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USオープン2021大会9日目は男女シングルスの準々決勝それぞれ2試合ずつが行われましたね。
最初に行われた男子準々決勝、第2シードのダニイル・メドベーデフは強い!予選を勝ち上がったボーティク・ヴァン=デ=ザンドスカルプに第3セットを取られ、今大会初めてセットを落としたけど動じずにしっかり勝利を飾りました。
年初の全豪オープンでは準優勝だったけど、全仏オープンではベスト8止まり、ウィンブルドンでは4回戦敗退だったけど、前哨戦のトロントで優勝、シンシナティでベスト4と調子を上げて臨んでいて、その流れを維持してますね。
25歳のヴァン=デ=ザンドスカルプは現在自己最高位の世界ランク117位。グランドスラムは今年の全豪オープンで初めて予選を勝ち上がったて本戦入りも初戦敗退。
その後も全仏オープン、ウィンブルドンと予選を勝ち上がって本戦に入って、全仏オープンとウィンブルドンでは2回戦敗退と、グランドスラムではまだまだ経験不足な選手だったの。
それがUSオープンも初めて本戦の舞台に立つと、2回戦で第8シードのキャスパー・ルード、4回戦でも第11シードのディエゴ・シュワルツマンを下す快進撃。
もちろん、この勝ち上がりでトップ100入りは確実で、60位台前半にまで上昇させることになるわ。
もう1つの準々決勝では、18歳のカルロス・アルカラスはさすがにここまでの接戦の疲れが出てしまい途中棄権で、対戦相手のフィリックス・オジェ=アリアシムが自身初となるグランドスラムの準決勝進出を決めたの。
21歳のオジェ=アリアシムは現在自己最高位の世界ランク15位だけど、トップ10も目前。決勝進出を決めるとトップ10入りも決まるわ。それには好調のメドベーデフを下す必要があるわね。
女子の準々決勝では19歳になったばかりのレイラ・フェルナンデスが第5シードのエリーナ・スヴィトリナをフルセットのタイブレークの接戦の末に倒して、まだまだ快進撃は終わりを迎えることはなかったわね。
正直、どちらに転んでもおかしくない展開の試合だったけど、そんなハイレベルな戦いを勝ち抜いたフェルナンデスは、スヴィトリナの経験値を越える若さと勢いがあったってことかしらね。
もう1つの準々決勝では、アリーナ・サバレンカがバーボラ・クレイチコワをストレートで下してウィンブルドンに続いてのベスト4進出となりました。
クレイチコワは4回戦のガルビーニェ・ムグルサとの試合の終盤で気分が悪くなっていて、その時の振る舞い(終盤になってのメディカル・タイムアウトやタオルを取る時間の長さなど)に対してムグルサがその後もクレームをつけていたほど。
それほど気分が悪くなっていたクレイチコワ。この日の試合では本来のキレのようなものがなくなっていた感じもしたわね。
初めてグランドスラムの準決勝の舞台に立つオジェ=アリアシムもフェルナンデスも同じカナダはモントリオール出身。
オジェ=アリアシムは「こんな日が来るなんて思ってもいなかった。モントリオール出身の小さな女の子と男の子が、二人揃ってUSオープンの準決勝に進むなんて。」って、同郷の二人の快進撃について思いを語っていたわ。
大会10日は残りの準々決勝が行われます。
男子では、第4シードのアレクサンダー・ズベレフはノーシードから勝ち上がったロイド・ハリスと、第1シードのノヴァーク・ジョコビッチは第6シードのマッテオ・ベレッティーニと対戦します。
女子では、第11シードのベリンダ・ベンチッチが予選を勝ち上がったエマ・ラドゥカニュと、第4シードのカロリーナ・プリスコバが第17シードのマリア・サカリと対戦します。
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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。
女子では、スイスの60,000ドルのサーキット大会では、第7シードの内藤祐希選手、予選を勝ち上がった華谷和生選手が1回戦敗退でした。
チェコ共和国の60,000ドルでは、予選を勝ち上がった川村茉那選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、第3シードの森崎&瀬間ペアーが準優勝でした。
スペインの25,000ドルでは、荒川晴菜選手が1回戦で、第5シードの宮崎百合子リリー選手が2回戦敗退でした。
エジプトの15,000ドルでは、長谷川愛依選手、予選を勝ち上がった倉持美穂選手、ラッキールーザーの秋山みなみ選手が1回戦敗退でした。澤柳璃子選手がベスト8でした。ダブルスでは、アメリカ人と組んだ澤柳選手が準優勝でした。
チュニジアの15,000ドルでは、西郷幸奈選手、予選を勝ち上がった細木佑佳選手が1回戦で、第4シードの本藤咲良選手、西郷里奈選手が2回戦敗退でした。第2シードの内島萌夏選手が優勝しました。ダブルスでは、中国人と組んで第1シードの内島選手が優勝しました。
男子では、スペインの44,820ユーロのチャレンジャー大会では、守屋宏紀選手、伊藤竜馬選手が1回戦敗退でした。第1シードの内山靖崇選手が準優勝でした。
フランスの44,820ユーロでは、添田豪選手が1回戦敗退でした。
スペインの25,000ドルのフューチャーズ大会では、野口莉央選手が1回戦敗退でした。チェコ共和国の25,000ドルでは、第3シードの内田海智選手が2回戦敗退でした。
エジプトの15,000ドルでは、渡邉聖太選手、ラッキールーザーの千頭昇平選手が1回戦敗退でした。第4シードの田沼諒太選手が準優勝でした。ダブルスでは、第3シードの千頭&田沼ペアーがベスト4でした。
チュニジアの15,000ドル大会では、仁木拓人選手、市川泰誠選手、予選を勝ち上がった齋藤惠佑選手、正林知大選手が1回戦敗退でした。第7シードの望月優希選手がベスト4、第3シードの徳田廉大選手が優勝しました。