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女子世界一に新たな女王が

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USオープン2023、女子シングルスでは前年度チャンピオンで、現在世界ランク1位のイガ・シュフィオンテクが4回戦で敗退する波乱に見舞われたの。

でも、この敗退は波乱とは言えない敗戦かも。なぜなら、シュフィオンテクを下したのが第20シードのイレーナ・オスタペンコで、実は彼女ここまでシュフィオンテクとの対戦成績が3勝0敗と負けなしだったからなの。

それでも、ここまで全てストレート勝利と絶好調のシュフィオンテクに対して、オスタペンコは全てフルセット勝利と苦しい勝ち上がりだったことから、今回はやっぱりシュフィオンテクが勝つのではと思われていたの。

その予想通り第1セットを6ー3で先取したシュフィオンテク。第2セットでは第2ゲームで先にブレークを奪ったオスタペンコが3ー0とリードするも、第7ゲームでブレークバックに成功したシュフィオンテクに、再び流れが戻るのかと思われたの。

でもこの日のオスタペンコは、そこかなら2ゲームを連取してそのセットを奪い返すと、第3セットはシュフィオンテクを圧倒。わずか1ゲームしかシュフィオンテクに与えず、そのセットを6ー1で奪いゲームセット。

オスタペンコはシュフィオンテクとの対戦を4勝0敗としたの。

「ずっと攻撃的なプレーをし続けて自分のテニスをしていた。第2セットの終わりに自分のテニスの感触がかなり良くなり始めて、特に第3セットはとても良かった。彼女は世界一だからとてもプレッシャーがあるのは分かっていた。とにかく彼女に対して難しい試合にしようとだけ心がけていたし、最後のポイントまで戦い続けた。」

ってオスタペンコは試合を振り返っていたの。一方のシュフィオンテクは、試合の終盤はコントロールがきかなくなってしまっていたみたい。

「自分のレベルがあんなに急激に変わってしまったことに驚いている。なぜなら、プレーが上手く行っていない時、いつもなら出だしが悪くてそこから徐々にリズムを取り戻して問題を解決して行く流れだから。今日はそれが全く逆だった。一体自分のテニスに何が起きたのか本当に分からなかった。突然コントロールがきかなくなったと感じていた。」

シュフィオンテクに取って4回戦敗退に終わってしまった今年のUSオープンだけど、同時に大会後に更新される世界ランクでは、1位の座をアリーナ・サバレンカに明け渡すことが決まったの。

「ランキングのことは普段あまり考えていないけど、この位置にいたのは全体的には好きだった。もうちょっとその位置に長く居たかった。」

「子供の頃から、何かの記録を破ったり成し遂げたいと思っていた。既に成し遂げたこともある。ポーランド人として初めてグランドスラムのチャンピオンになった。史上3人目の世界ランク1位になれたことは明らかに素晴らしいこと。」

「でもそこにたどり着くと、いつかは失うもの。悲しい感情が沸いてくる。そんなことを経験した全ての素晴らしい選手達はみな知っている。激しい練習とトレーニングを続けて、選手としてもっと成長したら、またその位置に帰って来れると。」

世界一からは陥落してしまうけど、モチベーションはまだ高く維持しているようね。

今大会でシュフィオンテクが1位を維持するには、サバレンカより1つ上の成績が必要だったの。でもサバレンカも4回戦に進出していて、今夜(日本時間の明日)に第13シードのダリア・カサトキナと対戦。

サバレンカは世界一になる29人目の選手で、2021年2月には既にダブルスで世界一になっていることから、シングルスとダブルスいずれでも世界一となる8人目の選手になるわ。

カサトキナとの試合後の会見では、きっと世界一になることに関する質問が出るはず。彼女の思いはまた後日お伝えしますね。

そして女子ダブルスでは、第15シードの加藤未唯&アルディラ・スチアーディ組がベスト8進出をかけて3回戦に登場します。

対戦相手はヴィクトリア・アザレンカ&ベアトリツ・ハダジュ=マイア組。このペアはノーシードながら、初めてコンビを組んで出場した5月のWTA1000大会のムチュア・マドリッド・オープンでいきなり優勝している強豪ペアなの。

加藤&スチアーディ組も、大会直前のアメリカはクリーブランドでのWTA250大会で優勝して今大会に臨んでいて、ここまでの勝ち上がりもその好調さを維持しているから、その勢いで8強入りしてもらいましょう。

その他の日本人選手と言うと、ミックスダブルスに出場している柴原瑛菜&マテ・パビッチ組が2回戦も勝利してベスト8進出を決めてますね。

男子ダブルスのマクラクラン勉&西岡良仁ペアが2回戦敗退でした。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:43 | コメントをどうぞ
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