テニスでボールを打つときにそれまで特別にどこかの筋肉を鍛えていないとすれば、その人に元々から備わっている発達した筋肉によって打ち方は決まるのだと思います。
あまり運動経験のない比較的に非力な女性が初めてフォアハンドを打つと、発達している筋肉は日常生活でよく使う前腕や手首なので当然そこを使う打ち方になります。
そうするといわゆる「手打ち」とか「手首の曲げ伸ばしのみ」での動きに陥りやすいというわけです。
それが何千球も何万球も打っているうちに脳に新たな運動プログラムが出来上がって上達していくのですが、そのためには必要とされる筋肉も発達していかないと上手くいきません。
何万球も打ち続けていることが筋トレになるので、よほど筋肉の発達が阻害されるような状況でなければ普通はちゃんと筋肉の質が向上して最初に較べるとかなり洗練された動きを獲得できるのです。
でも、筋トレをするという努力を少しでも出来るならばもっと早く理想とする打ち方に近づくことは出来ます。
そしてそれをやることでまた新しいスポーツの楽しみに目覚めることも出来るかも知れません。
自分はどうしても力不足でなかなか上手く楽にボールを飛ばすことが出来ないと考えている方には、ちょっとした筋肉トレーニングを採り入れて鍛えてみて欲しいです。
ホームセンターなどで売っているダンベルを、たとえば手のひらを上に向けてそれを握り肘を曲げて持ち上げる動きをやってみて5~6回くらいで疲れて辛くなる重さから始めてみると良いでしょう。
テニスのためにどういう筋肉トレーニングが必要かということについて書かれた本や、ネットでも情報が検索できるでしょうからそれで調べてやってみてください。
筋肉がほとんどなかった方ほどその効果は劇的です!
ぜひ本気で取り組んでみてはいかがでしょう、もちろん筋肉がつけば今までよりも基礎代謝量が上がるのでダイエット効果も大いに期待できることは間違いありません!!