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お久しぶりで・・・の、試合の話

ようやく試合の話を書きます。

いやその、決して避けていたわけじゃないんです。いざ試合の話を書こうとすると、邪魔が入るんです(下書きとして保存して塩漬けになっておりました)。

まずは結果から。

1日目の予選で2敗して、2日目の本選に出られなかったのです。1-6、5-6でした。

3月、5月、11月の一年に3回しかない貴重な初心者の大会。

3月の大会は、いちばん初心者にやさしい大会の位置づけです。それは、予選は3チームで争い、2チームが本選に出られるからです。(5月は3チーム中1チームだけ。11月は、勝ち抜いていくシステムで、敗退したらコンソレに出られるだけです。)

試合がチャンス!であるならば、予選一日目の試合で何とか抜け出し、本選で1試合だけでも戦いたかったはず。ラッキールーザーに行かず、負けたから火曜日の練習に出た理由は。

試合より、火曜のコーチのレッスンが大好きだから、です。

以前は(数ヶ月前までは)、周りの人が楽しそうにボールを打っていることが不思議で仕方がなかった、のです。

自分のストローク、自分のボレー、打つ球すべて200万回集めて、自分でもスパーンと打てた、気持ちよく打てたというのが1,2回しかないんで”自分が打っている時のテニスは、つまらなかった”のです。必然的にテニスを見る方が好き、でした。

今は違います。といっても、球がうまく打てるようになったわけではありません。まだまだ改善するところがたくさんです。

ですが、ちょっとコーチの言うことが”聞ける”レベルから、”なんとなく解る”レベルになってきて、まずは練習が楽しくて仕方がないのです。

ラッキールーザーはたぶん出ないだろうと思い、レッスンに直行してしまいました。

ペアの人と出たわけではなくて、(相手もそうでしょうが)、本音を言えば・・・・かなりやりにくかったのです。いつものペアさんの有り難味をしみじみ感じました。

今回、組んでくれた方は、決して下手なかたではないのです。同レベルで、ミスも同じようなミスをしてくれるので親近感が持てて、メンタル的にはやりやすかったと思います。

痛感したところは、お互いの守備範囲がわかりにくかった、です。

雁行陣で戦っていたのですが、後衛にいる私の前のサービスボックスにちょろりとゆるい球を(ドロップショット気味)打たれたときに、ふだんは全然動いて捕りに来ない方なんですが、2,3歩走って捕りにきて、あと1,2歩のところで止まって捕らない(笑)というフェイントが何度も。(私もしょっちゅうやってしまうんですがww)

「前衛は何をしても良いらしい。」という話をしていたので、まぁそこまで行ってくれたら、ミスしても捕りにいって欲しいところなんですが、やっぱりズドドドという音を立てて私が後ろから走ってくるのがコワイのだろうなぁと。

終わってから、彼女が「いやぁ、ブリ婆さんが走っているから、私も最大限フォローをしなきゃと思って、行ってみたんだけどさぁ、途中で気がついたの、後衛に打ってもらった方がミスがないかなぁ。」って。

感激しました。本当にふだん、走らないのにずいぶん走ってくれてましたもん。ミスしようが、ラケット引っ込めようが、全然OKです。3,4回そういうのでポイント落としました。私も最後のほうは、”次こそ、こちらも頑張ってフォローしよう!”と思うんですが、つい前衛の方が球のエリアに入ってるように見えて足を止めてしまいました。声かけをしようと思うんですけど、声がなかなかでないんですよね。(日頃は先輩がたのフォローが素晴らしく、あまり声を出さなくてもわかりやすかったり、ブリ婆がお任せモードだったりして・・・そういう声かけの練習、ちゃんとしていないんでこれからうるさくても声に出そうと思います!)

しかし、ブリ婆はもっと重大な敗因を作っていました。

いつもの私の、いちばん悪いところが如実に出てしまいました。結論を先に言うと。

マイペースで、自分の打つ球が良いかどうかを一番に気にしている点です

1試合目、私達は待機でした。その試合で負け残った相手ペアさんとの対戦。1-6。

私は、めっちゃくちゃやる気全開で、空回りをしていました。

最近、ちょっとだけ(本当にちょっとだけですが)ストロークが良くなったので、ガッツリ打ってみようと思っていたのです。

いつもならリターンは、相手のサーブを「捕れるかなぁ」と恐る恐るとりあえず相手のコートの中に返すという方針で頑張っていて、リターン返球率、結構良かったはずなのに。

今回は、リターンミス量産しました。積極的なリターンを心がけてました。セカンドサーブは特に、攻めあるのみ!(初心者が、かっこつけてスミマセン)

