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現在フランスはパリで行われている今季最後のマスターズ1000大会で、昨日行われたシングルス1回戦に登場した西岡良仁選手は、ベテランのパブロ・アンドゥハルに逆転で勝利して2回戦進出を決めましたね。
第1セットはお互い譲らない展開ながら、最後の最後でブレークを許してしまった西岡選手がそのセットを失ってしまったの。
でも中盤のアンドゥハルのサービスゲームで、西岡選手が放ったショットがベースライン付近に落ちて、アンドゥハルは何とか返球して西岡選手のチャンスボールかと思われたの。
ラインズマンからはコールがなかったけど、直後に主審がオーバールール。
西岡選手もそれに従いすぐに次のポイントへ向かったんだけど、テレビで映し出されたリプレイではラインの上に落ちていての。
たらればはスポーツにはないけど、あのゲームはもつれながらアンドゥハルがキープしたけど、あの判定がなかったら、もしかしたら西岡選手が先にブレークして第1セットを取れていた可能性も高かったわ。
いずれにせよ、第1セットを取られて第2セット以降奮起して展開を少し変えたと西岡選手は語っていたから、結果オーライね!
そして先月の初旬に新型コロナウィルスの陽性反応が出てしまい隔離措置を強いられたダビ・ゴファン。昨日初戦として登場した2回戦では、予選を勝ち上がった世界ランク105位のノルベルト・ゴンボスにストレートで敗退で今シーズンを終えたの。
それでもゴファンは納得しているようね。
「ここにはなにも期待しないで来ていた。ただ試すことができて嬉しかった。なぜなら、アントワープではあまり良くなかったから。まだ呼吸が苦しい。この大会が今シーズンの最後の大会。そこで、ウィルスからどれほど回復しているか、そして肉体的な部分がどのレベルにいるかを見てみたかった。」
「今はシーズンが終わってとても嬉しく思う。今後のことをより考えられるから、2021年への準備に努め、精神的にも肉体的にも回復するように努力して、次のシーズンへ準備したい。だから、今はシーズンが終わって嬉しい。」
ってゴファンはもう来年へ目を向けているのね。
ゴファンと同じく初戦の2回戦を接戦の末に敗退したのが、ステファノス・チチパス。
世界ランク6位のチチパスは、同い年で世界ランク34位のウゴ・ウンベールの前にフルセットの各セット全てタイブレークと言う接戦を強いられて初戦で姿を消したの。
「この試合もこの大会も去年より更に良い結果を出すことができたはずだった。しかし同時に、このようなテニスをプレーしているのは、彼に取っては本当に良いこと。彼は自分と同い年。次の対戦が待ち遠しい。」
って、同い年のウンベールにライバル心を燃やしていたわ。そのウンベールはこの番狂わせに喜びを表していたの。
「体はもう死んでいる。エネルギーは全て使い切った。それでもスーパーハッピーだし、自分自身をとても誇りに感じている。世界でも最高の選手の一人のチチパス相手にこの試合に勝つために精神的にとても強かった。」
名前負けすることなく、気持ちをしっかり持ち続けての勝利に、精神面での成長が見られたわね。
今夜は西岡選手の2回戦が行われますね。アドリアン・マナリノとの対戦。左利き同士の対戦だけど、どちらに軍配が上がるかしらね!
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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。
女子では、アメリカの80,000ドルのサーキット大会では、第2シードの土居美咲選手が2回戦敗退でした。
ギリシャの15,000ドルでは、予選を勝ち上がった輿石亜佑美選手が2回戦敗退でした。ポルトガルの15,000ドルでは、第5シードの宮崎百合子リリー選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、オランダ人と組んで第4シードの宮崎選手がベスト4でした。
男子では、ドイツの44,820ユーロのチャレンジャー大会では、第2シードのダニエル太郎選手が優勝しました。
ギリシャの15,000ドルのフューチャーズ大会では、第8シードの野口莉央選手が1回戦敗退でした。チュニジアの15,000ドルでは、予選を勝ち上がった山中太陽選手が1回戦敗退でした。エジプトの15,000ドルでは、望月慎太郎選手がベスト8でした。