カテゴリー別アーカイブ: テニス技術

最近、行っていない練習?

最近、行っていない練習?。

膝故障復帰後、一度も行っていない練習があります。

膝故障したのが40歳前後でしたから、もう20年以上行っていませんが、私のテニスの土台ともなっています。

それは、練習と言えるか?ですが、ボールを打つ前のコートでのランニングです。

元々は、GSSパンサー時代に始めたのですが、まず、コートを2周します。

ただ走るのではなく、1周を4分割して、

1. 普通に前へ走る
2. サイドステップとクロスステップで走る
3. バックステップで走る
4. 2とは逆の足で、サイドステップとクロスステップで走る

これを2回繰り返します。

テニスは、前後左右へ動きますので、その感覚を体へ覚えさせるために行い、ずっと継続していましたが

最近は、ボールを打つ前に走ること自体がないので、全くやっていませんね。

今でも自然とサイドステップをしていますが、若かりし頃の、この練習で体が勝手に動いているのかなと思います。

でも、こういう基本動作も必要かな、たまにはやろうかなと思った次第です!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:55 | 2件のコメント

レオの異色技術論(グリップ編)!

昨年は、テニス川柳をシリーズ化しようと思いましたが、数回でとん挫してしまいました。

それにも懲りず、今年は、何回続くか分かりませんが、私の独特なテニスの技術論を、自己満足で記載させてもらいます。

まず初回は、グリップです。テニスのグリップは大きく分けると、厚い方から、ウエスタン、イースタン、コンチネンタルとなり、もう少し細かいと、ウエスタンとイースタンの間に、セミウエスタンが入ります。(イメージは以下の画像)

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今は、厚いグリップ(ウエスタン、セミウエスタン)が主流に思えますが、以前はスクールなどでは、イースタンが基本で教えていたと思います。

そういうなかで、私は、コンチネンタルのワングリップという異色なグリップで打っています。

元々、私は、高校の軟式テニスから、大学で硬式テニスへ転向したのですが、GSSパンサーを創設する前、スクールへ通い、1からテニスを学び、当然、当時は、イースタンで教わりました。

しかし、半年通いましたが、ストロークではフォアは打てても、どうにもバックが打てない、リターンやボレーでは、時間がなく、どうやってグリップチェンジするのと、悶々としていました。

その後、スクールは辞め、専ら、壁打ちで練習していたとき、壁打ちは、すぐにボールが返ってくるので、ますますグリップチェンジが出来ず、ならば、グリップチェンジしなければと考え、試していきました。

何回かの試行錯誤の結果、コンチネンタルのワングリップで打つと、ストロークはもちろん、壁打ちの瞬時に返ってくる、ボレーボレーでも対応でき、これだと思い、現在まで続いています。

ただ、すでに自分のグリップが固まっている方には、お勧めはしません。グリツプをいじると、全く打てなくなる可能性があり、毎週、誰かに見てもらえる環境にある方以外は、変更しない方がいいと思います。

最後に、超薄いコンチネンタルのワングリップの短所と長所を。

短所は、ハードヒット、トップスピンが難しいです。これは、厚いグリップが向いていると思います。

長所は、リターン、ボレーの対応がし易くなります。また、ドロップボレー、ドロップショットなど、タッチ系ショットも打ちやすいです。

周りも見ても、薄いワングリップの人は少ない(いることはいますが)ですが、これが私のテニスの土台です。(グリップが基本ですから)

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 18:52 | 2件のコメント

練習は裏切らない!

テニスの上達度というのは、非常に分かりにくいと感じています。

全くの初心者が打ち方を覚え、各ショットを打てるようになるという段階までは、目に見えるのですが、その後が分からない!

練習で、球出しボールや、ラリーをする際は、打ちやすいボールを、自分の思い通りに打つ。

しかし、試合では、全て、打ちにくい所へボールが来るので、そういうボールを、自分の思い通りに打てるようにする。

さらに、打ち方だけではなく、相手の配球に応じた、フットワーク、フォーメーションを取れるようにしなくてはならない。

一体、どうしたら、試合で活かせるレベルの上達が出来るのか、大きな課題です!

