7月16日は前週の男子Dに続く、女子Dのスクール杯。
かなり知っている人が参加していましたが、今回は、サークルから参加した2ペア、NTペア(私のミックスペアのNさんと、サウスポーのTさん)、そしてSNペア(どちらも、ご夫婦でサークルに入っている奥様同士)の敗戦した試合について、私の気づいた点を、戦術と技術の2つの観点から、書いてみたいと思います。
まず戦術面から、
1.NTペアの予選第一試合:善戦、いい試合をしていましたが、相手はかなりネットへ出てくるペア。NTペアもいいボールを打っていましたが、相手のネットプレーにタイミングが合うボールになり、相手は気持ちよくネットプレーをしていました。
NTペアも高低、左右と適度にボールを打ち分けていましたが、相手のタイミングに合うボールに結果的になっていました。
こういう場合、意外と、相手の体めがけて、ぶつけにいって、相手のリズムを壊すなど、もう一工夫あれば、なんとかなっていたかもしれません。
2.SNペアの3位トーナメント:相手は、NTペアの予選第二試合の相手。相手が先にミス(アンフォーストエラー)を連発して、NTペアは圧勝しました。
試合前にSNペアには、先にミスをしないように心がければ、相手がミスるからと言いましたが、残念ながら、SNペアが先にミスをするパターンとなり、さらに相手が修正してきて、NTペアの試合では打って先にミスをしていたのが、明らかに、抑えて、先にミスをしないようにしていました。
パンパンと打たないで、もす少し辛抱すれば、何とか出来たかもしれません。
次に技術面ですが、少し辛口で書きます。(Tさんから、少し口にして、背中を叩かれました。まあ、冗談で叩かれたのですが)
3.NTペアの決勝トーナメント第一試合:各ショットの威力が違い過ぎ、戦術とかで、どうこう出来るレベルではありませんでした。
ボールの威力に押されて、たぶん、自分たちの思っているボールが打てず、相手に、思うように決められ、手の打ちようがなかったのではないでしょうか。
テニスの試合は、試合中のアドバイス禁止で応援しかできませんが、たとえアドバイス出来たとしても、他の試合とは違い、試合中に言えることは、ありませんでした。
こう言ってしまうと身も蓋もないのですが、もちろん、対策はあります。
こうした威力のあるボールを打たれても、持ちこたえて、コントロールしてボールを打てるようにすることです。(私は、ハードヒッターや上位者と対戦するときに心がけています。)
では、どうするか、まずは、練習から、こういう威力あるボールの想定や、試合と練習を別にしないで練習することです。
考え方はいろいろありますが、例えば、ボレーボレーの練習で、私は、ほぼ試合と同レベルで打っています。決して、振り回すや、強打ではないのですが、しっかり、試合であれば、これ位のボレーは打つというレベルです。
練習だから、相手の打ちやすいボールを打つという考えもありますが、対威力のあるボール対策にはなりません。
ほかに対威力のあるボール対策では、女性は、サークルでは男性がいますので、女子D同士の試合ではなく、ミックスや男子D対女子Dを多く行うことが考えられます。
もうひとつ、先にミスをしないでは、これも練習からで、まず、平気で、2バウンドでボールを打たない。当たり前ですが、試合で、2バウンドは失点です。
しかし、練習では、短いボールを2バウンドで打っている人がいます。または、追わなかったり。
私は、練習中に短いボールと予測した場合は、試合と同じように、全力で追いかけ、切り返すことを心がけています。
また、ミスの削減では、練習中から、意図あるボールを打つ、そのなかで、ネットをしないと心がけています。
結局、練習で出来ないことは、試合で出来ませんから、まずは、練習で、威力のあるボールを、たとえ威力がなくても、自分のコントロール内で打てるようにすることです。
そして、それを試合でも行えるようにしていくと。
以上、スクール杯女子Dで、気づいた諸々です!