月別アーカイブ: 2015年6月


ナダル、今の目標を語る

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今季2度目のグランドスラムである全仏オープンで、自身2度目の敗戦を喫したラファエル・ナダルだけど、今はシーズン獲得ポイント上位8人しか出場できない最終戦であるツアー・ファイナルへの出場が今季の最終目標だって語っているの。

今年の全仏の準々決勝で、世界ランク1位のノヴァーク・ジョコビッチに負けた事は、初めて敗戦を喫した2009年の時よりはまだ受け入れられてはいるみたい。

「もちろん、嬉しいものではありません。でも2009年の時は、全仏前に正しい事をしていたのです。今年はそうではありませんでした。だから驚きではありませんでした。あの試合では、自分より良いプレーをした選手がいただけだったのです。」って、今年の敗戦を受け止めているみたい。

そして先週、シュトゥットガルトの芝の大会で優勝したナダルは「ベストへ戻ろうとするモチベーシヨンはあります。全仏オープンで敗戦を味わった直後に優勝する機会に恵まれた事は、自分に取って良いニュースなのです。」って優勝の喜びを語ってました。

「今の目標はシーズンを健康で終えられる事です。シーズンをフルに戦うチャンスがあるはずです。その自信もあります。これからの後半戦は数段良いシーズンにしたいと思います。」

「最初の目標は、ツアー・ファイナルです。グランドスラムで優勝出来ようとそうでなかろうと、すでに十分勝って来ました。14回の優勝は十分なものです。これからもベストを尽くし続けます。」

去年の全仏オープンの優勝ポイントを失ったナダルは、世界ランクも10位へ転落。しかしながら、今後はそれほど大きなポイント は失う事がないから、好成績を上げればランキングもどんどん上がって行くはずよね。

「ここまでこんなに悪い成績なのに、まだ世界の10位にいるのです。もうちょっと、プレーも良くなれば、ランキングも上がって行くはずです。」

って、前向きな姿勢を見せていたナダルだけど、昨日行われたAEGON選手権では初戦敗退しちゃいましたね。まあ当面の目標はウィンブルドンだから、今はしばしの休養を取って、万全な状態でウィンブルドンに臨んでもらいましょう!

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です!

女子では、イギリスの5万ドルのサーキットでは、第8シードの大坂ナオミ選手が準優勝でした。

韓国の2万5000ドルでは、宮村美紀選手が1回戦で、田中優季選手が2回戦敗退でした。第1シードの尾崎里紗選手が準優勝でした。ウズベキスタンの2万5000ドルでは、第1シードの桑田寛子選手がベスト8でした。

中国の1万ドルでは、梶はるか選手が2回戦敗退でした。

国内は千葉県柏市で2万5000ドル大会が行われて、ベスト8に第5シードの奥野彩加選手、第8シードの大前綾希子選手、岡村恭香選手、美濃越舞選手が、ベスト4には第2シードの井上雅選手が入りました。決勝戦では、第4シードの瀬間詠里花選手が第1シードの澤柳璃子選手を下して優勝しました。ダブルスでは、ベスト4に第4シードの藤原&奥野ペアー、井上&高畑ペアーが入りました。決勝戦では、加藤&大前ペアーが第1シードの鮎川&二宮ペアーを下して優勝しました。

男子では、チェコ共和国の4万2500ユーロのチャレンジャー大会では、ダニエル太郎選手がベスト8でした。イギリスの4万2500ユーロでは、守屋宏紀選手が1回戦敗退でした。第5シードの西岡良仁選手がベスト8でした。

香港の1万ドルのフューチャーズ大会では、小野田賢選手が1回戦敗退でした。メキシコの1万ドルでは、予選を勝ち上がった栗田健太選手が1回戦敗退でした。

国内は千葉県柏市で1万ドル大会が行われて、ベスト8に第3シードの吉備雄也選手、第4シードの竹内研人選手、笹井正樹選手、高橋悠介選手が、ベスト4に第1シードの仁木拓人選手、斎藤貴史選手が入りました。第5シードの松井俊英選手が準優勝でした。ダブルスでは、綿貫&綿貫ペアー、越智&田沼ペアーが入りました。第3シードの吉備&仁木ペアーが優勝しました。

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デル=ポトロまた手術&フィッシュが復帰

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ファン・マルティン・デル=ポトロが、また左手首の手術をするんだって!

