ダニエル選手惜しかった&大坂選手タフな相手

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全仏オープン2022がスタートしましたね。初日の昨日は、男子シングルスにダニエル太郎選手が登場したけど、接戦を制することは出来なかったわ。

対戦相手は、地元からの主催者推薦のグリゴワール・バレル。ランキング的には格下だけど、地元の声援を力にランキング以上のプレーを見せていたって感じね。

ダニエル選手も行けるかなって思っているたけど、勝てそうで勝てないのが特にグランドスラム。初戦突破の難しさを見せられた試合でした。

今夜は大坂なおみ選手が、第27シードのアマダ・アニシモバと対戦ね。今年の全豪オープンの3回戦で、マッチポイントを握りながらの逆転負けを喫した相手。

アニシモバが第27シードながらかなり危険な相手であるのは、こんなデータからも分かるの。

今シーズンの女子シングルスで、ここまでで20試合以上で勝利を上げているのが、イガ・シュフィオンテク(37勝3敗)、オンス・ジャバー(25勝8敗)、パウラ・バドーサ(22勝10敗)、アニシモバ(20勝7敗)。

そしてクレー・シーズンに入ってからの勝利数も、ジャバー(17勝3敗)、アニシモバ(10勝3敗)、エカテリーナ・アレクサンドロバ(10勝4敗)、シュフィオンテク(9勝0敗)、ベリンダ・ベンチッチ(9勝2敗)と、好調なのよね。

大坂選手としては、そんな好調な選手相手に、得意とは言えないクレーコートで、どんなプレーを見せてくれるか、期待しましょう。

男子シングルスでは、第1シードのノヴァーク・ジョコビッチに挑むのが西岡良仁選手。失うものは何もない分、全力でぶつかって欲しいわね。

そして女子は既に上位シードでの波乱が。

優勝候補に上げられていた、第6シードのオンス・ジャバーと第10シードのガルビーニェ・ムグルサが初戦敗退。

ジャバーはここへ来て好調で、クレー初戦のチャールストンで準優勝、今大会直前のマドリッドで優勝、ローマで準優勝と、優勝候補の中でも本命の一人だったけど、ポーランドのマグダ・リネッテの前にフルセットで敗退でした。

ジャバー:今日はタフだった。全てを出したし、コートでは彼女にリズムがあった。彼女は自分に多くの選択肢を与えてくれなかったし、自分からのショットに彼女は全て対応しているように感じた。大切な場面で彼女はとても良いプレーをしていた。

リネッテ:去年のここと、今年のマイアミで彼女に負けていたから、どんなことをしてくるか分かっていたような感じだった。戦略的なものがあったけど、彼女はきっと今回は本当に本気で来ると思っていた。自分はただ1ポイント1ポイントプレーする必要があったし、精神的にタフになる必要があった。

そしてムグルサは、シード・ダウンをよく見せるカイア・カネピの前にフルセットの逆転で敗退。2016年のチャンピオンでもあり、優勝候補の一人だったけど、初戦で姿を消してしまったわ。

ムグルサ:出だしはとても良かった。もちろん、最初の数ゲームは緊張していたけど、何とかそれをくぐり抜け第1セットを取れたし、主導権も握っていた。そして明らかに第2セットでは、試合を終わりにしようと躊躇してしまった場面があった。試合を終わらよう、主導権をより握ろうと。すると彼女は素晴らしいテニスをし始め、第3セットへともつれさせた。第3セットはとても良いセットだった。どちらに転んでもおかしくないような試合だったと感じている。

番狂わせん演じたカネピは、グランドスラムの早いラウンドでシード選手を下すことでも有名なの。グランドスラムの3回戦までにシード選手を倒した現役選手では、1位がセリーナ・ウィリアムズの29回、2位がヴィーナス・ウィリアムズの22回、3位がヴィクトリア・アザレンカの21回で、それに続いて4位がカネピで、今回で19回目になるんだって。

グランドスラムでそんな番狂わせを演じられることを問われたカネピは、こう答えていたの。

カネピ:もちろん緊張している。1回戦からタフな相手との対戦は簡単にプレーできるものではない。でも、グランドスラムではより楽しんでプレーしているし、小さな大会よりもっとモチベーションも高くなる。グランドスラムでプレーする時は、より集中し、感情的になり過ぎないようにしている。

きっとこれからも番狂わせが出て来るはず。どんなドラマが待っているか、今夜も目が離せないわね!


カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 12:57 | コメントをどうぞ
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