達人の教え

今年の新年は自分の机周りの整理をしているあいだに明けてしまいました。

もっと早くからかたづけに着手していればそんなことにならずに済んだのですが、どうもギリギリにならないとやらない性格と普段は散らかっていても平気なのに正月くらいは綺麗にしておきたいと言う気まぐれがそういう結果を招いたわけです。

これはよく考えてみると何事にも当てはまりそうだなと思います。

テニスの試合でもそんな傾向がよくあって、たとえばもうこのポイントを落とすと負けちゃうとかこのゲームを取らないと終わりだという場面ならないと集中できない。

最後の土壇場で我ながら(おー!?こんな良いサービスが打てるじゃないか!!)なんて驚いたりして、でもそれが長続きすれば良いのですがたいていは夏の夜の花火みたいな感じで一瞬だけ煌めいたかと思うとすぐに暗転です。

だったらそんな派手な花火みたいなプレーではなくて良いから、最初からもう少し地道に安定した戦い方でポイントを重ねていけば勝てるんじゃないのか?と自分でも考えるのですがそれが出来ない。

「地味に勝つよりも華々しく討ち死に」の美学とでも言えば格好いいのですが、要するにスポーツに限らず何か物事に取り組むにあたって一番たいせつな集中力を持続させるという能力が欠けているのかも知れないです。

だから今年の目標というか新たな座右の銘をもう一つ、それは「ひとつの事に長い時間をかけて脇目をふらずに注力する!」ということです。

それを常に心がけていれば、机周りや書斎の整理ということでもその事にいつも注意するようになり二度と机上に書類や本のジャングルが出現したりすることはなくなるはずです。

「身の回りを小綺麗に保つことからすべてが始まる」なんて言うことを人生の達人とも言える先人のどなただったか失念しましたが、教えられたような憶えがあります。

忘れるほどはるか以前のことなのでしょうが、それを今ようやくこうして実践しようという気持ちになれたのは少しはその達人へと近づく一歩を踏み出したということでしょうか?

これから一年のあいだ果たしてこの机の上がずっと片付いた状態でいられるのか?

 

 

 

 

 

 


カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 13:15 | コメントをどうぞ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">