バックのラケット面制御

『レフティスタイル』 さんから、両手バックの質問です。

以下がそのコメントの質問部分です。

 

カラオケ  さて、昨日、サークルに行ったら、話題になっていた話がありました。メンバーの1人がテニス誌スマッシュの2月号を持って来ていて、その78ページに“トップスピンが自在に打てる「最新型両手バック」”を本村剛一プロが解説されていました。
それによると、「これからは、インパクト面を少し上向きにしてテイクバックし、インパクトではその面にボールを乗せてスピンをかける打ち方が主流である。アンディ・マリー選手はそのタイプだそうで、これまでのテイクで面を伏せ、その面を保ちながらラケットを持ち上げてくる従来の打ち方は古い」として、マイケルチャンとマリーを比較してありました。

インパクト時に面をオープンにすると、当然、ボールは上に飛ぶ。それを押さえようとすれば、インパクト時に面を伏せるなどが考えられますが、かなり不安定で、そんな打ち方しているプロは、過去に天才マッケンローくらいしか思いあたりません。
解説で面を伏せろとはありませんが、どういう仕組みで自在のトップスピンがかかるのかはさっぱり分かりません。

「松原コーチに聞いてもらえないか?」サークル友人の願いを受け質問させていただきます。
彼は必死にその打ち方を試そうとし、ボロボロになっていました。
連続質問となりますが、どうぞよろしくお願いします。

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

先日からこの話ばかりなような気もします

念のため、バックハンドのカテゴリーをチェックしてみてください。

 

とは言いつつ、今日もやりましょう。

バックハンドは、片手両手を問わず

テイクバックで少し面を上向きにして

振り出しのきっかけを作り

振り出したらほぼ垂直面を保ちます。

垂直面を保つというのは

右腕を外旋させて被せる動作で

面が徐々に上を向くことをキャンセルしているのです。

 

フェデラーも

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垂直面で下から上に斜めに振り上げればトップスピンがかかります。

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もちろんまっすぐ当たればフラットです。

インパクトでは垂直か若干上を向いているかもしれません。

これはスウィングでで被せている証拠のフィニッシュ。

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もちろんマッケンローでもそうです。

 

これが見つけた中で一番上向きのインパクト面。

特に、ゆるく打つときはやや上向きになります。

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そうじゃなければネットを越えませんから。

チャンにしても面を下向きからといっても

ちょっとだけ? いや微妙か?

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フォアに比べれば、ほとんど垂直といっていいでしょう。

もちろん、インパクトは

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垂直です。

マレーと比べてみてください。

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ほぼ垂直を保っていて、垂直面でこすり上げ、スピンをかける。

大して違わないでしょう。

とにかくテイクバックでやや上向き

スウィング中は垂直面を保ちます。

マレーも、アガシも、フェレーロも、錦織も、ジョコビッチも

もちろん片手ではフェデラーも、ガスケも、ワウリンカも、あの松原コーチも

みんなテイクバックやや上向き、その後、垂直面保ち組です。

トップスピンは垂直面で下から斜め上に向かってこすりあげます。

腕全体でこすりあげる要素がメインですが

マレーを見ればわかりますが

両手打ちでは手首で先を下げ

インパクトへ手首でこすりあげる要素もあります。   テニス

 

 


カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 15:31 | 1件のコメント