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深いボールの返球

『オレンジ』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  こんにちは。テレビのテニス中継を見ていて疑問があったので
質問させてください。

ベースラインギリギリの玉際のボールの処理ですが
男子選手はジャンプしながら上に力を逃がすようにして返すのをよく見ますが、
女子選手はほとんどしゃがむような体制で返すことが多いように感じます。

素人の感覚だと、低い姿勢をキープしながら返す方が、足の力をより使うような
気がするのですが、筋力の少ない女子の方がしんどそうな打ち方をしているのは
なぜなのでしょうか?

また、一般プレーヤーの参考になるのどちらの打ち方でしょうか?

全く的外れな質問だったらすみません。

オレンジ より

 

 

 

私の答えです。

水瓶座  いい質問ですねえ。

男子でよく見るのはこれ

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ナダル打ちというやつですね。

男子プロのほとんどがフォアハンドでやりますね。

 

これは、自分自身がトップスピナーであることが大前提です。

男子プロは、ほぼ全員がヘビートップスピナーですから。

 

そして

相手ボールもトップスピンであることが多いので

この打ち方の相性がいいのです。

 

一方女子の選手は

テニス=ラドワンスカらが4強、ウィンブルドン女子単

この人が一番しゃがむ人

ラドワンスカです。

しゃがむ反動でスウィングを鋭くという事もあります。

 

バックでも

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女子のボールはフラット性のボールが多いし

そして自身もフラット性の人が多いので

真っ直ぐ合わす方が自然なのです。

 

実は

同じ理由で

男子でもバックハンドでは腰の高さを一定にして

面を真っ直ぐ当てていくことが多いようです。

錦織もとっさに飛びついたパスなどでよくやります。

 

アマチュアの男子はどっちがいいのか?

 

バックはプロと同じように考えればいいですね。

フォアは

トップスピナーなら

そして

ナダル打ちができるなら、飛び上がる。

 

フォアの打ち方がフラット性な人なら

女子プロと同じように考えればいいのではないでしょうか。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 19:18 | 1件のコメント