昨日はグリップサイズについて書きましたが、今日も少しそのグリップの話です。
テニスラケットのグリップサイズはカスタマイズしない限りはメーカーが設定した既製サイズに合わせるしかありません。
しかし、手の大きさや指の長さそして握力の強さは千差万別ですから運良くメーカー純正のグリップに自分の手がベストフィットしていないならばどうしても妥協せざるを得ないわけです。
ではどうやってカスタマイズするのか?
グリップは細く加工するのは難しいのですが逆に太くするのはわりと簡単なのです。
だから少し細めのサイズにして、例えばグリップ3ではちょっと太く感じるという方の場合には2を選んでそのグリップを少し太くして調整していけば自分にぴったりのグリップにすることが出来るというわけです。
やり方はいろいろありますが、ご自分で簡単にやるならば使用済みの葉書か何か厚紙を用意します。
そしてラケットのリプレースメントグリップ、つまり元から巻かれているグリップを剥がして下地の状態にして、その上に両面テープか何か接着剤を使って用意した葉書か厚紙をグリップの8面に合わせて切ったものを貼り付けます。
ちょっとだけ太くしたいならば一枚を巻けばそれで意外に太くなります。
何度かその工程作業を繰り返してプレーしながら探っていけば最高に自分にフィットしたグリップサイズにすることが出来るでしょう。
その時に何を何枚くらい貼り付けたかを記録しておかないとまた別のラケットを加工するときにわからなくなるので必ずどこかにメモしておくことをお忘れなく!
Have a nice Grip!