そんなことを日頃考えていますが、目からうろこですが、やはり、練習しかない。

ただし、練習の目的を持ち、試合と練習とのフードバックを欠かさずに行う。

先日、とある試合を見ていたとき、練習を積み重ねた人が、ある意味覚醒して、一段、上のレベルへ到達したなと感じたことがありました。

あらためて、練習は大事、練習は裏切らないと思った次第です。

*ドラゴンボールで言うと、覚醒した方は、サイヤ人からスーパーサイヤ人(1)になったと。

スーパーサイヤ人は、(1)→(2)→(3)→(4)→(ゴッド)→(ブルー)→(ロゼ)とレベルアップします。

私は、今、(3)くらいかな、(1)の方に負けないように、さらに、ゴッド、ブルーを目指して練習していきます!

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カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 18:49 | 1件のコメント

11月試合後半戦

11月の試合前半は男子ダブルス2試合でしたが、後半はミックスダブルスで、その最初がY市シニアミックスでした。

試合は、まず3チーム1リーグで、4ゲーム先取の予選。

予選第一試合は、超変則プレイの男性と、ボレーの反応がいい女性ペアに、1-4で敗退。テニスの技術では勝っていると感じましたが、ポイントが取れず、女性の頭上をロブで抜こうとしましたが、男性の変則ボールに、ロブコントロールが出来ず、失敗。

予選第二試合は、普通にプレイして、3-0となり、そのままいこうとしましたが、2ゲーム連取され、嫌な流れでしたが、上手く断ち切り、4-2で勝利。

結果、1勝1敗の2位で、2位トーネメントへ。

2位トーナメントの1回戦。上手い相手でしたが、テニスのタイミングが私にドンピャで、思うようにボールが決まりました。

特に、ボレーが速いタイミングで決まりだし、相手ペアからも、速いとお褒めの言葉をいただき、6-1で勝利。

続いて、2回戦は、テニスのレベルは同じだと感じましたが、なかなか自分のテニスをさせてくれず、ここというポイントが取れず、デュース3ゲーム全て取られ、0-6で敗退。

都合、4試合、2勝2敗で、まあ、楽しい1日を過ごせましたが、

最近思うことが、相手により、本当に自分のテニスが変わるなということです。

2位トーナメント1回戦のテニスのスピード、切れなら、どこにも負けないという感触が、次の2回戦では、通用しませんでした。

ある一定レベルまでのボールであれば、自分の思い通りのテニスが出来、結果、勝てるのですが、それを超えると、相手のペースで、自分の思い通りのボールが打てない、打てたと思っても、返されてしまう。

当たり前ですが、テニスは対戦形式のゲームなので、相手のテニスにより、こちらのテニスが出来ない、そして、これを克服するには、そのレベルの相手との経験を増やしていくしかないかなと、あらためて感じもした1日でした。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 23:04 | 1件のコメント

自分のテニス!

先日のスクールでのレッスンで、ハットと気づかされたことがあります。

それは、「ボールの初速ではなく、バウンドした後のボールの伸びが大事と!」

そのときは、サーブでしたが、バウンドした後、2バウンド目がベースラインを超えて行く、コーチのデモがあり、確かに、打った瞬間はそれほどの速さは感じませんでしたが、その後の伸びが感じられました。

最近、ダブルスの試合で、相手のスピードボールや、動きの速さに惑わされ、ついつい、そちらの土俵で勝負していました。

しかし、私のテニスの特徴は、バックのスライスが代表的ですが、初速が速いボールではありませんが、バウンドした後に滑り、相手のストロークミスを誘う。

また、ボレーヤーに対しては、ネットを超える際にホップして、ペースが変わり、相手のボレーミスを誘うというようなものです。

その他、1球で決めるのではなく、2球ワンセットで勝負するなど、自分のテニスの特徴を忘れかけていました。

サーブも、最近、強く打つことに集中しすぎていましたが、剛速球ではなく、伸びがあるサーブが、そもそもの私のサーブでした。

強打者相手の試合で、危うく、自分のテニスを忘れるところでしたが、コーチの一言で、また、以前の自分に戻します!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 20:01 | コメントは受け付けていません。

勝敗を分けるものとは?

テニスの試合の勝敗を分けるものは、何でしょうか?

