みなさんは、子供だった頃、
”クラリネットが壊れちゃった”という歌を歌いましたか?
パパが大切にしたクラリネットをいじっているうちに
ドが出なかったり、ドとレとミの音が出なくなり、最後は、1オクターブ出なくなるという悲惨な歌です(笑)。
ストロークニガテ、サーブへっぽこ、スマッシュ返すだけ、ダブルスポジション相方のそばにいって邪魔するか、ボールから逃げて相方にお願いと言い張るか、つっこんで1ポイントを相手に献上か、のブリ婆ですが 。
持ち前のワンワン番犬気質で、ポーチボレーとか守備範囲に飛んでくるボールはけっこう頑張ってはじいたり、運がよければなぜか自分の思った以上の決めになってくれたりということで。
ブリ婆ちゃんはボレーが(ボレーだけは)上手いということになっていました。
(が、まぁ本人はそれほど得意とは思っていなかったんですが)
ですがですが、今日ボレーがダメダメだなぁと実感。
今年最後の試合は、もう来週です。
しのぐ・つなぐボレーが出来ない。テニスのオールスキルが全て出来ない。
ど~~しよ、 ど~~しよ 。
形式練習で、並行陣(コーチ &Aさん、Aさんがアドサイド)、コーチのストレート側に全員列を作り、コーチの球出しで先頭のBさんからアプローチショットをコーチの横にいるAさんに返してからの、A対Bのクロスのボレーボレーをやるということでしたが。
私は、Aさんに必ず返さねばならないと思っているので、Bさん位置にいる時に、相手に捕りやすそうな球をまずは返してボレーボレーしていたのですが(もちろん、甘めに返れば、互いに決める)。
私がAさん位置に行くと、みなさん、コーチの球をセンターもしくはデュースコートのコーチの横に返してくるというか、ナイスに沈めてくるのです。
もちろん、良いローボレーの練習かとは思うのですが、私がヘタなのでミスして、それで終わってしまうんです。(果てはコーチに返して、コーチとボレーしていたり)
センターのローボレーを必死でとっても、体勢が崩れているので、次にワイドに打たれて終わり。
せめて1球目は、私に返すよという球が、私は欲しかったのです。
が、今日は、コート外に打たれないだけマシだったかも。(以前は、コート外にはみ出るロブとかで、やり直しなしで、ぐるっと回ってしまってあっというまに終了されちゃったりしましたから。
ワイドも沈められた後、ロブボレーで返して、相手の後ろに決めたんですが。
で、ちょっと。へへへん、返したぜっと心の中で思っていたのですが。
コーチは、横の私に
「向うも練習したいのだから、何とか捕ってラリーできるように返して。」というのです。
が、左右にローボレーでよろけていて、体勢を立て直すにはロブしかなかったし。ロブでしか倍返しできないし。
ロブボレーで決めちゃダメで、捕りにくいボールを必死で拾い、相手側は1人だからオープンスペースに決めちゃダメで、相手に色々なボールを供給したいけれども、相手に練習できますか~~?みたいな球だと、バシンと打たれるし、全く接戦のボレーボレーが出来ませんでした。
で、また列側に戻ってきてみていると、みんなボレーヤーに返してるんですよね(1球目から決めには行かないし)。
う~~ん、いつも思うんだけど、どっち側にいる人のための練習なんだろう・・・。
と、この答えを自分なりに考えてみました。
”ラリー”という言葉に対しての自分のイメージは。
20往復以上続けられる球のやりとり、なんです。
でも、そんな球は、きっと練習にならないんですね
私も、未だにたいした球が打てないけれども、やはりずっとずっとフォアハンドストロークの基本練習、しかも同じものを1年間続けたら、いやになるかもしれないし。
列に並んで順番を待っているのに、ボレーボレー合戦ではなく、愛と微笑みのボレーラリー20往復まったり感風味だったら、みんなイヤになるでしょうね。
ふざけているんじゃないんです、本当にそういうことをじっくり考えないと、自分ではよくわからないんです。
相手にラリーをしましょうよと誘うような甘い球。
相手の厳しい球を必死で返すだけの、死に体の球。
エースをとりにいこうとする球(エースを取る球、と言えないのが情けない。)。
・・・・以上に列挙した球じゃなくて。
ちょっとづつ相手を動かす、しかける球
もしかして、そういう球のやりとりが求められているのかもしれませんね
よし、こんなのはどうだ~?
うあっと、お返し、どうだ~~?
という感じとか。
これならちょっとづつ、上達をめざしていけるような正しい練習態度なのかもしれません。体育系の部活などを経験していないので、今まで間違ったことばかりしていたのでしょう。だからコーチに叱られてしまうのだと思います。
相手に簡単にボレーできる球をほわんと供給するより、どうせならわざとほわんとゆるい球でペースを乱す、ならOKだったのかもしれません。だからずっと同じことをしても注意されたりされなかったりがあって、私は混乱していたのかもしれません。
で、先輩も、たぶん”良し、こんなのどうだ~?”と思い、打ってくれていたのでしょう。
本当に私ときたら