カテゴリー別アーカイブ: テニス技術

強風時のテニス

先週末は、気温は高いながらも、風が強く、テニスには一苦労の天候でした。

ただ、正式な試合は、暑さ寒さ、太陽、そして今回のような強風も関係なく、行われるので、やはり、それなりの準備と心構えは必要となります。

私が心がけているのは、

①しっかり振り切る:けっして、ものすごい強打という意味ではありません。普段は当てるだけで返球できるボールが風に流され、ミスショットになりかねません。いつも以上に振り切ることを心がけます。

②風を利用する:風上からは、振り切りますが、力を入れすぎません。しっかり振り切れば、風に乗って、威力あるボールが飛んでいきます。逆に、風下からは、やや力を入れて打ちます。風に向かっていくので、オーバーの心配が少なくなり、ある程度思いっきり打っても大丈夫です。

③ネットプレー活用:ダブルスの場合ですが、ストロークでは、風の影響をもろに受けるので、影響が少ないうち(コートの半分しか飛んでいないうちに)、ネットプレーで勝負します。

④タッチショットは少なく:ボールに威力がない分、風の影響を受けます。良い影響の場合は、ボールが止まりますが、伸びすぎたり、ミスになることも多くなります。

最後に、私の特徴ですが、強風のときは、クイックサーブが安心です。トスが低く、かつ上がりぱなを打つので、風の影響が少ないです。先週末の強風時もいつもは、1日テニスをすると2回位はダブルのが、強風の影響が少ないサーブを意識したら、1回もダブリなしという、面白い結果になりました。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 22:34 | コメントは受け付けていません。

レオの非常識テニス④トスの乱れを利用!

次のよく言われていることに違和感を感じることですが、「トスが乱れたら、何回でもやり直すと」いうことです。

サーブでトスが乱れたら、打つのは止め、上げ直すということですが、どの程度トスが乱れたのか次第ではと思います。

私は、30センチもずれたら、トスを上げ直しますが、これ以内であれば、タイトルの「トスの乱れを利用」で打ちます。

具体的には、前後左右の乱れを、私は、ボールが顔の正面に近ければフラット系サーブ、右側に上がればスライス系サーブ、左から後ろ側に上がればスピン系サーブと思って打っています。フォームは変えませんので、トスの位置により、球種が変わるというものです。

30センチもずれれば打ちにくいですが、少々の乱れなら、自分の意思とは違いますが、自然と球種を使い分けることができます。

なにより、上げ直しを繰り返すと、タイミングをとるのが難しく感じます。自然体で、トスを上げ、打つ。

タイミングよく、スィートスポットでヒットできれば、だいたい良いボールになると感じています。特に、サーブは、構え~バックスィング~インパクト~フォロースルーが滑らかに進むことが大事と思い、そのために、タイミングをとることを、最優先にしています。

 

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 21:55 | コメントは受け付けていません。

レオの非常識テニス③ラケットは手で引かない!

ラケットは手で引かない?じゃ、なんで引くのか、足で引くのか?

体で引きます、私のスマッシュの場合です。

先日、テニスサークルの仲間からスマッシュのテイクバックについて聞かれたとき、体で引くと言ったのですが、あまりに、短い一言で、言ってしまいました。(どうも自分が分かっていることは、簡略して話す、悪い癖があります、すみません。)

具体的には、スマッシュのテイクバックを手で引くイメージが強いと、ネットの正面を向いた状態から、ロブが上がり、そのままラケットを手で後ろに引き、正面向きなままインパクトへ向かう、羽子板打ちになることがあります。

私が気をつけているのは、右上半身を斜め後ろへ捻ります。そうすると、体はネットに対し、斜め向きとなり、ラケットも体の捻りに吊られて、体の後ろへ引かれ、テイクバック完了です。

後は、打つだけで、ここまでが早く出来て、ボールの落下点に入れるかがエースかミスの分水嶺と思っています。

結果としては、手で引いているのかもしれませんが、イメージは、体を右斜め後ろへ捻ることで、ラケットが引けているというものです。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 20:32 | コメントは受け付けていません。

レオの非常識テニス②グリップはどうでもいい!

