月別アーカイブ: 2023年9月


柴原ペア、4強!

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USオープン2023、ミックスダブルス準々決勝では、柴原瑛菜&マテ・パビッチ組がバーボラ・ストリコバ&サンティアゴ・ゴンサレス組をストレートで退けベスト4進出を決めましたね。

試合は6ー4、7ー6だったけど、内容的には柴原ペアがかなり押してました。実際、その試合でのトータル獲得ポイントは、柴原ペアが77対56と圧倒。

ブレークポイントも、柴原ペアは第1セットの第1ゲームでいきなりブレークされたけど、ストリコバ組に握られたブレークポイントもその時の1回だけ。

柴原ペアは、第1セットの第6ゲームでブレークバックして、第10ゲームでもブレークしてそのセットを取ったの。これ、ブレークしたゲームはいずれもゴンサレスのサービスゲームと、男性のサーブを2度ブレークしていたのよね。

第2セットはタイブレークになったけど、そのセットのストリコバ組のサービスゲームのほとんどでブレークポイントを握っていた柴原ペア。ストリコバ組は何とかしのいでタイブレークに持ち込んだ感じでしたね。

柴原選手のプレーも、もちろん良かったから勝利したんだけど、パビッチのリターンが素晴らしかった。特に相手ペアの男性のサーブのリターンが見事だった印象。サウスポーだからデュース・サイドでリターンしていたパビッチだったから、リターンゲームでポイントをリードする展開が多かったわね。

元々、アドバンテージ・サイドでリターンする柴原選手と、パビッチはそもそもの相性が良いみたい。

そしてそのストリコバは、今大会をもって現役を引退するの。マルケタ・ヴォンドローソバと組んで女子ダブルスにも出場していたんだけど、今年のウィンブルドンを制してグランドスラム初優勝を飾ったヴォンドローソバは、シングルスに優先する形で、ダブルスの3回戦を前に棄権敗退をしていたの。

実はそのダブルスの3回戦の前に行われたシングルスの4回戦で、フルセットの接戦を制してUSオープンでは初めてベスト8進出を決めていたヴォンドローソバ。

ウィンブルドンの優勝で初めてトップ10デビューを果たし、今大会前哨戦のシンシナティ大会でベスト8入りして、現在は自己最高位の9位を記録するなど、今シングルスでランキングをどんどん上げているところなの。

今回の勝ち上がりで、大会明けのランキングでも8位以上を確定しているヴォンドローソバ。24歳の彼女は、現時点ではシングルスのキャリアを優先にしたい気持ちは分からないでもないわね。

もちろん、シングルスの4回戦で体のどこかに違和感を感じてダブルスを棄権したのかも知れないけどね。

そんな状況をしっていた柴原選手は、試合後のオンコート・インタビューでストリコバとの思い出を語りストリコバの素晴らしいキャリアを祝福してました。

実は柴原選手、18歳の時にワイルドカードでUSオープンの女子ダブルスに出場していたの。それはアメリカの18歳以下の大会のダブルスで優勝して手にしたもの。(当時、柴原選手は米国籍)

その時の1回戦の相手が、当時サニア・ミルザと組んでいたストリコバだったの。

柴原選手の初めてのUSオープンの対戦相手がストリコバで、ストリコバの現役最後の対戦相手が柴原選手と言う、何とも奇遇な対戦となったのよね。

試合後には、ストリコバが2021年に出産した息子さんもコートに登場して、ストリコバは息子さんを抱きしめながら柴原選手からの言葉を聞いていたわ。

今後はジュニアの育成をしたいと語っていたストリコバ。こらかの人生にも幸多かれ!

そして、柴原&パビッチ組は今夜、ミックスダブルスの準決勝を行います。対戦相手は、アンナ・ダニーリナ&ハリー・ヘリオヴァアラ組。二人ともダブルスをメインにツアーで戦っている選手。

柴原選手は去年の全仏オープンに次ぐ優勝を目指して、決勝進出して欲しいわね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、チェコ共和国の60,000ドルのサーキット大会では、西郷里奈選手が1回戦敗退でした。

イタリアの25,000ドル大会では、予選を勝ち上がった村松千裕選手が1回戦敗退でした。

タイの25,000ドル大会では、倉持美穂選手、佐藤南帆選手、予選を勝ち上がった小関みちか選手が1回戦で、第5シードの松田美咲選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、相川&倉持ペアーがベスト4でした。

韓国の15,000ドル大会では、第6シードの川岸七菜選手、小林ほの香選手、秋田史帆選手が1回戦で、安部宏美選手が2回戦敗退でした。予選を勝ち上がった佐藤光選手がベスト4でした。ダブルスでは、香港人と組んだ梶谷選手がベスト4でした。

