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全仏オープン2023大会8日目に行われた女子ダブルス3回戦でとんでもないことが。その試合、ちょうど見てました!
第16シードの加藤未唯選手&アルディラ・スチャーディ組がマリエ・ボウズコバ&サラ・ソリベス=トルモ組と対戦して、第1セットをタイブレークで奪われたけど、第2セットは3ー1とリードしていた次のゲーム。
加藤選手がボールを反対サイドにいるボールガールへ返そうと、ラケットで軽く打って返したことろ、ボールガールはそれを見ていなくてボールがボールガールに当たってしまったの。
そしてそのボールガールが泣き出してしまい、対戦相手のボウズコバとソリベス=トルモが主審へ何か訴えていて試合は中断。
加藤選手はそのボールガールのもとへと歩み寄ると、肩をなでて謝っていて、会場からは拍手が起こっていたんだけど、その後大会レフェリーが登場して何やら話し合いに!
そして何となく不穏な空気が流れていると、まさかまさか、加藤ペアが失格処分となってしまったの。え?!?!どう言うこと???って感じ!
会場からはブーイングが起きていたのは当然。
その後のSNSもかなり荒れていて、この判断はありえないと言うのが大方の意見。
故意であるなしに関わらず、怒りなどからボールを投げたり打ったりして観客やボールパーソンに当たってしまったら失格処分になるけど、今回はボールをただボールパーソンへ投げて渡しただけ!
SNSでも、過去にもそんなことは何度もあったと、ロジャー・フェデラーやラファエル・ナダルの試合(グランドスラム)でも、ボールがボールボーイに当たってしまった動画を投稿する人もいて、その時は誰も失格にはなっていないのに、今回はなぜ失格処分なのか?って。
おまけに、この大会で獲得したポイントと賞金も没収と言う決断なんだって!ありえない!!!
失格の判定が下されて敗戦が決まったあと、加藤選手は泣き出してしまい、パートナーのスチャーディがなだめている姿を見ていて、こっちも涙が出そうだったわ。
本当にありえない!
これはしっかりグランドスラムを統括する国際テニス連盟(ITF)へ訴えるべきとの声が多数寄せられてます。
そして、失格処分を促すような対応をしたボウズコバとソリベス=トルモにも批判の声が。そんなことをして勝ちたいのかって、彼女達がその判断が下される最中に、ベンチに座って微笑んでいる画像も添付されてましたね。(これはちょっと悪意がある投稿だけど)
そしてその後、加藤選手も自身のSNSで謝罪するコメントを掲載してましたね。それには多くの励ましの返信が。
今夜はティム・プエツと組んだミックスダブルスの準々決勝が行われるけど、しっかり試合へ臨めるだけのメンタルを保っててくれることを願いたいわ。
そして男子シングルスでは、西岡良仁選手が自身初のグランドスラムでのベスト8進出をかけて4回戦に登場します。
対戦するのは、アルゼンチン出身のトーマス=マーティン・エチェベリ、23歳。
現在世界ランク49位のエチェベリだけど、今年の5月に自己最高位の46位を記録。去年から今年にかけてランキングを上げている成長株。
アルゼンチンはほとんどがクレーコートだって言うから、当然クレーコート育ちなはず。
1回戦は、対戦相手の途中棄権と言う幸運に恵まれたけど、2回戦では第18シードのアレックス・デ=ミノーを、3回戦では第15シードのボルナ・チョリッチをいずれもストレートで退けるなど、シード選手をあっさり倒しているから、かなり手強いはず。
しかも、どの試合もそれほど時間を要してないから、体力的にもまだまだ余力が残されているはずよ。
そんな相手に西岡選手がどんなテニスを見せてくれるかしらね。