2009年、当時ロジャー・フェデラーとラファエル・ナダルの2強時代のところに、ノヴァーク・ジョコビッチとアンディ・マレーが迫って来ていた時に、それらの選手達の存在を脅かす勢いだったのが、その年のUSオープンを制したデル=ポトロだったの。

そんな彼だけど、その翌年2010年には右手首の手術で戦線離脱。2011年に復帰を果たすとぐんぐんランキングも戻して、2013年にはトップ5入りでシーズンを終えたの。でも2014年のシーズン開幕早々に、今度は左手首を痛めてしまって、また手術を要する結果になってしまったの。

今年は開幕戦のシドニー大会に出場するも準々決勝敗退。また左手首の状態が悪くなって全豪オープンを欠場して手術を受けていての。3月のマイアミ大会で一時復帰するも初戦敗退を喫して、それから公式戦には出場していなかったのよね。

デル=ポトロは月曜日に自身の公式ツイッターで、木曜日にアメリカでまた左手首の手術を受ける事を明かしていたの。

錦織圭選手も、プロデビュー直後に右肘の怪我でかなり長い間ツアー離脱を余儀なくされていたけど、あの時にしっかり治していたからこそ、今の彼の活躍があるのよね。

トップ選手で居続けるには、何よりも良いプレーに繋がる肉体がないと出来ませんからね。デル=ポトロも、今度はしっかり治してまた元気な姿で復帰して欲しいわね!

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そして嬉しい復帰のニュースが。

元世界ランク7位で長らくツアー離脱を余儀なくされていたマディ・フィッシュが、来月行われるBB&Tアトランタ・オープンで復帰する事を明かすと同時に、元世界ランク1位で親交の深いアンディ・ロディックとダブルスにも出場する事を明らかにしたの。

2013年8月からツアー離脱しているフィッシュは、今年の3月にカリフォルニア州インディアンウェルズで行われたBNPパリバ・オープン男子で一度だけ公式戦に臨んだけど、それ以降もコートに立つ事はなかったわ。その時はライアン・ハリソンの前に4-6, 6-4, 6-7 (3-7)と惜しくも接戦の末に敗退だったの。

「ここ数年に起きた事を考慮して、残念ながらアトランタ大会の事だけを考えています。まだ不安障害と戦っている状態でもあり、試合後にどんな状態になるかをしっかり把握したいと思っているのです。」と、現在カリフォルニア州に住むフィッシュは、ロディックと一緒に受けた電話でのインタビューで答えてました。

2012年3月にフロリダ州マイアミで行われたソニー・エリクソン・オープン男子(現マイアミ・オープン男子)の準々決勝で敗退したその日の夜、激しい心臓の鼓動に襲われたフィッシュ。短期間の休養を取った彼は、6月下旬から行われたウィンブルドンからコートへ戻ったの。そしてその後もツアーを続け、8月に行われた全米オープンへ出場し、接戦を繰り広げ勝ち上がり4回戦では第1シードだったロジャー・フェデラーとの対戦が決まっていたの。

でも医師からその不整脈のはっきりした原因を突き止めるように説得され、試合への出場を止められたフィッシュは、フェデラーとの試合前に棄権を申し入れ大会を去る決断を下し、ツアー離脱を余儀なくされていたのよね。

2013年3月のBNPパリバ・オープン男子で一度目の復帰を果たしたフィッシュは、その年はその後8月まで合計10大会へ出場するも、また公式戦から遠ざかる結果となってしまったの。

