最近のTVドラマ、見ていますか?
『独身貴族』、SMAPの草薙さんの映画会社のドラマをけっこう楽しくみています。
その中で女優さんがいやなことがあってぶんむくれそうになると、自分でほっぺをポンポンと押さえて笑顔を一生懸命作ろうとするのです。
というわけで。今、私は一生懸命に笑顔を作ろうとしています。
テニスのレッスンですごく悲しい思いをして、それをひきずっているからです。
上手くないという事実は、これは本当にそうだから仕方がないことです。
その事実を指摘されるのも、仕方がないことです。
だけど「ストロークをクロスに打とうとして、最近サイドアウトが多いのですが、どうしたら良いですか?」という質問に対して。
「ブリ婆さんは、ストロークが下手だからね。ボレーを多目に打てるように、以前から前に上がっていくように教えているんだけど。」
「前へ上がる前に、ストロークラリーが続かないんですが。」
「それは申し訳ないけど、あえて正直に言います。あなたが周り(他のサークルメンバー)とレベル差があるからです。」
そう、周囲の方々とテニスの年数5年以上は違うんです。
しかし、いくら何でもリターンミス、3回目のストロークミスは、ポイント取っている相手も楽しくないでしょうし(練習にならないと思います)。
でも、私は周囲に勝ちたくて、コーチに質問しているわけじゃないんです。
確かに、試合形式レッスンで、負けてばかりだから、私とその日組んだ人は楽しくないだろうし、私だっていつもいつもやられっ放しだから面白くはないですが。
たまにポーチとか決まると、よっしゃ~~~!!と喜びもあります。
ですが、3週間後に試合があるのです。
ストロークが甘くセンターに入ったり、クロスのはずがコートを横断してサイドアウトするのを無くしたいのです。
もちろんもちろん、他にもたくさん突っ込みどころ満載なんですよ。
チェンジのタイミングだって、チェンジしてロブを捕りに行ったら捕れないとか、打ち損ねたとか・・・。
今まで、コーチは、1人下手が混ざっているけれど、我慢して教えてくれていたんです。
でも、やっぱりかなりの我慢の限界なんだろうなぁと、感じてしまいました。
誰でも、ヘタの時期があるとは分かっておられるでしょうが、冗談みたいにずっとヘタな生徒がいると、ただただストロークを少しでも向上させたい質問に、あえてトドメになるようなことを言いたくなるんでしょうね。
さすがに最後は、
「軸がしっかりしていないから、必死にクロスへ飛ばそうとしてボディと腕を振らなくても良いところまで振りすぎてサイドアウトしたんじゃないかな。」と言ってくれました。
そういえば、センターに甘く入ったあと、その修正をやりすぎた覚えがあります。
クロスに振りぬいているつもりで、横にラケットを振ったのです。
途中で、自分でもまずいんじゃないかとは思ったのですが、1年前までは、ストロークの方向付けを最後に手首をこねたりしてやっていたんです。
最近のテーマはバカみたいだけど、ボディで方向付けをしようとしています。
私は、ちゃんと頑固にボディで方向付けをしようとしてそれをつらぬいたから失敗していたんだ(いつもだったら、途中でラケットをこねたりするんです)。
そっかぁ。エライじゃん、自分。直そうと努力しているんじゃん。
傍からみたら、ずうっと私はヘタを続けているだけだけど、私の中では正しいストロークをしようともがいている過程なんだなぁ。
(誰も褒めてくれないけど、自分では褒めてあげようと思いました)
そうかぁ・・・。コーチのご指摘は、納得しました。
軸がきちんとしていれば、ボディでの方向付けがもう少し正しくなるらしいことが分かっただけでも収穫です。
今にきっと、センターに甘く入らないクロスが打てたり、いつもはまぐれで決まるストレートがもっと自信をもって打ちにいけるはず。
内側のシングルスラインに落とすつもりが、身体が開いて都合のよいことに逆クロス気味のストレートで決めたときに周囲は褒めてくれたけど、私は納得していなかったのです。でも、逆クロス気味ストレートを決めた通りに打てる日がくるかもしれません。
もちろん、打てる日が来ない確率の方が高いだろうことは、コーチがとどめをさしてくれなくても私は、実は分かっているのです。
でも、上手くなるかもしれないなぁと思ってテニスを続けるのは、私の自由だと思います。
私はもともとスポーツが得意な人ではないので、たぶんあまり上達はしないだろう予測は立てていました。でも、たぶん上達はしないだろうなと思い続ける人よりは、カンチガイしているオバカサンでいたいんです。
5年前の自分より、テニスは上手くなったと言い切れません。
5年後の自分は、きっとテニスが上手いだろうとも言えません。
笑いたい人は笑ってください!
今は、私はお口をぶんぶくに膨らませています(お外ではやっていませんよ。家に帰ってきてから、悔しくて泣いているだけですよ)。
でも、笑顔、笑顔!!
ふくれっつらのオバカサンより、楽しそうな笑顔のオバカサンの方が絶対に良いですよね!