テニスでも下手に中途半端な攻撃をしかけるとたちまち逆襲されてしまうことがよくあり、それは悪いショットを打つとやがて自分の身に倍返しになって戻ってくるということです。
こういうのを「因果応報」というのでしようが、昨日はテニスではありませんがそんな出来事に遭遇してしまいました。
それは昼間に車を運転中に近くの坂道で工事中だったのですが、その誘導係の年配の警備員があまりにも緩慢な仕事ぶりで僕は思わず文句をその方に面と向かって言い放ってしまいました。
すぐに(あの人も一生懸命にやっているんだからあんなこと言わなきゃ良かった)と後悔しましたがやがて忘れていました。
その晩に家族で外食して帰りは家内が運転していたのですが、立ち寄ったコンビニの前で何か怪しげな雰囲気の車がうちの車の前を塞いていました。
軽くパッシングライトで合図してどいてもらおうしたらなかなか動かないので、苛立った家内はようやくどいたその車の運転手にやや厳しい非難の視線を浴びせたようです。
するとそれを逆恨みしたその相手がその後にクラクションを鳴らし続けながら延々と数キロ近くもうしろにはり付いて嫌がらせです
そのうちにやめるだろうと思っていたら一向に収まらず、何か次第に身の危険を感じてもはや交番にそのまま行って保護してもらう必要があると決断し実行しました。
しかし、その家の近くにある交番に警察官がおらず他の駐在所を目指して走ろうとしたらその後ろの車が追い抜いて前方を塞ぎ中から何とボブ・サップのようなアフリカ系の大男が現れて英語で狂ったように叫びながらこちらを睨み付けていました。
殺されるかも? と思ったそのときに偶然にも通りかかったパトカーによって救われ、その相手はどうも差別されたことによってひどい被害妄想に陥りそうした過激な行動を起こす人物なようだと知りました。
でもほんとに恐ろしい衝撃的なその出来事に何でそんな目にあったのか、何か思い当たるような気がしたのです。
そして考えてみると、「あっ!」と思いました。
その最後にボブ・サップ?から罵声を浴びせられた場所は、昼間に僕が年配の警備員に文句を言ってしまったのとまったく同一だったのです。
この世には確かに我々にはうかがい知れない目に見えない法則とかシステムが必ず存在する!!
昨日の出来事はあらためてそのことをはっきりと僕に思い知らせてくれました。
だから最近よく自分に言いきかせている言葉をもっと大切に実践すべきだと感じています。
「怒りの臨界点を上げよ!」です。
特に中途半端な気まぐれな怒りを抑えずに誰かに当たり散らしたりすると絶対に自分に跳ね返ってくるものです、思い当たる方はぜひともお互いにロクでもないアングルボレーやドロップショットで自らを窮地に追い込むような生き方は慎みましょう!