そんな復帰を決めたフィッシュだけど、ニューヨークで行われる全米オープンにも出場したい意向があると語ってもいるわ。

「全く隠しはしないけど、全米オープンにはまた出場したいのです。2012年の全米オープンからこの事が始まりましたし、その場所で克服したいのです。“克服”のためには、コートに立つ必要があります。あの場所からたくさんの悪魔が自分に襲いかかって来たのですから。」と、2011年に自己最高位の世界ランク7位を記録したフィッシュは、全米オープンへの思いをコメントしてました。

ジュニア時代からフィッシュと親しいロディックは「彼(フィッシュ)の復帰にあたり、ここまでの話を聞いたら本当に驚く物でした。彼の今年の夏の復帰以上の追求は、実際エキサイティングなものになるでしょう。」とフィッシュの復帰への気持ちを語っていました。

そして「長い間彼とは友達で、最後にもう一度一緒にプレーしたいと思っていました。そして親友と一緒にコートに立って、彼の復帰戦をちょっとだけ共に過ごしたいと言う気持ちになったのです。」と、今回一緒にダブルスに出場する思いをコメントしてました。

それでもロディックは、全米オープンでまた一緒にダブルスに出場する事はないだろうって言うの。なぜならちょうどその頃にロディックは、第一子の誕生を迎える予定となっているためのんだって。ロディックもパパになるのね!

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フェデラーの今の意気込み

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今夜からドイツはハーレで行われるウィンブルドン前哨戦の1つであるゲリー・ウェバー・オープンに第1シードで出場するロジャー・フェデラーは、2012年のウィンブルドンの優勝以来グランドスラムでのタイトルがないの。

そんなフェデラーは、史上最多となる8回目のウィンブルドンでの優勝へ向けて、ハーレから芝のシーズンをスタートさせるわ。

このハーレ大会もここまで2連覇中で今年は3連覇&8回目の優勝を狙っていて、ウィンブルドンへ向けてさい先の良いスタートを切りたいと思っているようね。

フェデラーはこれまで、芝の大会では現役選手の誰よりも多い14個のタイトルを獲得してるんだけど、「自分のテニス人生で、芝でここまで良い成績が出せるなんて思ってもいませんでした。こんな良いプレーが芝のコートで出来るのはいつも夢でした。自分が育ったスイスでは、カーペットか砂のコートしかなかったのです。だから芝でプレーするのは常に夢だったのです。」って、フェデラーでさえ子供の頃は実は芝での経験はなかったのね。

33歳のフェデラーはウィンブルドンでは7回の優勝を誇るけど、これはピート・サンプラスと並ぶ最多優勝なんだけど、あと1回優勝すると単独最多優勝回数となるの。

「テニス人生のこの時期には、ウィンブルドンへ向けて完璧な準備をしたいのです。つまりそれは勝利を意味します。今年のこの大会の厳しい顔ぶれの中で連覇をするのが望みであって、まさにそれが必要なのです。」ってフェデラーは、今週の大会への強い思いを語ってました。

その大会には第2シードで日本のエースである錦織圭選手もエントリーしてて、この二人の対戦は決勝戦で実現するので、そんな決勝戦を今年はぜひ見たいですね。

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マレー、二人のコーチと共に

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現在世界ランク3位のアンディ・マレーは、元女子世界ランク1位のアメリ・モレスモさんをコーチに付けているんだけど、このブログでも紹介したけど現在彼女は妊娠中で、全仏オープン中もマレーのファミリーボックスにいる彼女のお腹は目立って来てましたね。

あと数ヶ月で出産を迎える彼女だけど、マレーの地元で行われるグランドスラムであるウィンブルドンでもマレーに帯同するんだって。

マレーはモレスモさんの出産へ向けて、彼女がいない間にコーチとして見てくれるために、ヨナス・ビョークマン氏にパートタイム・コーチをお願いしているのよね。

来週イギリスはロンドンのクィーンズ・クラブで行われる大会から芝のシーズンをスタートするマレーは、全仏オープンの準決勝でノヴァーク・ジョコビッチに敗れてからは数日のオフを取ってから練習を再開したんだって。

