出す時の説明なので今は無視
そしてここへ向かって
ラケットヘッドを振り出していく。
前腕を高めにセットし
ラケットを寝かせる
打点は前に取るので肘を少し前に出す
赤矢印のように
斜め下に腕を下げる方向に力を入れ
グリップエンドを引き下ろす
外旋、回外で
面が勝手に起きてきながら加速
(起こす力は要らない)
その時の腕の力を入れる方向は
ほぼ真下 (赤矢印)
面が起ききって、ほぼ垂直にインパクト
面が下向きになって
ネットするといけないので
インパクト辺りから
(外旋、回外をやめ)
赤矢印方向に手を動かし
腕の自然な動きで
徐々に面を上向きにしていく
スライスの面使い。
こうゆうふうに面を使うと ( ∫ 型に振ると)
高さ方向の打球の飛び出し角が安定する。
コツは打点を思い切って前にすることと
肘を大胆に上げること。
実は
上の例は打点が近いので
回外は少なめで
腕の外旋を主に使って面を引き起こした。
打点がもっと遠くの場合
外旋は使いにくいので回外を大目に使う
それはまた次回に ・・・・・
サーブのスウィング中
手首を固定するのが味噌
そしてこんな打点につなげる
その形をうまく作るコツが
そしてこの人も (ほとんどすべての男子プロがそうだが)
構えでのこの手首
面が内向きに
ラケットが前腕よりも内側に傾き
すでにインパクトの形ができている
ここの強烈さ、固め方
私のイメージでは
この人、キリオスが最高
自分のラケット面
狂うわけがないと思っているのだろう
時々セカンドサーブが200km/hを超える
顔やヘアースタイルを真似したいとは思わないが
この手首、ぜひまねをしたい。
サーブの腕
使い方として、内旋、回内が重要
そうするとこうゆうフィニッシュになる
そして
これとマッチする打点が
こんな場所
上体の軸より後ろ側になる
手首を固定して (これが味噌だが)
内旋、回内を効かすと
この打点じゃないとボールがネットを越えない
そして
この打点だと
一番ラケットが走り
面も正確になり
スピードとコントロールが両立する。
ミニラリーの危険性について
先日お話した
テイクバックをはしょっちゃう
あったまってないので動きが間に合わない
といったことが問題では
じゃあ、どうすればいいのか?
だいぶ昔になるが
フロリダのホップマン・テニスキャンプで見た練習風景
当時世界1位の、ピート・サンプラス
こんな人だが
その朝、コートへ行くと
コーチとちょうど練習を始めたところだった
コーチとおしゃべりし、笑いながら
打ち合いが始まった
最初はサービスラインのすぐ後ろに立ち
コンチネンタルグリップでフラット気味のミニラリー
スライスになったりもする
上体の回転はほとんどなし
腕だけのスウィング
相変わらずおしゃべりと笑い声を飛ばしながら
2~3分くらいか、徐々に下がり始める
だんだんグリップが厚くなっていく
だんだん、口数が少なくなっていく
少しづつ、上体も回り始める
フラットから徐々にトップスピンに
5分後くらいか
ベースライン後方からしっかりと振り切ったラリーになっていた
こうゆうやり方だと
フォアの引き方がおかしくなったりすることがないと思う
それと
薄いグリップでも打てるようになっている
ダブルスコートでのドサクサや
ボレーをたたくときに面感覚ができている
デメリットがないだけじゃなくメリットもある
ぜひ、参考にしてほしい。
最近は練習をミニラリーで始める人が多い
理由は
大きな筋肉を使わず
小さな動きからゆっくりとアップしていくため
なのに
コーチや先輩の指示は
普通のストロークと同じだけ上体をしっかり回したり
しっかり振り切ったり
しかも
それを10分以上やっている
身体は温まっていないので
どこかに矛盾が
何とか辻褄を合わすために
テイクバックを前腕だけの外旋内旋にしたり
面をかぶせていくなど
ミニラリー専用の打ち方になっていく
専用なら、それはそれで安定させられるが
ベースラインに下がってロングラリーになると
深さのコントロールが定まらなくなる
長い長いミニラリーは危険に満ちているのだ。