セルビアの15,000ドル大会では、ラッキールーザーの江藤奈緒子選手が1回戦敗退でした。

男子では、中国の80,000ドルのチャレンジャー大会では、第3シードの内田海智選手、第4シードの野口莉央選手、内山靖崇選手が1回戦敗退でした。ラッキールーザーの高橋悠介選手がベスト8でした。ダブルスでは、第1シードの松井&上杉ペアーがベスト4でした。

香港の25,000ドルのフューチャーズ大会では、第3シードの望月勇希選手、第4シードの伊藤竜馬選手、第5シードの龍樹選手、越智真選手、予選を勝ち上がった住澤大輔選手、白石光選手が1回戦で、齋藤惠佑選手が2回戦敗退でした。第1シードの中川直樹選手、熊坂拓哉選手がベスト8でした。ダブルスでは、齋藤&住澤ペアーが準優勝でした。

タイの15,000ドル大会では、山中太陽選手が1回戦で、第3シードの川橋勇太選手、ヴィトゥンティエン・レオ選手が2回戦敗退でした。第8シードの市川泰誠選手がベスト8でした。ダブルスでは、市川&川橋ペアーが準優勝でした。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 15:36 | コメントをどうぞ
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加藤ペア流れ掴めず&サバレンカの思い

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USオープン2023女子ダブルス第15シードの加藤未唯&アルディラ・スチアーディ組がベスト8進出をかけて3回戦に臨んだけど、全く流れを掴めず敗退でした。

対戦相手のヴィクトリア・アザレンカ&ベアトリツ・ハダジュ=マイア組の強力なストロークとサーブに終始圧倒されて、リズムが作れない加藤&スチアーディ組はダブルフォルトなどミスも。

打開策を見出だせないまま試合は終わってしまいました。こんな日もあるわ。これからは、日本や中国などのアジア・ツアーも始まるから、今後の活躍に期待しましょう。

残る日本人選手はと言うと、ミックスダブルスに出場している柴原瑛菜&マテ・パビッチ組が今夜準々決勝に登場します。

対戦相手は、バーボラ・ストリツォバ&サンティアゴ・ゴンサレス組。しっかり勝ち上がって欲しいわね。

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そして大会明けに女子世界ランク1位になるアリーナ・サバレンカ。新女王はダリア・カサトキナをストレートで一蹴。新女王の強さを発揮してました。

試合後に彼女は、現在世界ランク1位のイガ・シュフィオンテクと、直接その座を争いたかった気持ちを語っていたの。

「彼女は必ず決勝へ勝ち上がって来ると思っていた。自分がその舞台に立てるかは、自分次第なだけ。そんな戦いを彼女とコートで行って全てを決めたかった。彼女が負けて悲しい。」

「その試合を見ていた。そして、何とか勝って!と思っていた。悲しかったけど、ハッピーでもあった。こんな形で世界一になりたくはなかった。彼女とその座を直接争いたかった。」

そうね、シュフィオンテクの敗退から1位が転がり込んで来たようにイメージしてしまうのかも知れないわね。現在の女王に勝って1位になりたかった気持ちも分からないではないわ。

それでも、1位になるのはこの大会だけの成績ではなく、ここまでの積み重ねなわけだから、サバレンカも堂々と1位の座を堪能して良いはずよ!

きっと大会が終わって実感が沸いてくるはずね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:30 | コメントをどうぞ
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女子世界一に新たな女王が

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USオープン2023、女子シングルスでは前年度チャンピオンで、現在世界ランク1位のイガ・シュフィオンテクが4回戦で敗退する波乱に見舞われたの。

でも、この敗退は波乱とは言えない敗戦かも。なぜなら、シュフィオンテクを下したのが第20シードのイレーナ・オスタペンコで、実は彼女ここまでシュフィオンテクとの対戦成績が3勝0敗と負けなしだったからなの。

それでも、ここまで全てストレート勝利と絶好調のシュフィオンテクに対して、オスタペンコは全てフルセット勝利と苦しい勝ち上がりだったことから、今回はやっぱりシュフィオンテクが勝つのではと思われていたの。

その予想通り第1セットを6ー3で先取したシュフィオンテク。第2セットでは第2ゲームで先にブレークを奪ったオスタペンコが3ー0とリードするも、第7ゲームでブレークバックに成功したシュフィオンテクに、再び流れが戻るのかと思われたの。

でもこの日のオスタペンコは、そこかなら2ゲームを連取してそのセットを奪い返すと、第3セットはシュフィオンテクを圧倒。わずか1ゲームしかシュフィオンテクに与えず、そのセットを6ー1で奪いゲームセット。

オスタペンコはシュフィオンテクとの対戦を4勝0敗としたの。

「ずっと攻撃的なプレーをし続けて自分のテニスをしていた。第2セットの終わりに自分のテニスの感触がかなり良くなり始めて、特に第3セットはとても良かった。彼女は世界一だからとてもプレッシャーがあるのは分かっていた。とにかく彼女に対して難しい試合にしようとだけ心がけていたし、最後のポイントまで戦い続けた。」

