一昨日にジムへ行って筋トレする際に、五十肩で痛かった頃にウェイトを下げて軽くしていたのをそろそろ元に戻していこうと考えて少し重さも回数も増やしてみました。
それで順調にこなすことが出来たので良かったのですが、ちょっとだけやり過ぎてしまったみたいで昨日は筋肉痛だけで済まずパフォーマンスが低下してしまうほど疲労していました。
朝いちばんのレッスンでは最初に(今日はもしかしたらボールを打てないかも?)と思うほど全身が怠くて辛い状態でした。
しかし、ちょっとだけ頑張って打ってみるかとチャレンジしたら初めはホントに腕が動かないほど重く感じていましたが、次第に回復してだいぶ楽に動けるし打てるようになりました。
それでも午後に男性ばかりのレッスンで向かい風もありましたが、かなり自分ではハードヒットしているつもりなのに何かボールに伸びもキレもなく、やはり筋肉が上手く機能していないのがわかりました。
筋トレした後は休息が必要でハードにトレーニングしたら翌日は消耗性の運動は控えないといけないとトレーニングの教本には書いてありますので、そうすべきなのでしょう。
でも以前に何かの記事で読んだことがあるのですが、それには「アガシ選手は100キロ近いバーベルでベンチプレスなどの筋トレをこなした後にコートに出て打球練習をおこなっている」という衝撃的なものでした。
それがどういう効果があるのかというと、筋肉を事前に活性化しておくことでそのあとにボールを打つための動作プログラムをメモリーする効率が高くなるからというような事が書いてありました。
言ってみれば究極のウォームアップとでもいうことになるのでしょうか?
アガシ選手ほどのアスリートになると筋肉が進化し過ぎて通常の筋刺激、ちょっとしたストレッチとかミニラリーなどではまるで役に立たないから100キロものバーベルを挙げて筋肉を覚醒させる必要があると言うのです。
トレーニング適性というのは人それぞれだから、いろんなやり方があるのでしょうが普段から筋肉をかなり鍛えているプレーヤーは試しにそんなアガシみたいな方法でやってみたらその後のオンコート練習の効果が上がるかも知れないです。
でもその重量は筋肉が覚醒する程度に留めておかないと、その後にテニスしたらもうヘロヘロでボールを打つどころではなくなる恐れがあるので注意してくださいね。