全米予選スタート&マレーとイ・ダックヒ

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いよいよ今季最後のグランドスラムであるUSオープンの男女シングルスの予選が始まりましたね。

予選には日本から男子では、ダニエル太郎選手、伊藤竜馬選手、杉田祐一選手、内山靖崇選手、添田豪選手、守屋宏紀選手、綿貫陽介選手、内田海智選手がエントリーしてます。

女子では、日比野奈緒選手、奈良くるみ選手、清水綾乃選手がエントリーしてます。

初日の昨日行われた予選1回戦では、杉田選手、内山選手、綿貫選手が勝利しました。内田選手は惜しくも敗退でした。女子では清水選手が初戦を突破しましたね。

今夜の予選2日目には、男子ではダニエル選手、伊藤選手、添田選手、守屋選手が、女子では日比野選手、奈良選手が登場します。

本戦の舞台へ向けて、みんな頑張ってね!

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そして今週アメリカはノースカロライナ州ウィンストン・セーラムで行われている男子ATP250大会に、今後シングルスに専念する意向を示したアンディ・マレーが主催者推薦で出場してます。

そして初戦となる1回戦では、世界ランク73位のテニス・サンドグレンと対戦しました。

結果は、サンドグレンが7ー6、7ー5で勝利して、マレーは手術から復帰後のシングルスでの初勝利とは行きませんでした。

シングルス復帰初戦は、先週行われたシンシナティのマスターズ1000大会で、その時世界ランク56位のリシャール・ガスケと対戦。4ー6、4ー6で敗退しつつ手応えを感じてダブルスからシングルスへ専念する気持ちが固まったの。

今週も初戦敗退だったけど、それでもマレーは先週より良くなっていると感じているみたい。

少しレベルを下げた大会に出て実戦を積みたいと語っていたから、もしかしたら錦織圭選手が復帰した時みたくチャレンジャー大会への出場も視野に入れているのかも知れないわね。

そしてその大会で歴史を作った選手が。それは韓国のイ・ダックヒ選手。

以前このブログでも紹介したけど彼は全く耳が聞こえないと言う障害を持った選手なの。

そんな彼は行われた1回戦でヘンリー・ラークソネンを下して、障害者選手として初めてATPツアー本戦で勝利を飾ったの。

彼はもちろん、主審やラインズマンのコールは聞こえません。ボールを打つ音も観客の声援も風の音も。

彼の試合を今年見たんだけど、ラインぎりぎりのボールの時は、ボールが落ちた直後に主審をちょっと見て確認しながらプレーしていたの。ラインズマンの声が聞こえないから。

「自分の障害をからかわれたこともあった。みんなからテニスなんてやるべきではないと言われた。確かに難しいけど、友人や家族の支えでやって来れた。自分でもできるんだと言うことをみんなに示したかった。」

「自分から耳の聞こえない人々へのメッセージは、くじけては駄目だと言うこと。頑張れば何でもできる。」

と彼は試合後に語っていたんだけど、それもとても大変なの。

彼は2歳で耳が聞こえないことが分かってから、手話などは習わず人の唇を呼んで会話をすることを学んで来たの。

それでも彼のハングル語も健常者ほど明確ではないから、この会見も彼のフィアンセが彼が言っていることを聞き取り、それを通訳に伝えて英語にしてレポーターはそれを活字にしているんだって。

世界を転戦するのは至難の技ながら、当初はアジア中心にフューチャーズ大会からチャレンジャー大会へと戦場を移し、この数年間は世界各地でプレーしているの。

2017年4月に自己最高位の世界ランク130位を記録したイ・ダックヒ。今は212位だけど、世界のトップ100入りして障害者選手として初めてグランドスラムの本戦の舞台に立てる日を目指してこれからも更なる努力を積むはずね。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 16:20 | コメントをどうぞ
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