各ショットの技術、戦術、体力、メンタル等いろいろと考えられます。

今年の私の試合のいくつかで、勝負の分かれ目となるのが何か分からないものがありました。
(15分マッチのゲームは除き、ある意味、真剣な試合で)

4月のミックスDでは、4-1、5-3とリードしながら、最後、追いつかれ、逆転を許し、5-6で敗戦。

7月の男子Dでは、1-5とリードされるのも、追いつき、しかし、最後を取られ、5-6で敗戦。

9月のミックスDでは、シーソーゲームで、6-6になるも、タイブレークを落とし、6-7で敗戦。

惜しい接戦が続きましたが、なぜ、勝ちきれなかったか???

技術か?
これは、担当コーチから、「スクール生で、レオさん(実際は本名)より、技術が上の人は、ほとんどいませんよ」とお褒めの言葉を貰いました。

では、戦術か?
これも、結構、勉強していて、他の方よりも詳しいと自負しています。

では、体力か?
これも、20~30才には負けますが、同年代前後の方よりは良く動けていると自負しています。

では、何か?
メンタルというか、勝負に対する気力、執念ではないかと思います。

最近、読んだテニスの本で、草トーで優勝が多い人と、優勝できない人の差は、気持ちだと。

決勝に進んだことで満足する人と、優勝するんだという気迫を持つ人の差が出ると。

思えば、私のテニスの全盛期の30歳代前半から中半では、シングルスですが、優勝とか上位進出を目標にし、泥臭くとも、執念で試合に臨み、その結果、結構な成果を出せていました。

その後、40歳で膝故障から13年のブランクを経て、テニスに復帰してからの試合では、そういう意気込みがなくなっているのではないか?

予選を通過して、満足しているのではないか?

強豪に善戦して、満足しているのではないか?

というような気がしていますが、さて、気持ちの問題なので、どうこれを上げていくか?

テニスの技術より、難しい問題です!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:41 | 1件のコメント

練習量と、パフォーマンスの関係?

スクールが休館だった、9月30日(土)と10月1日(日)は、フルに4時間づつテニスを行いましたが、

初日の9月30日のテニスは、錦織並みのバック背面ハイボレーを、2回成功させるなど、我ながら、かなり良いパフォーマンスを出せたと思います。

そのイメージを持って、翌10月1日に臨んだのですが、この日は、バック背面ハイボレーは失敗するや、他にもミスが多く、不満足なテニスでした。

この2日の差はなんだろうと考えていたところ、思い当たることがありました。

土曜日に人数が少なく、休みなく、4時間テニスをした翌日のスクールレッスンは、調子が今一出ません。

例えば、土曜日では、エース級のサーブが入っていたのが、日曜日はダブル、ボレーがガシャルなど、明らかにミスが増えます。

一番良いのは、土曜日が適当な休憩を入れながら、適度に練習が出来、その翌日のテニスです。

全くテニスをしない(例えば、土曜日雨天中止)場合、これまた駄目です。

練習量が多すぎると、テニスのパフォーマンス力が低下し、といって、全くテニスをしなくても、パフォーマンスが出ません。

この適度を上手くコントロールして、試合に臨めば、今以上の結果が出せるのではないかと思います。

ただ、そのバランスがどの位がいいかが明確でないので、さらに研究です。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 22:47 | コメントは受け付けていません。

サーブ アンド スティ?

先日行われた、エキビジョンマッチのレーバーカップ、そのなかで、最強ダブルスという動画があり、思わず、見入ってしまいました。

なんと、フェデラー・ナダルがペアを組んでいるのです。世界1位と2位ですから、まあ最強ですね。

相手もクエリーとソックのペアで、ランキングは、15位、21位とこちらもトップクラスのペアです。

(ユーチューブで見れますので、ぜひ、見て見てください)

で、驚いたのは、この4人のうち、必ず、サーブ後にネットへ詰め、ボレーをしているのは、フェデラーだけなのです。

フェデラーはシングルスでもたまにサーブダッシュしますから、当然ですね。

ナダルは、ネットプレーよりも、あのヘビースピンのストロークで相手のネットプレーを粉砕しています。

相手ペアのクエリー、ソックは、サーブもネットプレイも上手いのに、サーブダッシュしません。

といって、雁行陣で戦うわけではなく、リターンの次のボール位では、ネットへ詰め、並行陣にしています。

なぜなんだろう?世界トッププロがサーブダッシュしないのは?