「グリップはどうでもいい!」、ちょっと過激なタイトルですが、グリップにこだわりすぎず、そのグリップに合ったスウィングが、タイミングよく出来れば、いいという趣旨です。

私は高校の1年生ときだけ軟式テニス(前衛なので、サーブ経験はなし、グリップはウエスタン)をやり、大学から硬式テニスへ転向しましたが、いきなりGSSパンサーテニスクラブを創ったわけではなく、最初は、テニススクールへ通いました。

スクールでは、軟式経験はありましたが、初級クラスとなり、まずは、グリップからで、当時は当然でしたが、イースタングリップに直され、フォアとバックは握り替えるに変わりました。(今でしたら、軟式をいかして、フォアは厚いグリップでスピン系、バックは両手打ちで、同じく、スピン系かフラット系でしょう。)

しかし、イースタングリップで上手く打てませんでした、まともの打てたのが、ストロークのフォアだけ、ストロークのバックは、どうやって打つのというくらい駄目で、ボレーにいたっては、あの時間がないタイミングでどう握り替えるのか分からない状態でした。

そこで、テニススクールは半年ほどで止め、あとは当時流行っていた、壁打ち、テニスマシーンで自己流で練習しました。特に良かったのが、壁打ちで、ボールが返ってくるのが早い(コートの半分の長さでボールが返りますから)ので、握り替える時間がない、ボレーなどどうしょうもない状態です。

で、どうしたか、悩んだすえ出した結論が、ワングリップ(全てのショットを1つのグリップで打つ)、しかも、イースタンバックのグリップで打つです。これで、ストロークのバック、ボレー(フォア、バックとも)が打てるようになりました。問題は、ストロークのフォアでしたが、フラットかスライスで打つことで解決、現在まで40年続いている私のスタイルです。

で、私なりの結論は、「グリップはどうでもいい」、冒頭に書きました、グリップにこだわりすぎず、そのグリップに合ったスウィングが、タイミングよく出来れば、いいというものです。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 20:57 | コメントは受け付けていません。

レオの非常識テニス①ボールは、「よく」見ない!

テニス歴が40年を超え、大して強くも上手くもありませんが、大学テニス同好会、テニスメーカー(カワサキラケット)、社内テニス部、会員制テニスクラブ、テニススクール、社労士テニス同好会、テニスサークルと、いろいろなテニスを経験してきました。

そうした経験から、一般的に言われていることに、違和感を感じることがままあります。

その1つとして、まず、テニスコーチや上級者からよく言われる、「ボールをよく見て打ちなさい」です。

球技ですから、ボールを見るのは当たりまえで、自然とボールを見て打っているはずです。インパクトの瞬間まで、ボールを見て打つということなのか?

でも、ボールを最後まで見ようとすると、一体いつ、打っていいのか分からなくなりませんか?ボールを見ることに集中して、スウィングが滑らかでなくなり、タイミングを取りにくくなる気がします。

で、私は、ボールを「よく」見ないで打ちます。(もちろん、目を閉じているわけではなく、あくまで「よく」は、見ていないという意味です!)

例えば、ダブルスで後衛でストロークを打つ場合、ボールを見る意識は、3分の1位です。

次の3分の1は、如何に自分のタイミングで打てるかという体の動き。(これは見るというより、意識レベルの問題ですが)

そして最後の3分の1は、自分のペアの前衛の位置、相手の前衛と後衛の位置を見ます。これで、ストレートを抜いたり、センターを抜いたり、さらに、相手前衛に捕まっても、だいたいの返球位置が予測でき、リカバリーが出来ます。

ボールは見るのですが、見ることだけに集中しすぎない、人の動き、自分の体の動き、タイミング等々、全体の流れのなかで、ボールを見ることが大事と、私は思っています。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 21:46 | コメントは受け付けていません。