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今週イタリアはローマで行われているWTA1000大会は、現地土曜日の深夜に決勝戦が行われて、エレナ・ルバキナとアンヘリナ・カリーニナが対戦したけど、第2セット途中でカリーニナが棄権を申し入れてルバキナが優勝を飾ったの。
現地土曜日に女子シングルスの決勝戦が予定されてたんだけど、悪天候のためになかなか試合が開始されず、結局夜中の11時を過ぎてから開始する異例の事態に。
ルバキナは「簡単ではなかった。本当に長い1日だった。最初は平気だった。ただただ待っていた。そして4時間を越える待機のあと、かなり難しくなって行った。きっと簡単ではないだろうとは思っていたけど、天気だからただ不運だった。」って気持ちを語っていたの。
もちろんこの大会側の決断には疑問を抱く選手もいて、もうベテランとなったフランスのアリーゼ・コルネは「WTAツアーでも大きな大会の1つでの女子決勝戦が午後11時から始まるのを見るのはちょっと悲しい。もちろん、スタンドには観客もいないし、両選手に取ってこんなに大切な試合が、そんな遅くに始められるなんて最高とは言えない。なぜ男子の決勝戦と同じく女子決勝戦も明日にすることが出来なかったのか?」って疑問を投げ掛けていたの。
当初から現地日曜日に予定されているのは、男子のシングルスとダブルスの決勝戦2試合だけ。それなら女子の決勝戦を行う時間は、余裕で取れるはずでは?って思えるものね。ま、日曜日の天気予報にもよるけどね。
そして、ルバキナはこの大会で戦った6試合中、決勝戦を含めて3試合も相手選手の途中棄権での勝利だったの。
「確かに自分に取ってとても不思議な2週間だった。他の大会でも棄権で勝利したのを覚えていない。ここではそれが3回。本当に不思議。同時に、雨のための遅延で、寝るのも遅くなり起床するのもお昼くらいになっていた。」
そして試合後にはこんかコメントをしていたの。
「今日は望んでいたような試合の終りか方ではなかった。アンヘリナには1日も早い回復を願っている。なぜなら、彼女は自分のとても良い友人だから。彼女の全ての結果には本当に嬉しく思っている。このままの調子を維持して欲しいし、彼女と彼女のチームにも祝福したい。全仏オープンまでに回復してくれることを願っている。」
そして、残念ながら準優勝に終わったウクライナ出身のカリーニナは「プレーすることができず、本当にごめんなさい。ベストを尽くそうと努力してました。エレナには今年ここまでの成績を祝福したい。本当に感動的です。そして、ウクライナをサポートしてくれるイタリアにもありがとうと言いたい。とても大きな意味があることです。」って思いを語っていたわ。
そして決勝へ進んだ時にはこんな気持ちを述べていたの。
「このレベルの大会での最高成績は4回戦だったから、本当に嬉しい。正直、決勝へ進めて心の底からすごくハッピー。とても大きな意味があること。もちろん、予想もしていなかった。でも、どの試合も必死に戦った。フルセット、フルセット、フルセットと。そして今、こうしてここにたどり着いた。」
今回の結果を受けて、ルバキナは週明けの世界ランキングでは自己最高位を更新する4位へ浮上。カリーニナも今年の3月に記録した自己最高位の28位を更新して、24位へ上昇する予定ね。
ルバキナは全てのサーフェースで好成績を出しているから、全仏オープンでも期待が高まるわね。そしてカリーニナは、全仏オープンまでに回復すると良いんだけど。