考えられるのは、リターンが良すぎて、サーブダッシュのリスクが高いからか?

遠くの目標を狙うよりも、近い目標を狙う方が、コントロールも威力も増すとも言われています。例えば、ベースライン上の目標よりも、ネットの少し上を狙って打つといいなど。

レベルはかなり違いますが、破壊的なサーブでない限り、私も相手がサーブダッシュしてきた方が良いリターンを返せています。

近くに狙う目標(ダッシュしてきたサーバ)がいるので、そこをめがけて狙います。

特に、女性がサーブダッシュしてきたときは、サーブに押されることも少なく、足元へスライスで沈めると、かなりの確率で、ボレーミスしてくれます。

でもでも、なんで、世界のトップが4名中3名もサーブダッシュしないのだろう?と気になりました。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 22:33 | コメントは受け付けていません。

上達、逆パターン

テニスの練習、ゲームを同じ時間やっていても、人により、上達するスピードが違います。

あまりに当たり前のことですが、同じ時間練習するなら、早く上達したいのが人情です。

テニスの練習のスタイルで、まずはコントロールを重視して、ボールが入るようになってから、威力を上げていくというのが王道で、私も40年前から、そういうスタイルで取り組んできました。

しかし、経験ベースですが、逆のパターン(最初から威力のあるボールを打ち、そこから確率を上げていく)で、飛躍的に上手くなった人がいました。

私、20歳代後半で、会員制テニスクラブに入りましたが、入った当初は、絶対、王者の方がいました。

当時で私より10歳位年上ですが、大学体育会テニス部出身のオーソドックスなテニスで、クラブで、2か月に1回開催される、シングルス大会で、毎回優勝していて、どうしても勝てない方でした。

しかし、30歳を過ぎた頃、私が覚醒し、ミスをしないテニスに、バックスライスが完成し、その方にも勝て、私が毎回の優勝者となりました。

そして、数年たち、あまりテニス経験がない方が入ってきました。某高校のテニス部の顧問をしていて、会員制クラブにも入ってきた方です。

加入当時は、威力のあるボールを打つ、ハードヒッターですが、まあ、2回返球すれば、ミスをしてくれるので、私が勝っていたのですが。

サーブもエースか、ダブルフォールトで、ゲームとしては、取られることがないと。

しかし、しかし、暫くすると、その威力のあるボールの確率がドンドンと上がってきて、特にサーブは、ダブラないで、エースを取るか、なんとか返したリターンを、次の威力のあるボールで決められると、勝ち負け数が、逆転し、ついに、シングルスの王者の座を明け渡しました。

その後、私は、膝故障でクラブを退会し、13年のブランクに突入したのですが、その方は、さらに強くなり、大きな大会のベテランの部で優勝したりと、私のはるか上へ行ってしまいました。

逆のパターンで凄い上達というのが、この方で、まずは、威力のあるボールを打ち、その後確率を上げるで成功した方です。

特に、サーブで感じるのですが、最初にコントロールを重視すると、その後、威力を上げるのは難しいのではないかとも思います。

野球のピッチャーが、コントロールは後からでもよくできるが、後々スピードを上げるのは、難しいと聞いたこともあります。

テニス(特にサーブ)でも、同じことが言えるのかなと、昔を思い出して感じた次第です。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 20:02 | コメントは受け付けていません。

フォーメーションのもう1つの効果

フォーメーションの勉強、練習と実践を繰り返していて、思うことがあります。

特にダブルスで、基本的な動きは、スクールや本で勉強、練習しています。

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その結果、ペアとどう動くか、どう打つか、いかに隙、穴をあけないかが少しづつできるようになってきていると思います。

ただ、最近、もう1つの効果があるのではないかと思うことがあります。

それは、相手ペアが、基本どおり動いてないことが見えてきていることです。

自分たちがあけてはいけない動きの穴、隙を、相手ペアがあけていると、感覚として、隙が見えて、そこへ打つと、ノータッチでボールが抜けてくれることがあります。

フォーメーションを学ぶということは、攻守両方に効果があり、これからも継続しようと思った次第です。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:24 | コメントは受け付けていません。