深く強く返す!・・・・エンドアウトミス。

ポーチを足止めしてやる!・・・サイドアウトミス。

前衛が真ん中に近づいてるから、パッシング!(力んでしまい、長すぎて結局エンドアウトミス)

途中、やばいと思い、ほわんと深く中ロブで、のつもりで(優しく返すつもりで全然回転もかけずに飛ばしてしまい)、やはりコートに入らないのです。

あせってきて修正して、少し弱い打ち方をしたら、コートに球が入るのですが、次から相手に攻められる球をどんどん打たれる、のでした。

”う~ん、スピンがかかっていないのかな?”、”ネットはイヤだしなぁ・・・。”

あげく、”この間みたいに、ガッツンまっすぐにどうして打てないんだろう?”

ハイ、え~ペアさんのことも相手のことも完全に無視していますね、ごめんなさい。

というわけで、1試合目は独り相撲でした。

言い訳をさせてください。いつもは、下のAパターンなんです。

A:普通にとりあえずのリターンをする。サーバーが”サーブはリターンされちゃったけど、攻めて行くからね!”と私に打ち返す、どんどん私は圧されていき、ミスか捕れるかよくわからない、という球を打たされる羽目になります。

そうか、私はいつも受身なんだ、だからいけないんだ、とずっと悩んでいました。だから、ほわっと中ロブ、スピンのかかった球、ネットにかからない球、なるべく深く相手に送る球ばかりではなく、フラットドライブ気味な(直線的に戻っていき、できればストンと相手の足元に落ちて欲しい)球を打つ練習をしていたのです。

B:受身じゃなくて、消極的じゃなくて、いつも私が追い込まれるような、ガッツリした球を打って相手を追い込んでやる!

そう、今回はこう思って張り切り、気負ってました。力みすぎているのか疲れるわりには球は飛ばず、隣のペアさんが普通に非力そうに打つ球の方が、よほどいい球でした。

ネットすれすれにたまに飛び、確かに相手も打ちにくそうにしますが、実は対戦相手はそういう球を捕るのが好きなようでした。そう、ブリ婆は、ほわ球で(仲間内ではちょっと打ちにくいと)知られていました。

頑張って頑張って、努力して、結局相手ペアの打ちたい球を打っている私。

オバカサンだなぁとつくづく今になって思います。一生懸命やってもムダです。早く打とうと打ったスピードボールが、若い相手ペアがさらにがっつり打って早くて、結局私が追い込まれてミスしているのでした。

コート外にはみ出るのがいやで、そ~~っと打った球は、相手のチャンスボールでした。

私は、”きちんと積極的に打って、戦局を悪くしないためのつなぎ球”というのが打てないどころか、たぶん良くわかっていないのです。1-6で負けるのは簡単でした。

途中、ボールが入るかどうか私には解らないのだと思ってもいました。

2試合目(1試合目の相手ペアさんに勝った相手との試合でした)。

どうしよう、私はテニス、本当に出来てない。・・・試合を続けてやるのですから、全く立ち直っていませんでした。

頑張って100%で打って、相手の打ちやすい球を打つだけの自分。相手は60%の力で勝てるのですから、笑顔がこぼれるのも当然で、すごく自分は惨め。・・・そんな思いをひきずっていました。

1:もうテニスっぽく打てなくてもいいから、ボールにスピンだけかけよう、と思いました。

2:いつも前目で捕らえすぎると、あまりボールを押せないのですから、そうしようと思いました。

この1と2くらいしか、ボールをコートに入れる方法を思いつきませんでした。で、結果、ボールはコートに入り、ラリーが続くようになり、ラリーが続けば、とりあえずボールを捕りに行こうとしか思えないへたくそさんなのでイコール余計なことを考える暇もなくなって、ただただ、打たれた球を返すだけでした。

フォアにまた試合中に自信が持てなくなったぶん、「バックは、それにしても幾分ましじゃん、私。」と自分をだまし、バックに来た球は、それこそがっつり打ちました。(右サイドを守っていたので、センターに来た球はほぼバックで打てるので。

とにかくフォアは、ラケットを地面と垂直にした状態でボールをお迎えに行って、当たったと思う瞬間、縦にこすりあげるだけ(本当は、きれいにかつぎあげたかったけど、フォアハンドだめなんだもん、いいかげんだな、ああこりゃこりゃ)。・・・・の方が、ラリーが続くって、なぜ?(と言いたいですが・・・)

