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レオの非常識テニス②グリップはどうでもいい!

「グリップはどうでもいい!」、ちょっと過激なタイトルですが、グリップにこだわりすぎず、そのグリップに合ったスウィングが、タイミングよく出来れば、いいという趣旨です。

私は高校の1年生ときだけ軟式テニス(前衛なので、サーブ経験はなし、グリップはウエスタン)をやり、大学から硬式テニスへ転向しましたが、いきなりGSSパンサーテニスクラブを創ったわけではなく、最初は、テニススクールへ通いました。

スクールでは、軟式経験はありましたが、初級クラスとなり、まずは、グリップからで、当時は当然でしたが、イースタングリップに直され、フォアとバックは握り替えるに変わりました。(今でしたら、軟式をいかして、フォアは厚いグリップでスピン系、バックは両手打ちで、同じく、スピン系かフラット系でしょう。)

しかし、イースタングリップで上手く打てませんでした、まともの打てたのが、ストロークのフォアだけ、ストロークのバックは、どうやって打つのというくらい駄目で、ボレーにいたっては、あの時間がないタイミングでどう握り替えるのか分からない状態でした。

そこで、テニススクールは半年ほどで止め、あとは当時流行っていた、壁打ち、テニスマシーンで自己流で練習しました。特に良かったのが、壁打ちで、ボールが返ってくるのが早い(コートの半分の長さでボールが返りますから)ので、握り替える時間がない、ボレーなどどうしょうもない状態です。

で、どうしたか、悩んだすえ出した結論が、ワングリップ(全てのショットを1つのグリップで打つ)、しかも、イースタンバックのグリップで打つです。これで、ストロークのバック、ボレー(フォア、バックとも)が打てるようになりました。問題は、ストロークのフォアでしたが、フラットかスライスで打つことで解決、現在まで40年続いている私のスタイルです。

で、私なりの結論は、「グリップはどうでもいい」、冒頭に書きました、グリップにこだわりすぎず、そのグリップに合ったスウィングが、タイミングよく出来れば、いいというものです。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 20:57 | コメントは受け付けていません。

レオの非常識テニス①ボールは、「よく」見ない!

テニス歴が40年を超え、大して強くも上手くもありませんが、大学テニス同好会、テニスメーカー(カワサキラケット)、社内テニス部、会員制テニスクラブ、テニススクール、社労士テニス同好会、テニスサークルと、いろいろなテニスを経験してきました。

そうした経験から、一般的に言われていることに、違和感を感じることがままあります。

その1つとして、まず、テニスコーチや上級者からよく言われる、「ボールをよく見て打ちなさい」です。

球技ですから、ボールを見るのは当たりまえで、自然とボールを見て打っているはずです。インパクトの瞬間まで、ボールを見て打つということなのか?

でも、ボールを最後まで見ようとすると、一体いつ、打っていいのか分からなくなりませんか?ボールを見ることに集中して、スウィングが滑らかでなくなり、タイミングを取りにくくなる気がします。

で、私は、ボールを「よく」見ないで打ちます。(もちろん、目を閉じているわけではなく、あくまで「よく」は、見ていないという意味です!)

例えば、ダブルスで後衛でストロークを打つ場合、ボールを見る意識は、3分の1位です。

次の3分の1は、如何に自分のタイミングで打てるかという体の動き。(これは見るというより、意識レベルの問題ですが)

そして最後の3分の1は、自分のペアの前衛の位置、相手の前衛と後衛の位置を見ます。これで、ストレートを抜いたり、センターを抜いたり、さらに、相手前衛に捕まっても、だいたいの返球位置が予測でき、リカバリーが出来ます。

ボールは見るのですが、見ることだけに集中しすぎない、人の動き、自分の体の動き、タイミング等々、全体の流れのなかで、ボールを見ることが大事と、私は思っています。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 21:46 | コメントは受け付けていません。