続(和製)チャンコーチのコーチ論

(和製)チャンコーチの特別レッスン(両手に花レッスン)で組もうと思っている、上達を考えるヒントになる練習メニューの紹介です。

時間が2時間なので、前半が練習、後半がゲームと想定し、その前半部分用の5メニューです。(自分のメモ用に、きたない手書きメニューも作りました)

tiyanrensyu

1.ミニラリー(コース限定)

ボールになれるウォームアップを兼ねますが、さらに、コントロール(どういう打点、フォームで打てば、狙ったところへ打てるかを考える)を鍛えます。

私側はランダムにボールを打ちますが、相手側は、私側のフォア、バックに交互に打ちます。私側は、フォアに来るべきボールがバックに来たら、止め、やり直します。時間交代で、A⇒B⇒Cと移動していきます。

2.ボレーボレー(コース限定)

趣旨はミニラリーと同じですが、難易度は上がります。私側はランダムにボレーしますが、相手側は、私側のフォア、バックに交互にボレーします。1と同じく、私側は、フォアに来るべきボールがバックに来たら、止め、やり直します。時間交代で、A⇒B⇒Cと移動していきます。

3.クロスラリー(最低5往復厳守)

コート半面を区切り、クロスでのストロークラリーです。私の相手は、ミス(ネット、コート半面のオーバー)をせず、最低5往復続けなくてはいけません。いかに、ミスをせず、ストロークを打つかです。(ネットの上、50センチ~1メートルの間を、自分の最高スピードの7割程度で打つイメージです。)

もう一方のクロスラリーは、普通に打ちあいます。プレッシャーがないラリーとミスしてはいけないラリーの違いを体感しながら、練習します。

4.サーブ、リターン(連続フォールトで、サーバーとレシーバー交代)

普段のサーブ練習は、プレッシャーなく、ファーストを打つことが多いと思います。これは、セカンドサーブだけを打ち、リターンから、ラリーします。ただし、サーブを連続フォールトしたら、サーバーとレシーバーの役割を交代します。極端な話し、最初から2球連続フォールトしたら、サーブできません。逆に、連続フォールトしない限り、サーブを打ち続けます。(時間制限設けますが)

5.ドロップショット

私は、ドロップショットを使う方だと思います。2ゲームに1回位の割合では、使っています。特に、ミックスで女性側に使うと、まず、拾えず、ノータッチエース(剛速球でなくても、触らなければ、ノータッチエースですよね?)になります。

女性は、左右の動きよりも、前後の動きが遅いように感じ、対男性に使うよりも効果的です。しかし、女性ダブルスを見ていると、ほとんどドロップショットは使われません。(ロブ合戦はよく目にしますが)これを覚えて、効果的に使えれば、ゲームでかなり有利になると思います。

そこで、①サーバーはセカンドサーブを打つ(また、確実なセカンドサーブの練習を兼ねて)

②レシーバーは、それをドロップショットでリターンする(サーブは、打たれる範囲が決まっているので打ちやすい)

③サーバーは、その短いボールを拾う(短いボールの処理練習、女性はドタバタと短いボールに突っ込んできて、ミスするケースが多いので)

④レシーバーは、サーバーが、短いボールを処理して返球したボールを、ロブで返す(サーバーの頭の上を抜き、ノータッチエース!)

まあ、どこまで出来るか難しいですが、楽しく練習出来ればと思っています!

 


カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 17:52 | コメントは受け付けていません。