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FAAとスヴィトリナのチャリティー

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今シーズンを男子世界ランク6位となる自己最高位で終えたフィリックス・オジェ=アリアシム、22歳。今季は彼のブレークのシーズンとなったわね。

オジェ=アリアシムは、2021年11月に10位を記録しトップ10入りを果たしつつも、なかなかツアー優勝を手にすることができていなかったの。

そんな彼だけど、今シーズンは開幕戦のATPカップで祖国カナダを優勝へ導くと、全豪オープンでベスト8、2月のオランダはロッテルダムのATP500大会でツアー初優勝。そしてシーズン後半でも10月のイタリアはフローレンスとベルギーのアントワープのATP250大会、スイスのバーゼルのATP500大会と、3週間連続優勝を飾る快進撃を見せたの。

そして国別対抗戦のデビスカップでは優勝を飾りシーズンを締めくくったわ。

ツアーでの活躍と同時に、彼のお父さんの祖国であるトーゴへ、子供達の教育などへ向けたチャリティーを2020年から行っていて、それは彼がATPツアーで獲得した1ポイントごとに5ドルを寄付すると言うもの。

そのチャリティーは、BNPパリバもスポンサーになっていて、オジェ=アリアシムが獲得した1ポイントごとに15ドルを寄付しているの。その総額は、329,720 ユーロ(約4,781万円)に。

オジェ=アリアシムはオフシーズンに入ってからトーゴを訪れていたようで、彼らの基金はトーゴの10の街で2,740人の住民のために使われているんだって。

彼はトーゴの北部の街を訪れて、その基金がどのように使われているかの視察をしたようね。

「だいぶ形になって来ていた。良いものを見れた。学校の教室がリノベーションされていたり、学校での用具、それは勉強で使うものだけでなく、スポーツで使うものなどにも基金が使われていた。」

「自分に取って大切なことは、子供達に会うことだけではなくて、我々が手助けした学校を卒業して実習を行っている17歳から20歳の人達にも会えたことだった。自分とBNPパリバが提供した基金がとても役に立っていることを誇りに思っている。」

視察を終えたオジェ=アリアシムは、自分がして来た行いが実を結んで形になっているのを目の当たりにして、喜びを語っていたわ。

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そして同じような行いを祖国にした選手が。それは2022年が最も幸せでありながら辛い1年となったエリーナ・スヴィトリナ。

彼女は今年、第1子を出産してお母さんとなるハッピーな出来事もあったけど、祖国のウクライナがロシアから侵攻を受けてからなかなか終息を迎えることがなく、心を痛める辛い1年でもあったの。

そんな彼女は、彼女の名が付いたチャリティーを先週末モナコで開催し、今年で3年目となるそのチャリティー・イベントでは240,000ユーロ(約3,480万円)を集める成果をあげたの。

「今年は自分に取って最も幸せであり最も悲惨な一年だった。ガエル(モンフィス)と自分に子供が授かったことが分かった時に、祖国で戦争が始まった。今でも、現在の自分の気持ちを完全に言い表すことができずにいる。心がとても傷付き、自分が無力なんだと感じていた。なぜなら、この悲惨な戦争を自分が終わらせることができなかったから。でも、何か行動を起こそうと決断に至った。」

もちろんそのイベントには、ご主人のモンフィスやサッカーのウクライナ代表だったアンドリー・シェフチェンコも出席していたんだって。

そのイベントで行われたオークションには、フェニーチェ劇場でのプライベート・コンサートのチケットや、来年のウィンブルドンの男女シングルスの決勝戦のチケット、モンテカルロ・ベイ・ホテル&リゾートのナダル・スウィートの2泊分の宿泊券、それにゼレンスキー大統領のサインが入っている品物などが出展していたんだって。

集められた基金の一部は既に、ロシアからの攻撃で病院などの電力源が失われた所への発電機の購入に当てられいるとのこと。

エリーナ・スヴィトリナ基金としては、ウクライナのテニスやその他のスポーツのアスリートへ、現在の、そして今後の道筋へ向けてのサポートとして使われるようね。

「チームも自分も、勝利を祖国の確信していて、既に戦争後のスポーツ・インフラの復興について考えている。戦争のために国外へ避難を強いられた若い才能のあるアスリート達は、また近い将来に祖国へ帰ることを歓迎されている事を知って欲しい。」

スヴィトリナは来シーズン中の復帰を示唆するコメントを以前していたように、今後は子育てしながらツアー復帰を目指すはず。

祖国ウクライナでの戦争の終息を願うと同時に、スヴィトリナが元気な姿でコートでプレーする日を楽しみに待ちましょう。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 12:32 | コメントをどうぞ
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