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女子プロテニス協会のWTAは、2022年も中国での大会開催を見送ることを決めたようね。
これは新型コロナウイルスの関係ではなく、未だにその消息がはっきりしないペン・シュアイへの、更なる調査を要求する意思を示すための措置なんだとか。
WTAのスティーブ・シモン会長はテニス関係のメディアに対して、ペン・シュアイがかつて主張した件に関して中国が正式な調査を開始するまで女子ツアーを中国で再び開催することはしないと繰り返し語っていたの。
「中国が必要な措置を取らない限り、我々は中国で大会を開催することで選手やスタッフを危険にさらすことはできない。もし権力が女性達の声を沈黙させたり、暴力などへ声を上げることをカーペットの下へ一掃してしまうのなら、WTAが基盤としている土台、すなわち女性の平等と言うものは大きな打撃を受けることとなるだろう。」
「我々は誰もが納得する結果を見出だすことに注視して行く。中国から撤退したいわけではない。解決へ向けた進展が見られるのなら、2023年は戻って来たいと願っている。それが全世界の勝利になるだろう。」
「私達はペンとはしばらく会話をしていない。問題の解決なしにこの世界を変えることはできないと思う。変化は起こされるべき。それはあなたが望むものではないかも知れない。しかし我々は、また中国へ戻って国内での進歩が見られるような調和を導くような解決策を見付けなければならない。」
依然として新型コロナウィルスに関することや、ウクライナ問題などがニュースやメディアに溢れているけど、振り替えればペン・シュアイの問題は未だに何も解決されていなかったのよね。
今回のWTAの決断は、そんな忘れかけていた大きな問題を思い出させてくれたし、中国へ更なる調査を求めるにはとても良い決断なんじゃないかしら。