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大坂ナオミ選手、ヴィクトリア・アザレンカに完敗でした。
でも、正直驚いたのは、思った以上のディフェンス力を見せてくれたこと。パワフルなショットにばかり目が行きがちだけど、両サイドに振られてもスライドしながら、ボールが地面に着く直前に拾ってそれをしっかり返球してました。
アザレンカのショットに散々走らされてスライド返球していたせいか、第2セット序盤では左足(足の指?)あたりを痛がる場面がありました。それ以降は、バックサイドに振られるとそれまでほどボールを追えなくなってしまいましたね。
そして武器だと言われているサービスだけど、今日はほとんど速いサービスは打ってませんでしたね。ここまでの勝ち上がりは、予選で3試合、本戦でもここまで2試合と、すでに5試合行っているわけだから、6試合目の今日は体が万全な状態じゃなくても仕方ないわよね。
2回戦では腰のあたりに治療を受ける場面もあったし、腰に違和感があって速いサービスは打たなかったと言うか、打てなかったんじゃないかしら。
この日の結果は残念だったけど、これからもまだまだシーズンは続くし、今後の彼女の試合には期待が高まりますね。この調子なら年内のトップ50入りも射程圏内な気がしますね。
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今年の全豪オープンを賑わせているのは、初日に公にされた上位大会での八百長へのトップ選手の関与の疑惑の事。
選手も試合後に義務付けられている記者会見でもその事に関する質問が重ねられてちょっとうんざりしている選手もいるみたいね。
そんな中、その疑惑がかけられているのが世界ランク1位のノヴァーク・ジョコビッチ。彼は八百長のような腐敗行為がないか調査するテニス・インテグリティー・ユニットが設立された2008年の前年の2007年、ロシアの大会で八百長を勧誘されてお金を提示された事実を認めているの。
それは彼本人にアプローチがあった訳ではなくて、チームのメンバーにあったんけど、その場で拒否したって八百長に関しては否定しているの。
でもその2007年のレギュラー・シーズン最後の大会のパリでのマスターズ大会で、当時世界ランク3位だったジョコビッチが当時世界ランク39位のファブリス・サントロに初戦の2回戦で負けていて、それに八百長疑惑がかけられているの。
ジョコビッチは八百長など全くばかげていると語っていたんだけど、その試合でジョコビッチと戦ったサントロも憤慨してるの。
「自分は世界で1位になったことはないが、世界のトップ選手と23回対戦して19回も勝利を飾っているんだ。あの大会の直前にも当然世界ランク5位のロディックから勝利だって飾っていた。八百長だなんて言うのは気を付けて欲しい。昔の事をただ単に書き立てないで欲しい。ちゃんとした証拠の元でやるべきだ。」
そう語る43歳のサントロは、あの試合でジョコビッチは、確かに万全の体調ではなかったのは彼も分かっていたんだって。だからと言って、それを八百長呼ばわりされるのはお門違いだし、全くの過ちだって力説してました。
真実はまだまだ解明されそうもないかしらね!
そして男子シングルス3回戦でグリゴール・ディミトロフを下して4回戦進出を決めたロジャー・フェデラーは、その勝利で実にグランドスラムでの300勝を達成したの。
そんなフェデラーは、今の若い選手達はトップに行ったりグランドスラムで優勝するのは過去にないくらい難しくなっているって感じているんだって。
そして現在34歳のフェデラーも、若かりし頃は多くの過ちを犯して来たけど、その過ちから学んだと語ってるの。
「一生懸命練習しなければならない。今はそれが以前より増している気がする。どんどんプロテニス選手も増えている。層の厚さも増している。才能だけでプロになっているかも知れないが、そこから先は自分自身に教え込んで学び取って正しい方向へ進まなければならない。同時に忍耐力も必要なんだ。今では16、17、18歳でのグランドスラム優勝はもはや不可能だし、ランキングを急上昇させるのも、若い頃から他を圧倒するほどの存在でなければあり得ない。」
「多くの過ちを犯して来た。若い頃、練習においても、もっと厳しくあれば良かったと思っている。でもそれは、どれほど必要だったかによるものなのかも知れない。今の自分があるのは、過ちを犯したお陰なんだ。ある意味、また同じような事を繰り返してしまいかねないが、ただそれは少なくとも多少の改善は伴っているんだ。」
フェデラーも当然プロになってからも色々学んでこれたから、今の地位があるのね。