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昨日発表された最新の世界ランクで、実際世界ランク1位へ返り咲いたロジャー・フェデラー。
彼が初めて世界の頂点に立ったのは2004年2月2日、22歳の時だったの。その時のトップ10はこんな感じだったのよ。フェデラー以外、全員引退してるわ。()内は当時の年齢。
1位、ロジャー・フェデラー(22)
2位、ファン=カルロス・フェレーロ(23)
3位、アンディ・ロディック(21)
4位、ギイェルモ・コリア(22)
5位、アンドレ・アガシ(33)
6位、ライネー・シュトラー(27)
7位、カルロス・モヤ(27)
8位、ダビド・ナルバンディアン(22)
9位、マーク・フィリプーシス(27)
10位、パラドン・スリチャパン(24)
そしてフェデラーが前回最後に1位だった2012年10月29日のトップ10はこんな感じだったの。
1位、ロジャー・フェデラー
2位、ノヴァーク・ジョコビッチ
3位、アンディ・マレー
4位、ラファエル・ナダル
5位、ダビド・フェレール
6位、トマス・ベルディヒ
7位、ジョー=ウィルフリー・ツォンガ
8位、ファン・マルティン・デル=ポトロ
9位、ヤンコ・ティプサレビッチ
10位、ファン・モナコ
2004年のトップ10はずいぶん懐かしいなって感じだけど、さすがに2012年の顔触れは見慣れた名前ばかりよね。
でもその多くがその後、そしてその何人かは今でも怪我に苦しんでいる(いた)わね。
そんな中、こうして今年37歳になるフェデラーが1位へ返り咲いているのは、体が元気に戦える状態にあることは最大の要因よね。2016年のシーズン後半戦を投げ打って治療に当てたのは、振り返ると本当に正解だったって事よね。
同じようにしたナダルは、復帰した去年はフェデラーと同じような好調なシーズンを送ったけど、その疲れからか今季はまた怪我に苦しめられる結果に。
そして去年、同じようにシーズン途中で切り上げたジョコビッチとマレーは、結局今季の復活はまだ見えて来てはいないわ。
そんな中、復活の兆しを見せてくれている錦織圭選手。先週のニューヨーク・オープンのベスト4の結果は、まずまずだったのでは。
でも今後も厳しい戦いが強いられるわ。次に出場予定のメキシコはアカプルコのATP500大会は、同じ週に行われるATP500大会のドバイ大会とは打って変わってかなりレベルの高いものなの。
現時点でエントリーを表明しているのは以下のリスト。()は現在の世界ランク。
ラファエル・ナダル(2位)
マリン・チリッチ(3位)
アレキサンダー・ズベレフ(5位)
ドミニク・ティエム(6位)
ケビン・アンダーソン(9位)
ファン・マルティン・デル=ポトロ(10位)
サム・クエリー(12位)
ニック・キリオス(15位)
ジョン・イズナー(18位)
ディエゴ・シュワルツマン(23位)
アドリアン・マナリノ(24位)
錦織圭(26位)
チョン・ヒヨン(30位)
アンドレイ・ルブレフ(31位)
フェリシアーノ・ロペス(37位)
ダビド・フェレール(38位)
フェルナンド・ベルタスコ(40位)
アルクサンドル・ドルゴポロフ(44位)
デニス・シャポバロフ(46位)
スティーブ・ジョンソン(51位)
ミーシャ・ズベレフ(53位)
ジャリード・ドナルドソン(57位)
ライアン・ハリソン(58位)
つまり、錦織選手はシード入りすることはできないため、初戦又は早いラウンドで上位選手と対戦する可能性があるって言うこと。
3月に行われるマスターズ1000大会2大会は、そのいずれもベスト8だったから、失うポイントもあるし、ランキングを戻すためにも来週のアカプルコでは上位進出したいところ。
ドローがどうなるか、運を天に任せましょう。