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女子ツアー最終戦に出場していた大坂なおみ選手だけど、初戦からベストのプレーが見られずイライラを募らせる場面が見られました。
2敗して臨んだ昨日の予選ラウンドロビン3試合目で準決勝進出の望みをかけて戦ったけど、2戦目でも気にしていた左太ももの怪我のために第1セットを落とした時点で棄権を申し入れると同時に予選敗退が決まりました。
これで今シーズンの試合が終了となった大坂選手だけど、初出場の最終戦では満足なプレーとはならなかったものの、シーズンを振り返ると多くの経験を積めたし、成長もできたと自分自身を振り返ってました。
もちろん来年への期待も高まるけど、シーズン通してずっとベストのプレーをするのはどんなトップ選手でもかなり難しいもの。来年もきっとアップダウンがあるはずだけど、そこをサーシャ・コーチと乗り越えて更なる高みを目指して欲しいわね。
一方、オーストリアのウィーンのATP500大会に出場中の錦織圭選手は絶好調。2回戦のカレン・カチャノフ、昨日の準々決勝のドミニク・ティエムと、いずれも2セットで4ゲームずつしか与えない完勝。
ティエムは地元と言うこともあってなのか、力みからなのか、ミスが多くて錦織選手は助かったところもあったけど、それでもティエムの強打からダウン・ザ・ラインへの見事な切り返しや、ラインぎりぎりへのショットなど、錦織選手のプレー自体もかなりキレが良かったのは確か。
試合後のオンコート・インタビューでは「何と言って良いのか分からないが、第1セットの終盤でドミに挽回を許すべきではなかったけど、それ以外では今日は完璧な試合だった。ドミはベストのプレーではなかった。ミスやダブルフォルトも助けになった。」って語ってました。
今年がこの大会への初出場となっている錦織選手。「最高の日本食レストランも見付けた。この街は素晴らしい。」ってウィーンの街も気に入ったみたいね。
そして試合後の会見では、「良いテニスができていることに、ただ嬉しく思っている。ロンドン(最終戦)へ行けたらと願ってはいるが、まだ来週パリで1大会ある。だからここウィーンで100%のプレーをして、その流れをパリへ継続できたらと願っている。」って今の気持ちを語ってました。
決勝進出をかけて準決勝では予選を勝ち上がったミカエル・ククシュキンと対戦。ククシュキンとはこれまで7回対戦して全て錦織選手が勝利。もちろんそれでも気が抜けない試合になるだろうけど、しっかり勝って決勝進出を果たして、ロンドンへの切符に一歩でも近付いてもらいましょう。
そのパリのマスターズ1000大会だけど、上海でのマスターズ大会で足を滑らせた時に膝をコートに強打して、膝のお皿の骨が骨折してしまったファン・マルティン・デル=ポトロが欠場を表明したの。
もちろん膝の怪我が原因なんだけど、気になるのは11月11日から開幕する男子ツアー最終戦へ出場できるのかってところ。本人はパリの大会への欠場を表明しつつも、最終戦には何とか出場できるように懸命に治療を続けているんだって。
デル=ポトロが欠場すると、今季獲得のポイント・レースで9位の選手まで出場権が与えられるわけで、そのレースでここまでの勝ち上がりで9位になっている錦織選手には追い風になるってわけ。
もちろん自力で8位以内がまだ狙えるから、デル=ポトロの欠場を錦織選手は望んではいないはずだけど、やっぱりデル=ポトロの動向は気になってしまうわね。