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今週中国は北京で行われているチャイナ・オープン女子大会。第2シードのヴィクトリア・アザレンカが先週の東京に続いて初戦敗退を喫してしまいましたね。何とアザレンカはその試合で、15本のダブルフォルトを犯すと言う乱調ぶりだったんだって。それにはこんな訳が・・・
アザレンカは東京でも体調を崩していたんだけど、ヴィーナス・ウィリアムズとの初戦に臨んだの。でもやっぱり本来のプレーは出来ずに敗退。そしてそのまま北京入りしたアザレンカだったけど、体調は未だに良くなっていなかったんだって。
「本当に酷い試合だった。自分が最悪のプレーをしてしまったから、敗戦についてはあまり言う事はないわ。どんな選手には年に1度や2度は体調を崩すような事はある。それが今回、この時期に自分に起きたと言う事。もしまたこのような状況になったら、ちょっと長い休みを取って、もっとちゃんと準備出来て試合に臨めるようにするべきね。 」ってアザレンカは体調の悪さを語っていたわ。
「100パーセントの状態でプレーする準備が出来ていなかった。万全の状態には程遠かったし、それは否定しないわ。USオープン後にあまり体調管理に注意を払わなかったのは自分のミス。でもがっかりなんてしていられない。結局一番大切な事は、どうやってこの状況から抜け出すかと言う事だから。」と、自分の不注意から体調を崩してしまった事を認めていたましたね。
世界中と転戦している選手達は、気温や気候の違いはもちろん。時差との戦いも常に繰り広げられているから、体調管理は想像以上に大変な事でしょう。
アザレンカ自身が言うように、USオープンと言う大きな大会で一区切りつくと、ちょっと気が抜けてしまうのも仕方ないのかも知れないですね。
アザレンカは今年のウィンブルドンの試合中に転倒して膝を負傷。しばらくの治療と休養を要したけど、一ヶ月後には復帰してアメリカのカールスバッド大会で準優勝、その後1週間あけてシンシナティでは優勝を飾ってからUSオープンに臨み、見事な準優勝を飾っていたから、怪我から最後のグランドスラムまで気が張っていたんでしょうね。 アザレンカが次に予定している大会は、ツアー最終戦。10月22日から始める最終戦までには約3週間あるから、今はしっかり休養を取って、それまでに万全な体調に戻して大会に臨んで欲しいわね。
世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズもそのチャイナ・オープン女子に出場していて、お姉さんのヴィーナス・ウィリアムズと組んでダブルスにも出場しているの。でも、昨日行われたダブルスの1回戦でリーゼル・フーバー&チャン・ハオチン組みに接戦の末に敗退しちゃったのよね。
しかも最後はセリーナのダブルフォルトでの幕切れ。
その直後セリーナは何度もラケットをコートに叩き付けかと思ったら、そのラケットをコートサイドへ放り投げてしまったの。
でもセリーナはすぐにヴィーナスと握手を交わし、ネットへ歩み寄ってフェドカップのチームメイトであるフーバーに抱き合って勝利を称えてました。
ウィリアムズ姉妹はダブルスはあまりプレーしないけど、この二人が組むと本当に強い。しかも対戦相手のチャン・ハオチンは、きっとウィリアムズ姉妹はあまり知らない選手だったんじゃないかしら?
チャン・ハオチンはまだ20歳の台湾人選手。これまでももちろんシングルスをプレーはしていたけど、ほとんど成績を残せず。それでもツアー下部で戦っていたこの2~3年はダブルスでは成績を残すようになって、今年はWTAツアーをメインに戦えるようになったの。
今年は開幕戦の中国はシンセン大会で初優勝。4月のポルトガルのエストリル大会でツアー2勝目を飾ってダブルスランキングを急上昇させているの。
先週の東京の東レPPOでもフーバーと組んで決勝進出。惜しくも負けちゃったけど今季2度目の準優勝を飾って、ダブルスランキングも自己最高位の28位にまで上昇させている伸び盛りの選手だったの。
その試合のマッチポイントの模様は下のYouTubeで見る事が出来ます。セリーナの悔しさがにじみ出ています。