バックハンドスライスは

『makotasu』 さんからの質問の続きです。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ

早速のご返答、誠にありがとうございました。毎度、毎度、とりとめのない質問に丁寧に回答頂き、感謝しております。

と言いつつ、もう一度、質問させて頂きます。最後のバックハンドスライスなのですが、掌屈の質問をさせて頂いたのは、以下のような経緯からなのです。

1. 糸を引いて伸びていき、バウンド後は滑るスライスを打ちたい。

2. それには今のラケット面の角度(地面に対して70度ぐらい)よりももっと垂直に近く(80度ぐらい)しなければならないのでないか?

3. そのために打球時に、グリップを厚く握りなおす、ラケット面を引き起こす、掌屈を行う。の3つを試したところ、掌屈が最もしっくり来たのです。(もちろん、たまたまかも知れません。)

コーチのアドバイスとしては、グリップを厚く握りなおす、ラケット面を引き起こす、掌屈を行う、のうち、どれがお勧めでしょうか?それとも、2. の前提自体が間違っているようでしたら、そちらを指摘・訂正頂ければ大変、ありがたいです。

今回もどうぞ、よろしくお願いいたします。

makotasu より

 

 

 

水瓶座   私の答えです。

1、グリップを厚く握りなおす

2、ラケット面を引き起こす

3、掌屈を行う

基本的にはどれもお勧めしません。

 

考え方としては

スピードのあるアンダースピンボールを打つ

それには、どうするということですよね。

 

それにはスウィングが凹型に弧を描いて行われ

面が垂直面から徐々に上を向いていき

地面に対し70度? 80度? でとらえる。

そうすれば

腕をひねらないで使える。

内旋も外旋もしない

だからミスらない。

 

トップスピンの全力ショットではないので

実は、どんなグリップでもできます。

 

だから、プロは薄いグリップで、こう引く。

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薄いグリップで、手首はそのままでもOKということです。

 

そうすれば,

スピードショットはもちろん、守備的なショットや

リターン、ロブ、ドロップショット、なんでもできる。

 

ただ、引き付けて打つというのは感覚的に難しいので

初級者や中級者にはとっつきにくい。

だから厚く持って、打点を前にするという発想になるのでしょう。

 

ただ、そう割り切って使うなら

たいていの人がプロになるわけではないし

それで結構だと思います。

それが

厚めのグリップや、手首を手のひら側に曲げて

擬似的に厚いグリップを作ることですね。

 

どっちもありなのですが

総合的に不利になるので上級者は使いません。

ボレーのこともあり

薄いグリップで覚えた方がいいと思いますが ・・・

 

もう一つの引き起こしですが

最近は、ハイボレー以外ではあまり使いません。

どうしても不正確になる要素が増えるので

試合では使えないと思います。

やめた方がいいです。

 

先ほどのインパクトの角度ですが

打点が高ければ垂直に近いでしょうし

低ければ、60度以下にもなると思いますので

言い切ることは不可能です。  テニス

 

 


カテゴリー: スライス | 投稿者松原コーチ 15:32 | 1件のコメント