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先週フランスはパリで行われていたATPマスターズ1000大会、決勝戦でノヴァーク・ジョコビッチをフルセットで下してマスターズ初優勝を飾ったのがデンマーク出身のホルガー・ルーネ、19歳。
ルーネはその結果、今週発表の最新の世界ランクで10位とトップ10デビューを飾ったの。
実はルーネ、先々週スイスはバーゼルで行われたけATP500大会で準優勝を飾ったことを受けて、先週発表のランキングで25位から18位とトップ20入りを果たしたばかりだったの。
シーズン終盤のヨーロッパのインドア・シーズンで好調さを維持していたルーネは、トップ20デビュー後、わずか1週間でトップ10デビューを飾る活躍を見せたの。
これは2008年に、当時23歳だったスタン・ワウリンカが5月に行われたローマでのマスターズ大会で準優勝を飾り、翌週発表のランキングで24位から10位へと、一気にトップ20とトップ10を同時にデビューして以来となる最速でのトップ20デビューからトップ10デビューを飾った選手となったの。
実はルーネは先週のパリでは、1回戦でそのワウリンカと対戦。ワウリンカに3本のマッチポイントを握られる崖っぷちから勝利を飾ると、その後も5人のトップ10選手を下してマスターズ初タイトル獲得に至ったの。
それは、10位のフーベルト・フルカッチ、9位のアンドレイ・ルブレフ、1位のカルロス・アルカラス、8位のフィリックス・オジェ=アリアシム、7位のノヴァーク・ジョコビッチ。
これはATPランキングがスタートした1973年以降、男子ツアー最終戦を除いて同一のATPツアー大会で5人のトップ10選手を下した初めての選手となったの。
トップ20デビューしてからトップ10デビューの最速はワウリンカの同日で、続いてルーネの7日間、その次は2008年にファン・マルティン・デル=ポトロの56日、次が今年アルカラスが記録した63日なんだとか。
デンマーク人男子選手として初めてATPランキングのトップ10入りを果たしたルーネは、「もっと変わってくれたらと願っている。自分がトップ30入りしてから少し変わったけど、デンマークでもっとテニスが注目を集めるスポーツになって欲しい。」って祖国でのテニス事情の変化を望んでいるみたい。
「デンマークではウォズニアキがいたけど、自分は最初の男子選手になったようなもの。デンマークでもっとテニスへの注目が集まることは最高のこと。若い子供達がもっとテニスを始めて、もっと大会を見に来てくれたりすることを耳にするのは良いこと。彼等にはこう言いたい。自分自身を信じ続けること。もし彼等が望むなら、いつでも自分にアドバイスを聞いて欲しい。」
今シーズンは世界ランク103位でシーズンを始めたルーネ。4月にドイツはミュンヘンのATP250大会でツアー初優勝を飾ると、世界ランク70位から45位とトップ50入り。
5月下旬から6月の頭にかけて行われた全仏オープンでベスト8入りを果たして世界ランクも40位から28位とトップ30入りに成功。
9月下旬から10月2日のブルガリアはソフィアでのATP250大会で準優勝、10月17日からのスウェーデンのストックホルムのATP250大会で今季2度目の優勝を飾ると、翌週のスイスはバーゼルのATP500大会で準優勝、翌週のフランスはパリでのマスターズ1000大会で優勝を飾り、今シーズンは103位から10位へと大きく躍進するシーズンを送ったわ。
2023年もかなり注目を集める選手になるのは必至ね!