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全仏オープン2022大会5日目、日本人選手は女子ダブルスとミックスダブルスの1回戦に登場しましたね。
女子ダブルスでは、第9シードの柴原瑛菜選手&アジア・ムハマド組は地元から主催者推薦で出場ペアに危なげなく勝利して2回戦へ進んだわね。でも第11シードの青山修子選手&チャン・ハオチン組は、ストレートで初戦で姿を消しました。
直前の大会で優勝して臨んだ穂積絵莉選手&二宮真琴選手ペアは、惜しくも逆転負けでした。
アリャ・トムリャノビッチと組んだ土居美咲選手と、アルディア・スチャーディと組んだ加藤未唯選手は、いずれも初戦突破しましたね。
ミックスダブルスでは、第2シードのウェスリー・クールホフと組んだ柴原選手、チャン・ハオチンと組んだマクラクラン勉選手のペアは、いずれも勝利を飾り2回戦進出を決めてますね。
今夜は、ウゴ・ニスと組んで青山選手がミックスダブルスの1回戦に、加藤&スチャーディ組が女子ダブルス2回戦に登場します。
そして昨日行われた女子シングルス2回戦でこんな事が!第30シードのエカテリーナ・アレクサンドロバとイリナ=カメリア・ベグの一戦でのこと。
第1セットをアレクサンドロバに奪われたベグだったけど、第2セットを取り返して試合はフルセットへ。
勝敗を決める第3セットでは、序盤に先にブレークされてしまったベグは使っていたラケットを違うラケットに交換しようとベンチへ。そして使っていたラケットをイライラからベンチへ投げつけたんだけど、そのラケットがバウンドして観客席へ!
ラケットは近くに座っていた少年をかすめて行ったの。びっくりした少年は困惑した様子だったけど、隣にいた両親になだめられて何とか落ち着いたの。
ベグは警告を受けたけど、失格のような厳しい処分には至らず、その後に試合が再開されて、ブレークバックし最終的にはアレクサンドロバを下してベグが勝利を手にしたの。
失格処分と言って記憶に新しいのは、2020年のUSオープンの男子シングルス4回戦で、ノヴァーク・ジョコビッチがボールをラケットで壁へ叩き付けようとしたら、それがラインパーソンに当たってしまい、その行為からジョコビッチはその試合の途中で失格処分となって敗退してしまったわよね。
今回は、ラケットが実際に少年には当たっていなかったと言うことから、警告で済んだらしいわ。
それから、女子シングルスで前年度チャンピオンとして臨んでいたバーボラ・クレイチコワは、まさかの初戦敗退でシングルスを終えたけど、カテリーナ・シニアコバと組んだ女子ダブルスでも連覇を狙っていたの。
シングルスに敗れたあとも、ダブルスでの連覇を目指していたのに、体調に異変をきたしたクレイチコワが検査を受けると、新型コロナウイルスの陽性反応が出てしまったの。
そのため第1シードでエントリーしていた女子ダブルスからも棄権することになってしまったの。
これでシングルスもダブルスも連覇とはなりませんでした。最近は怪我にも苦しめられていたクレイチコワだったけど、ちょっと不運が続いてるわね。