筋金入りのスピンサーブ

スピンサーブのこんな写真

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こんなラケットヘッドの位置を見たことがあるだろうか?

真下に垂れ下がったよりももう少し

この写真方向だと、更に左まで行っている。

これがスピンサーブの特徴

この位置を記憶しておいてほしい。

 

さてスジガネ君のスピンサーブを見てほしい

彼は肘の角度が90度固定

さらに手首も固定したまま

それなので、ちょっと窮屈だが

それでも

じゃなく、それだから、見事なフォームでスピンサーブを打つ。

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横向きに構え、少し後傾して

ここからトスを上げ

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上腕を外旋して、ラケットヘッドを落としていく

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ここが落とし切ったところから、もう少し行ったところ

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さっきの錦織スピンサーブの位置

ここから上腕を内旋して振り上げていく

上体も前向きになっていく

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上体の向きはほぼ打球方向に向いて止まり

赤矢そして、印がその内旋方向

さらに内旋

そして前腕を回内しながら、インパクト

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赤矢印がその回内方向

その延長で一気にフィニッシュ

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そうすれば、理想のフィニッシュはこんな形

上はスジガネ君

彼は、上体の回転と、上腕の内旋、前腕の回内しかできない。

 

下は筋金入り、ブンブンサーブのボリス・ベッカーだ。

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2人のフィニッシュを比べてほしい。

 

スジガネ君やベッカーのように、手首を固めて

しっかりと

筋金入りのスピンサーブを打ってほしいのだ。

 

余計な動きが入らないのが

プロ中のプロ。

 

スピンサーブは

基本的に

テイクバックを含めても

上体の回転と、上腕の外旋、内旋、前腕の回外、回内だけでいいのだ。 テニス

 

 

 


カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 21:51 | コメントは受け付けていません。