フォアのワイド処理

ストロークをできるだけ有効なショットで打つために

特にハードヒットするための要件として

止まって打つのではなく

プロは、動いて、飛び上がって打つことを説明した。

 

今日はキム・クライシュテルスのフォアハンドを例に

ワイドに振られた時の対処法を説明しよう。

できれば強烈なカウンターショットで切り返したいので

それができる打ち方から優先的に選択する。

 

こんな構えから

kk1407fk

上体の垂直姿勢を保てるなら

つまり少し余裕があるなら

Brisbane International 2010 - Day 5

上体前向き、上体垂直のまま

右足踏切、右足着地で

ワイド方向にジャンプしながらハードヒットする。

この動きだと、ボールに近づきながら打つので

クロスに強打しやすい。

慣れない相手だと

追い込んだと思ったところから

(ダウンザラインへのゆるい返球と思いきや)

強烈なクロスカウンターが飛んでくる

一瞬にしてウィナーになることも多いのだ。

 

次に、姿勢を垂直に保つのが難しいとき。

kimrsf1407

右足踏切、左足着地の

ランニングショットに切り替える。

上体が打点方向に倒れるので

上体の回転はご法度。

上体の向きを保ったまま、腕力打ちで振りぬく。

上体の回転を抑えるためにも

左足着地のフットワークが有効なのだ。

飛び込みながら打つため思った以上の強いボールも打てる。

 

さて、思いきり振るのもままならないようなら、最後の手段。

kim1407fs

スライスを使うことになる。

薄いグリップで手を伸ばし

ギリギリ届いたところからも何とか返球できる。

 

このように3段階の打ち方で

相手のワイド攻撃に対処するのだ。

 

コーチによっては

または怖いお父さんによれば

頑張って走ればちゃんと止まって打てるはずだそうだ。

しかし

それは、100m競走で、8秒台を出せば勝てると言っているのと同じ。

早く走れるレベルなら余計

さらに上のショット、ギリギリのショットが必ず必要になるのだ。  テニス

 

 


カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:24 | コメントは受け付けていません。