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マイアミ・オープン男子ダブルス準決勝、マクラクラン勉選手&ヤン=レナルド・シュトルフ組は、ボブ&マイクのブライアン兄弟にストレートで負けてしまいました。
この試合、ちょっとマクラクラン選手の調子がいまいちだったかな。第1セットは3本(だったかな?)のスマッシュのミスがあって、1本目のミスから気分が上がり切らなかったような印象でした。
第1セットのセットポイントも、第2セットのマッチポイントもいずれもマクラクラン選手のボレーミスでした。
普段見ていると、やっぱりマクラクラン選手はダブルス上手だなって思うことばかりで、準々決勝なども対戦相手はシュトルフにボールを集めていたの。
準決勝のブライアン兄弟との試合は、ちょっとギアが上がり切らなかったのかもね。ま、年間何試合も試合をするわけだから、常に絶好調とは行かないもの。
マスターズ大会でベスト4と言うのはかなりの好成績だし、敗戦はすぐに忘れてクレーコート・シーズンへ向けて準備に入って欲しいわね。
ブライアン兄弟は来月40歳になるけど、これがこのペアーで172回目のATPツアー決勝戦で、マイアミでは5回目の優勝に王手をかけました。
そして女子シングルスの決勝のカードが決まりました。
ここまで注目だったのは、予選を勝ち上がっての4強入りを果たしたダニエル・コリンズ、24歳。
彼女はアメリカの大学選手権を2014年と2016年に制していて、プロに転向したの。だから実力はもともとあったってことだけど、この快進撃は凄いわよね。
コリンズの快進撃を止めたのは去年の全仏オープンでツアー初優勝を飾った20歳のイェレーナ・オスタペンコ。
両者はプロとしてはこれが初対戦だけど、ジュニア時代に1度対戦しているんだって。
それは6年前、コリンズが18歳でオスタペンコが14歳の時。
それはエディーハと呼ばれる大会で、ジュニアのグランドスラムなどのグレードAの大会の1つ下のグレード1と言う大会。
1回戦で対戦して、その時はもちろんお姉さんのコリンズに軍配が上がったの。そしてコリンズは3回戦で、現在世界ランク28位のアネット・コンタベイトに敗れたの。その時その大会で優勝したのは現在世界ランク75位のユリア・プチンセワ。
みんなプロになって活躍してるわね。
コリンズはこれで、93位だったランキングを53位へとジャンプさせます。今後の活躍も楽しみね。