ってオスタペンコは試合を振り返っていたの。一方のシュフィオンテクは、試合の終盤はコントロールがきかなくなってしまっていたみたい。

「自分のレベルがあんなに急激に変わってしまったことに驚いている。なぜなら、プレーが上手く行っていない時、いつもなら出だしが悪くてそこから徐々にリズムを取り戻して問題を解決して行く流れだから。今日はそれが全く逆だった。一体自分のテニスに何が起きたのか本当に分からなかった。突然コントロールがきかなくなったと感じていた。」

シュフィオンテクに取って4回戦敗退に終わってしまった今年のUSオープンだけど、同時に大会後に更新される世界ランクでは、1位の座をアリーナ・サバレンカに明け渡すことが決まったの。

「ランキングのことは普段あまり考えていないけど、この位置にいたのは全体的には好きだった。もうちょっとその位置に長く居たかった。」

「子供の頃から、何かの記録を破ったり成し遂げたいと思っていた。既に成し遂げたこともある。ポーランド人として初めてグランドスラムのチャンピオンになった。史上3人目の世界ランク1位になれたことは明らかに素晴らしいこと。」

「でもそこにたどり着くと、いつかは失うもの。悲しい感情が沸いてくる。そんなことを経験した全ての素晴らしい選手達はみな知っている。激しい練習とトレーニングを続けて、選手としてもっと成長したら、またその位置に帰って来れると。」

世界一からは陥落してしまうけど、モチベーションはまだ高く維持しているようね。

今大会でシュフィオンテクが1位を維持するには、サバレンカより1つ上の成績が必要だったの。でもサバレンカも4回戦に進出していて、今夜(日本時間の明日)に第13シードのダリア・カサトキナと対戦。

サバレンカは世界一になる29人目の選手で、2021年2月には既にダブルスで世界一になっていることから、シングルスとダブルスいずれでも世界一となる8人目の選手になるわ。

カサトキナとの試合後の会見では、きっと世界一になることに関する質問が出るはず。彼女の思いはまた後日お伝えしますね。

そして女子ダブルスでは、第15シードの加藤未唯&アルディラ・スチアーディ組がベスト8進出をかけて3回戦に登場します。

対戦相手はヴィクトリア・アザレンカ&ベアトリツ・ハダジュ=マイア組。このペアはノーシードながら、初めてコンビを組んで出場した5月のWTA1000大会のムチュア・マドリッド・オープンでいきなり優勝している強豪ペアなの。

加藤&スチアーディ組も、大会直前のアメリカはクリーブランドでのWTA250大会で優勝して今大会に臨んでいて、ここまでの勝ち上がりもその好調さを維持しているから、その勢いで8強入りしてもらいましょう。

その他の日本人選手と言うと、ミックスダブルスに出場している柴原瑛菜&マテ・パビッチ組が2回戦も勝利してベスト8進出を決めてますね。

男子ダブルスのマクラクラン勉&西岡良仁ペアが2回戦敗退でした。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:43 | コメントをどうぞ
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加藤組、快勝&女子でも引退した選手が

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USオープン2023では、女子ダブルスで第15シードの加藤未唯&アルディラ・スチアーディ組が2回戦も快勝で3回戦進出を決めました。

ミックスダブルスでも、柴原瑛菜&マテ・パビッチ組が接戦を制して初戦突破しましたね。

今夜は、男子ダブルスのマクラクラン勉&西岡良仁ペアが2回戦に、ミックスダブルスで柴原&マテ・パビッチ組も2回戦を戦います。

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今大会を最後に引退した、ジョン・イズナーとジャック・ソックだけど、女子でも地元アメリカ人選手が現役生活にピリオドを打ったの。

それは、元世界ランク9位のココ・バンダウェイ、31歳。

バンダウェイは今大会はシングルスでは予選に出場したけど、初戦敗退。ソフィア・ケニンと組んだ女子ダブルスでも1回戦敗退で現役生活を終えたわ。

バンダウェイは、2017年のUSオープンの準々決勝で当時世界ランク1位のカロリーナ・プリスコバを下してベスト4進出。この時、女子シングルスのベスト4にはバンダウェイ、マジソン・キーズ、ヴィーナス・ウィリアムズ、そして優勝したスローン・スティーブンスと、4強全てアメリカ人だったのよね。

その年のフェドカップ(現在のビリー・ジーン・カップ)でもアメリカ代表としてアメリカの優勝に貢献したの。

イズナーやソックの引退に影をひそめてしまったけど、アメリカ女子テニスの一時期を牽引したバンダウェイもコートを去ってしまったわ。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 19:51 | コメントをどうぞ
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