「3日間は練習やトレーニングなど全くやりませんでした。休養と回復に努めていました。しばらく体調も良くなかったので、それからも回復する事が必要でした。正直なところ、まずまずではありましたが、準々決勝の時はあまり気分が良くなかったのです。」ってマレーは、体調を崩していた事を明かしてました。

来週のクィーンズ・クラブにはビョークマン氏もコーチとして来てくれるマレー。

「アメリもウィンブルドンに来てくれるようです。今年のウィンブルドンでは彼女は来れないだろうと思っていました。とても良い事です。大会に彼女が来て欲しいと思っていますから。そのお陰で今年は良いスタートも切れているのです。それに、彼女が出産のために数ヶ月いなくなる前に、ヨナスと一緒の時間を過ごしてくれる事も良いことだと感じているのです。」

って語るマレーは、これまで3度優勝してるその大会へ万全の体制で臨むみたいね。ウィンブルドンでの2度目の地元優勝へ向けて徐々にギアを上げて行きそうね。

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ワウリンカとセリーナ、コーチのコメント

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全仏オープンで自身2度目のグランドスラム優勝を飾ったスタン・ワウリンカだけど、彼を去年の全豪オープンの優勝と、今回の優勝へ導いたのがコーチのマグナス・ノーマン氏なの。

2000年の全仏オープンで準優勝を飾り世界ランクも自己最高位の2位を記録したノーマンが、ワウリンカについてこんな風に語っていました。

「彼(ワウリンカ)は見ていてとても面白い選手なのです。なぜなら、どんな結果になるか全く分からないからです。」って全仏オープン期間中のインタビューで答えていたの。「今週は彼の最高な部分が見れました。でも翌週はまた別のものになってしまうかも知れないのです。」

「毎日彼は一生懸命練習をしています。そして自分も毎日満足してベッドへ向かうのです。それでも大会に臨むとすぐに負けたりもしますし、最初の数試合に勝てればとても危険な選手となり優勝候補にもなるのです。」って、コーチのノーマン氏でさて、ワウリンカの好不調の波が読めないみたいね。

そして全仏オープン女子シングルスを制して自身20回目のグランドスラム優勝を果たしたセリーナ・ウィリアムズは、2012年6月から今のコーチであるパトリック・モラトグルー氏の指導を受け始めて更に好調さを増したの。

その証拠に、モラトグルー氏がコーチになってから出場した12回のグランドスラム中7大会で優勝してるの。

そんなモラトグルー氏が今年の全仏オープンを振り返ってセリーナについて語ってました。

「セリーナはしばらく病気になってしまいました。それでも彼女(セリーナ)は棄権する事は一切考えていなかったのです。例え片足になってもコートに立っていたでしょう。いつでも彼女は、自分は出来るんだと思っているのです。これが彼女の強さであり、そう信じているのです。それが素晴らしいチャンピオン達とそれ以外の選手達との違いなのです。」って、セリーナについての思いを明かしてました。

選手って、コーチによってその成績に大きな違いが出るものなのね!

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女子、最速サーブは?

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2015年のシーズンもそろそろ中盤戦に差し掛かって来ましたね。ここで、今季ここまでの女子のサーブ・スピードの統計が出たのでお伝えしましょう。

以下が順位、選手名、スピード、その時の大会です。

1、セリーナ・ウィリアムズ、206.0キロ、インディアンウェルズ
2、デニサ・アレルトワ、201.0、全豪オープン
3、サビーネ・リシキ、199.6キロ、インディアンウェルズ
4、カロライン・ガルシア、199.0キロ、全仏オープン
4、ポロナ・エルコグ、199.0キロ、全豪オープン
6、マジソン・キーズ、198.0キロ、ブリスベン
6、ココ・ヴァンデウェイ、197.9キロ、インディアンウェルズ
8、ルーシー・フラデカ、196.3キロ、インディアンウェルズ
8、オンス・ジャブール、196.3キロ、インディアンウェルズ
8、ヴィーナス・ウィリアムズ、196.3キロ、マイアミ