で、2-4辺りから、5-5に追いついて、最初のリターンで・・・魔がさして、前衛の横をストレートパッシングしようとして、サイドアウトしたのは、ブリ婆でした。(そう、コートに入りだし、相手のスコアに追いついた途端、”打ちたかった”だけの理由で、ストレートを狙いました・・・まぁ、サーブが良くて、かなりワイドに振られ、外に追い出されたから、そこからセンター、クロス方面に打ちにくいし、面だけ向けて当ててストレートに流そうとしたのですが、サーブの威力がありすぎて、逆クロス気味にボールが飛びすぎてしまいました。

今回の反省。

1:リターンは欲を出さず、とりあえず前衛にガチンと叩かれない、コートに入る球を返すことを心がける。

2:つなぎ球は、1よりもう少しマシな球を打ちたいですが、無理そうなので。

”相手にアドバンテージ握られない程度に、良いラリーを自分が続けられる球”をめざしつつ、コーチがいつもいう、きちんとしたつなぎ球というのは、どういうものなのか考えて習得していきたいです、実は本当にまだわかりません。

3:ほわっとした球の復活をめざします。実は、ここ10ヶ月ほど、ガッツリ打ちたくて仕方がなかったのです。一度、コーチに「ラケットをめちゃくちゃ早く振り回してコントロールもなく打って、いったい何をしてるの?」と注意されたのですが、そこでも上手い人みたいにがっつり打ちたいと言って呆れられました。とにかく、そこでわかったのは、”ラケットをぶんぶん速く振って当てることが、しっかりした球を打ったことにはならない”ということです。そして、未だに正解がわからないのです。そう、2につながりますが、しっかりした球を打つには、どうすればよいのか?

4:ほわっとした球を打てることと、しっかりした球を打てること、そしてそれらを混ぜ合わせられることができれば、もう少しマシになるかもしれません。

ボレーの方が少しマシです。aビシッと打つ(ハエをたたいてる感じ)、bラケットに載せてズリッと丁寧に送る(大きなしゃもじに窯で焼いたピザを載せて、少し遠くの皿の上に放って置く感じ)というイメージの違いを持っていて、調子の良い時はそのイメージを表現しようと努めることができます。aとみせかけてロブボレーをそうっと相手の後ろに落とそうとすることもできます。余裕のないときは、ただただaをジタバタやっているだけですが。

ストロークでも、何かイメージできればいいなと思います。どちらかというと行き当たりばったりで、振られて身体が泳いでいて、結果的にうまくショートクロスに打てた!ラッキー!みたいなことばかり。(そういう時は、とにかくあそこにボールを落とそうという行き先しか決まってません)

プロ選手がウォーミングアップしているときの、ゆーったりとしたリズムのラリーがしてみたいです。きちんとインパクトを確認しつつ、試合中のスィングの2,3倍のゆっくりペースでのフォーム。追い込まれてないから、肩も上がってなくて、本当にいいなと思います。

バックハンドの方が幾分マシとかきましたが、バックもいつも必死のバックハンド1種類しかありません。ロブを上げるときの”は~~~い”という丁寧な振りは、幾分いつもより、ゆったり目かもしれません。

これからの課題のひとつにします!↓↓

ボール軌道も、落ちる場所もほぼ同じなんだけど、ほわっとした球とびしっと意地悪な球をラリーで打ち分けられるように。緩急つけられるといいなぁと思います。先日アプローチショットでも、上手な人たちに”時間を稼げるボールを打つように”とコーチが言ってましたが、先輩達もほぼガッツリ打つのが好きみたいでした(打てるから羨ましいです)。で、スライスとかも打って、指導に応えてましたが。・・・ブリ婆は、ネットを越える球を打つのが精一杯、そしていつも浮いてしまうので、その1週間まえに習ったスライス気味に相手の足元になるべく行くように打つので精一杯でした(おかげでスピードは出したくても出てなかったです)。

なかなか上手くなりませんが、だからすごくめげてはいますが、私は今の実力で間違って勝ちあがっても仕方ないと思っています。ボールの打ち方なんかにこだわらず、相手に打ち負けないで、試合をやりきって、悔いの残らないように走ってボールを返せるように頑張りたいです。

次の試合は、正規ペアさんのご都合がつくといいなぁ・・・。見捨てられないように頑張りますひよこ

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