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大会2日目の全豪オープンでは、男子シングルスに第5シードの錦織圭選手がマーガレット・コート・アリーナの第1試合に登場し、元世界ランク9位のニコラス・アルマグロをストレートで下しましたね。
去年は足の怪我のためにシーズン途中からツアー離脱しちゃって今大会は復帰へ向けての一歩だったアルマグロ。ちょっと危険な相手だったけど、しっかり勝ち抜いてくれた錦織選手にはやっぱり“グランドスラム初優勝”の期待がかかっちゃいますね!
錦織選手自身も期待やプレッシャーの中で今後も戦って行かなきゃいけない事は十分認識しているはず。試合後のコメントでも、そんな重荷は感じずに戦えたって語っていたから、ちょっと安心しました。
そして見事勝利を飾ったのが添田豪選手。対戦相手のエリアス・イメールはランキングこそ212位だけど、予選を勝ち上がって来た18歳の延び盛りの選手。第1、第3セットを奪われてからのフルセットの逆転勝利を上げました。
厳しい戦いだったけど、この勝利は大きな自信に繋がるものになるでしょう。去年は1回戦でアンディ・マレーの前にストレートで負けちゃったけど、今年は初戦突破。今シーズンは2012年7月に記録した自己最高位の47位を更新して欲しいですね。
そして男子シングルスもう1人の日本人、守屋宏紀選手は善戦したけどイェルジー・ヤノヴィッツにセットカウント1ー3で敗退でした。予選最終ラウンドで負けてはいたけど、ファン・マルティン・デル=ポトロの棄権からラッキールーザーとして本戦入り。
その幸運を生かす事は出来なかったけど、それでも世界のトップ50にいる選手に手応えのかる戦いが出来たのは今後の自信になるはずですね。今年は念願のトップ100入りを果たして欲しいわね。
残念だったのが女子シングルスに登場した奈良くるみ選手とクルム伊達公子選手。
奈良選手は第6シードのアグニエスカ・ラドワンスカと言う非常にタフな相手でした。ちょっと力の差を感じさせられた試合になってしまったのかも知れません。
それでも全豪オープン前哨戦のホバート国際ではベスト4入りと悪い状態ではないはず。去年初優勝を飾ったリオ・オープンも2月に控えているし、今後の活躍に期待しましょう。
クルム伊達公子選手は、終止うつむきながらのプレーでしたね。体調が万全じゃなかったからなのかも知れないけど、それでもコートに立つと決めたのなら、もっとエネルギッシュな姿勢で戦って欲しかった。
対戦相手のアンナ・タチシュビリは何十回、いや何百回「カモン!」を口にしたでしょう。
このブログでも何度か書いているけど、カモンと叫んだりガッツポーズを作ったりするのは、スポーツ医学でも証明されているらしく、パフォーマンスを上げる効果があるんだとか。
振り返って考えると、クルム伊達選手が復帰して世界へチャレンジし始めた頃は、がむしゃらに試合へ臨んで、ポイントを取ると大声で「カモン!!!」って叫びながら試合をしていて、トップ選手をどんどん倒して行きました。
ここ最近の彼女の試合では、そんな姿は見られなくなってしまいましたね。
今のクルム伊達選手に必要なのは、そこじゃないかと感じてしまう試合でした。だって勝てなかった試合内容じゃなかったから。そこを勝利へ繋げるには、ただ淡々とプレーしているだけじゃ転がり込んでは来ないでしょう。鮮やかなウィナーを取った直後も、あたかもポイントを失ったかのように下を向いて次のポイントへ向かうクルム伊達選手。
そこで「カモン!!!」って言わないでいつ言うの???って思ってしまうシーンが何度もありました。コートに立ち続けるなら、そして勝ちを求めるのなら、そう言う気持ちの部分と言うか姿勢と言うか、そう言う所も考えて欲しいな・・・と思ってしまいました。
そんなクルム伊達選手は、1月15日のブログで紹介したけど、ダブルス・ランキングでやっぱりまた自己最高位を更新しましたね。昨日発表の最新のランキングでは、31位から28位へ上昇。
そして今年の全豪オープンではケイシー・デラクアと組んで女子ダブルスで第15シードでのエントリーです。去年クルム伊達選手のダブルスは初戦敗退だったから、もし今年上位へ勝ち上がるとまたしてもダブルス・ランキングでの自己最高位の更新が期待されますね。
デラクアはダブルス巧者だし、これからはダブルスに集中して、全豪オープン2015を楽しんで欲しいと願ってしまいます。