です。そして1989年にサーブのスピードを測定するようになってからの最速記録は以下の通りです。
(同じ選手の場合、その選手が出した最速サーブのみカウントされています)

1、サビーネ・リシキ、210.8キロ、2014年スタンフォード
2、ヴィーナス・ウィリアムズ、207.6キロ、2007年USオープン
3、セリーナ・ウィリアムズ、207.0キロ、2013年全豪オープン
4、ユリア・ゲルゲス、203.0キロ、2012年全仏オープン
5、ブレンダ・シュルツ=マッカーシー、202.7キロ、2007年インディアンウェルズ
6、ナディイア・キチェノク、202.0キロ、2014年全豪オープン
7、アンナ=レナ・グローネフェルド、201.1キロ、2009年インディアンウェルズ
8、アナ・イバノビッチ、201.0キロ、2007年全仏オープン
8、デニサ・アレルトワ、201.0キロ、2015年全豪オープン
10、クリスティーナ・ムラデノビッチ、200.0キロ、2009年全仏オープン

このサーブ・スピード の測定だけど、徐々に色んな大会へと広がっているけど、だいたいが主要な大会を中心に、しかもショーコートにしか測定器が設置されていないので、そこで出した記録が歴史に残っているの。

だからもしかしたら、小さな大会とかメインコートじゃないところで、歴代トップ10に入るサーブを打った選手もいるかも知れないわね!

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毎週恒例の、先週の日本人選手の活躍で~っす!

女子では、中国の5万ドルのサーキットでは、青山修子選手が2回戦敗退でした。

ウズベキスタンの2万5000ドルでは、第1シードの桑田寛子選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、ウズベキスタン人選手と組んで第1シードの桑田選手が優勝しました。

タイの1万ドルでは、予選を勝ち上がった山本みどり選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、タイ人選手と組んで第4シードの山本選手がベスト4でした。

国内は東京は有明で行われた1万ドルでは、ベスト8に第4シードの宮村美紀選手、第7シードの喜島瑞乃選手、樋口由佳選手が、ベスト4には第6シードの久見香奈恵選手、秋田史帆選手が入りました。予選を勝ち上がった牛島里咲が優勝しました。ダブルスでは、長谷川&西郷ペアー、主催者推薦の久次米&寺見ペアーがベスト4、決勝戦ではアメリカ人選手と組んで第3シードの藤岡選手を下して第2シードの久見&高畑ペアーが優勝しました。

男子では、ドイツの4万2500ユーロのチャレンジャー大会では、ダニエル太郎選手が優勝しました。韓国の5万ドルでは、松井俊英選手、竹内研人選手、吉備雄也選手が1回戦で、第1シードの添田豪選手、第6シードの仁木拓人選手、関口周一選手が2回戦敗退でした。江原弘泰選手がベスト4でした。イギリスの4万2500ユーロでは、第6シードの伊藤竜馬選手が1回戦で、守屋宏紀選手が2回戦敗退でした。イタリアの4万2500ユーロでは、第5シードの西岡良仁選手が1回戦敗退でした。

中国の1万5000ドルのフューチャーズ大会では、大西賢選手が2回戦敗退でした。

エジプトの1万ドルでは、予選を勝ち上がった脇田俊輔選手、江坂啓選手が1回戦敗退でした。

国内は軽井沢で1万ドル大会が行われて、ベスト8に第3シードの井藤祐一選手、竹島駿朗選手、綿貫敬介選手、主催者推薦の田中亮寛選手が、ベスト4には越智真選手が入りました。決勝戦では第1シードの斉藤貴史選手が第5シードの奥大賢選手を下して優勝しました。ダブルスでは、ベスト4に第3シードの長尾&奥ペアー、第4シードの守谷&岡村ペアーが入りました。決勝戦ではニュージーランド人選手と組んで第2シードの綿貫選手が第1シードの片山&小ノ澤ペアーを下して優勝しました。

