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プリスコバ姉妹の優勝&クレイバノワ嬉しい勝利

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先週オーストリアで行われたWTA大会のジェネラーリ・リンツで、見事ダブルスでツアー初タイトルを獲得したのがカロリーナとクリスティーナのプリスコバ姉妹。この姉妹は男子ダブルス・ナンバー1のマイクとボブのブライアン兄弟のように双子の姉妹で、女子ツアーでは双子の姉妹として初のタイトル獲得となりました。

21歳のこの二人は、ツアー下部大会を回っていた時は、よくペアーを組んでダブルスにも出場していたんだけど、今年2月に行われたマレーシア・オープンでカロリーナがシングルスでツアー初優勝。そしてランキングを大きく上げて現在は66位。

一方のクリスティーナは1月には自己最高位の86位を記録してカロリーナより上にいたんだけど、今では155位とちょっと差が出来ちゃって、グランドスラムはもちろんWTAツアーも予選から出場だったり、まだツアー下部大会に出場したりしているから、今回姉妹でダブルスを組んだのも約3ヶ月ぶりだったの。

これまでの女子ツアーでは、双子ではなく普通の姉妹で組んだダブルスの優勝ペアーはいたけど、双子の姉妹としてはこれが史上初のタイトルになりました。

過去の姉妹の優勝ペアーをご紹介しましょう。

◎クリス・エバート&ジェーン・エバート:1回、1973年(セントピーターズバーグ)

◎カテリーナ・マレーバ&マヌエラ・マレーバ:1回、1985年(インディアナポリス)

◎カミー・マッグレゴー&シンシア・マッグレゴー:1回、1987年(台北)

◎セリーナ・ウィリアムズ&ヴィーナス・ウィリアムズ:21回

◎アドリアナ・サラ・ザネッティ&アントネラ・サラ・ザネッティ:1回、2004年(タシケント)

◎アグニエスカ・ラドワンスカ&ウルシュラ・ラドワンスカ:1回、2007年(イスタンブール)

◎アローナ・ボンダレンコ&カテリーナ・ボンダレンコ:3回

◎チャン・ハオチン&チャン・ユンジャン:1回(シンセン)

カロリーナは186cmで右利きで、クリスティーナは184cmで左利きなの。長身の二人でブライアン兄弟のように右利きと左利きなのよね。

今後もプリスコバ姉妹が一緒にダブルスを組んでツアーで戦うには、クリスティーナのシングルスのランキングを少し上げる必要があるかもね。

 

 

今週、ロシアはモスクワで行われているクレムリン・カップ女子大会に、ホジキンリンパ腫と言う癌を克服して見事に復帰しているアリッサ・クレイバノワが3年ぶりに主催者推薦で出場して、昨日行われた1回戦を見事勝利で飾ってましたね。

「この大会へ戻って来た事にとても興奮しています。この大会へ出場する事を長い間待ち望んでいたからです。試合中のストレスを上手くコントロール出来てとても満足しています。コートではとても良い気分でいられました。その事は、第1セットを先取されてからの苦しい展開ながら良いテニスをして勝ち切れた理由の1つだと思います。」とクレイバノワは勝利の喜びを語っていたわ。

第1セットから好調な出だしを見せたクレイバノワは、6-5からの第12ゲームでは3度のセットポイントを握りながらも取り切れず、そのセットをタイブレークで落としてしまったの。でも第2セットを取り返した彼女は、第3セットも5-4からの第10ゲームをブレークしてゲームセット。3時間11分のマラソンマッチを制して勝利を飾ったの。

「最初のポイントからとてもタフな試合でした。こんなに長い間、試合をしていたなんて気が付きませんでした。インドアの大会だから、太陽も見えないし窓もないから、時間が経つのが分からなかった。試合に集中し過ぎて時間を忘れてしまいました。」

ってクレイバノワもしっかり集中していて、時間さえ忘れてしまうほどだったのね。

クレイバノワは2009年にはベスト8、2010年にはベスト4の成績を残しているものの、2011年と2012年は病のため出場出来なかったの。

今年は3年ぶり3回目の準々決勝進出を懸けて、2回戦では第6シードのカルラ・スアレス・ナバロと対戦します。どこまで勝ち上がれるかしらね!!!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 20:18 | コメントをどうぞ
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