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ナダル、芝へ調整&ハースが復帰

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今週、ドイツはシュトゥットガルトで行われているメルセデス・カップに第1シードでエントリーしているのがラファエル・ナダル。先週まで行われていた全仏オープンの準々決勝では、自身のテニス人生でその大会で2回目の敗退を喫して世界ランクも10位へと後退させてしまっての。

去年の終盤は怪我や虫垂炎に悩まされてシーズンが終わる前に2014年のスケジュールを終了して治療に当てていたナダルだったんだけど、今年はシーズン開幕から参戦するもなかなか調子が上がらなかったの。

そして“クレーキング”と言う称号を与えられた得意のクレーシーズンに入ってもこの10年間で最悪の成績で全仏オープンに臨んでいたのよね。

そしてそんな不安が的中するかのように、全仏オープンの準々決勝では世界ランク1位のノヴァーク・ジョコビッチにストレートで敗退。そして今は次の芝のシーズンへ向けて調整しているんだって。

「(全仏の)決勝戦は見なかった。芝で練習していたからね。今は全仏オープンの結果を考える時ではない。芝への練習について考える時なんだ。最初の芝はいつも難しく思える。最善を尽くして、今日も明日も出来る限り練習を積んで水曜日の初戦に備えるよ。」ってしっかり前を向いてました。

かつてこの街で行われていたATP大会は、ウィンブルドン直後にナダルが得意としていたレッドクレーで行われていて、2005年と2007年にナダルは優勝していたの。

「今年から初めて開催されるこの大会のセンターコートで昨日は練習をしたんだ。コートの状態は最高で、コート整備に関わった人達へ感謝したい。今年はウィンブルドン前に初めて2大会に出場するから、本番のウィンブルドンにその成果が出ればと願っている。」

そして今シーズンの今後の目標を聞かれたナダルは「出来る限り多くの試合に勝ちたい。もうあんな敗戦は味わいたくはない。もう過去の事。自分のテニスのレベルを上げて、コートでの集中力も上げなければならない。もしそれが出来たら、最高のレベルに戻れる自信も付くはずさ。」って復活へ向けて意気込みを語ってました。

その大会にはちょうど1年ぶりにコートに戻って来る37歳のトミー・ハースも主催者推薦で復帰戦として出場してますね。

ハースは去年の全仏オープン1回戦途中で右肩を負傷。これまでも何度も苦しめられた怪我が再発してしまったの。そしてハースは諦めずに治療とリハビリに励んでこうして復帰して来たの。

片手バックハンドは、右肩への負担が両手打ちよりはるかに大きく、ハースも幾度となく手術をしては復帰を繰り返していたのよね。37歳ながら、コートを離れていた時間も長かったから、その年齢でもまだまだやる気が衰えないのかも知れないわね。

そんなベテラン選手も、ついつい応援したくなっちゃいます。

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ワウリンカ&マテック=サンズとサファロバが優勝

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全仏オープン2015はスタン・ワウリンカが男子シングルスを制して幕を閉じましたね。

大方の予想を覆してワウリンカが世界ランク1位のノヴァーク・ジョコビッチをセットカウント3ー1で下して、自身2個目のグランドスラム優勝を果たしました。

やっぱりジョコビッチは、決勝戦前の2日間で行われたアンディ・マレーとの準決勝の疲れが多少残っていたのかも知れませんね。

マレーとの試合は30本以上のラリーが何度もある壮絶な打ち合いだったから、予想以上に体力を消耗していたはず。ワウリンカは決勝戦前日は試合がなくて休養を取れたけど、ジョコビッチは金曜日の準決勝が途中で翌日へと順延になって、約16時間後には続きを戦わなければならなかった厳しいスケジュールとなってしまっていたからね。

それにしてもワウリンカは、大舞台では強いですね。

今年の全豪オープンでもベスト4入り。その後、2月に出場したロッテルダム大会で優勝したのは良かったけど、そのから5月のローマのマスターズ1000大会でベスト4入りするまで、5大会に出場して4勝5敗と精彩を欠いていたの。

でも今回の優勝で、世界ランクも4位へ浮上。今季ここまでの総獲得ポイントで争うレース・トゥ・ロンドン(ロンドンでの最終戦へのポイント・レース)でも一気に3位へ上昇させました。すぐに行われるウィンブルドンでの活躍にも期待がかかりますね。

そして女子ダブルスでは、シングルスでも準優勝を飾ったルーシー・サファロバとべサニー・マテック=サンズがケイシー・デラクアとヤロシュラバ・シュウェドワをフルセットで下して、全豪オープンに続いてグランドスラム優勝を果たしました。

この二人は全豪オープンで初めてペアーを組んで優勝。それからちょくちょくペアーを組むようになると好成績を上げて、また全仏オープンでもペアーを組んで出場して見事な優勝を飾ったの。

こうなるとこのペアーでの年間グランドスラムへの期待が寄せられるわね。ダブルスで同じペアーで年間グランドスラムを達成したのは1組しかいないの。それはマルチナ・ナブラチロワとパム・シュライバーだけ。

「誰もがその事を話していますね。でも今はこのトロフィーでシャンパンを飲みたいだけです。それから次のステップを踏もうと思います。実際にはまたテニスをやる前に家に帰りたいですね。正直な話し、1試合1試合戦うしかありません。それしか道はないのです。」ってマテック=サンズは語ってました。

サファロバは「グランドスラムで2大会連続で優勝した事自体が驚きです。」って驚きを隠せずにいたわ。

この大会、この二人は大活躍だったの。サファロバはシングルスで自身初となるグランドスラムの決勝進出。セリーナ・ウィリアムズに惜しくも負けちゃったけど準優勝。マテック=サンズはマイク・ブライアンと組んだミックスダブルスで優勝して、女子ダブルスで2冠に輝いていたの。

「二人とも今年の全仏オープンでは休む日がありませんでした。目まぐるしい日々でした。私は早めにパリに来たので、もうここへ来てから3週間が経とうとしています。何と素晴らしい大会だったのでしょう。マイクと優勝して、それからルーシーとは全豪に続いての優勝。本当に楽しかったです。」ってマテック=サンズは嬉しさを表してました。

今日発表の世界ランクで、サファロバはシングルスで7位、ダブルスで5位といずれも初のトップ10入り。マテック=サンズもダブルス・ランキングでは自己最高位を更新して6位を記録しました。

こうなったら、二組目となる年間グランドスラムを達成して欲しいわね!

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ジョコビッチの精神的な強さ&セリーナ強し

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昨日再開された全仏オープン男子シングルス準決勝のノヴァーク・ジョコビッチとアンディ・マレーの一戦。体力温存の意味でもジョコビッチはそのセットで勝利を掴みたかったはず。そう感じさせるプレーでスタートから好調なサービスゲームを展開していたの。

でも対するマレーも一歩も引かず、自身のサービスゲームをキープ。必死にブレークしようと積極的なプレーをしたジョコビッチだったけど、思うようにマレーのサービスゲームでポイントが取れなかったところを、マレーが先にブレークに成功してそのセットを奪って勝敗の行方はファイナルセットへと持ち込まれたの。

ここから先はジョコビッチがとう精神的に立て直すかにかかっていると思っていたら、そこはさすが世界ランク1位のジョコビッチ。しっかり序盤でマレーからブレークを奪ってリードを広げると、今度はマレーが精神面で劣勢に立たされてしまいましたね。

このジョコビッチの勝ち方は本当にさすがと思わせるものでした。今夜の決勝戦では、精神面ももちろんだけどこれで3日連続の試合となることからの体力面でどこまで戦えるかにタイトル獲得がかかっているんじゃないかしら?

そしてその後に行われた女子シングルス決勝戦。第1セットを先取したセリーナ・ウィリアムズは第2セットでも2度のブレークをルーシー・サファロバから奪いゲームカウント4ー1とリード。続く自身のサーブでも40ー15としてこのままあっさり優勝するかと思われました。

しかしそこからサファロバが反撃に出たの。セリーナはダブルフォルトを犯すなど自身のサービスゲームに苦しみこのセットをタイブレークで落としてしまったの。

続く第3セットでも出だしでいきなりブレークを奪ってゲームカウント2ー0とリードしたサファロバに流れが行ってる感じでした。

でもここからがセリーナの強さで、その後6ゲームを連取する猛攻を見せてサファロバを退けて自身20個目のグランドスラム優勝を決めましたね。

33歳にしてここまで好調なセリーナ。グランドスラムでの優勝回数もまだまだ増やせる感じね。

男子ダブルスでは王者、マイク・ブライアンとボブ・ブライアンのブライアン兄弟を接戦の末に下したイヴァン・ドディグとマルセロ・メロ組がグランドスラム初優勝を飾りました。嬉しい優勝ですね!

ブライアン兄弟は全豪オープンでは4回戦敗退だったから、今年はまだグランドスラムでのタイトル獲得がないけど、3週間後のウィンブルドンに期待しましょう。

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男子決勝戦は?国枝選手、圧勝!

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全仏オープン男子シングルス決勝戦のカードは決まりませんでしたね。

最初に行われた準決勝では、地元優勝の期待を受けたジョー=ウィルフリード・ツォンガをスタン・ワウリンカが接戦の末に退けて、去年の全豪オープン以来自身2度目のグランドスラム決勝進出を決めました。

ツォンガはこの試合に勝つと、週明けの世界ランクでトップ10への返り咲きが果たせたんだけど、それは達成出来ませんでしたね。そのことでラファエル・ナダルが恐らく10位となってかろうじてトップ10を守れるかと思われます。

続いて行われた準決勝では、第1、第2セットでは終始試合の主導権を握ったノヴァーク・ジョコビッチが連取したけど、第3セットの中盤からアンディ・マレーの反撃を受けてそのセットはマレーが奪い返したのよね。

その頃からジョコビッチが足の太股あたりを気にする仕草を見せ始めて、これまで以上に続く長いラリー戦から肉体的にちょっと厳しい表情を見せていたかなって感じでした。

そして日没も近付いてきた第4セット、3ー3の所で雨が予想されるとの理由でその後の試合は翌日へと順延となって、決勝戦への切符は持ち越しとなりましたね。

その予想通り、順延が決まるとすぐに現地では雨が降り始めてましたね。

一晩休める事で、ジョコビッチに有利かなって思うけど、今夜の準決勝に勝つとまた日曜日には決勝戦が行われると、3日続けて試合をしなければならないのは、肉体的に厳しくなりそうね。そう考えるとジョコビッチは、第4セットでしっかり勝ちたいところね。

マレーは、再開された第4セット、そして第5セットも取らないと決勝戦へ進めないから、いずれにせよ日曜日の決勝戦にはワウリンカより条件は厳しくなるんじゃないかしら。

とりあえず、今夜日本時間の8時から再開される準決勝に勝たない事には、タイトル獲得はないから、ジョコビッチもマレーも出だしから高い集中力で臨むはずね。

そして車椅子テニスでは、国枝慎吾選手がその強さを見せ付けてくれましたね。

シングルスの決勝戦では、ステファン・ウッデを圧倒。その後行われたゴードン・リードと組んだダブルスでも勝利を飾って、シングルス、ダブルスのダブル優勝を飾りました。

今となっては錦織圭選手ばかり注目されているけど、国枝選手も日本を代表するアスリートで、長年世界のトップで活躍してますね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:38 | コメントをどうぞ
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