ラオニッチのリターン力2

ウィンブルドンの決勝

ラオニッチはマレーのリターン力にやられた

ブレークは1セット目の1ゲームだけ

後の2セットは

タイブレーク中、マレーの見事なリターン力の炸裂

 

さて、リターンで何が違うのか

先日に続いてのリターン、2つ目の秘訣

それはインパクト面の固定

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とにかく、プロのサーブは速くて重い

面のはじっこに当たっても

タイミングがちょっと狂っても

そんなことはしょっちゅう

でも

とにかく面を保つ

そうするとこんなフィニッシュも

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ラケットヘッドが手を追い越していないことに注目

腕が振り出されることで面は上を向いているが

とにかく手首は動いていないのだ

 

ラオニッチもタイミングが合っているときはうまくいっていたが

それはプロなら当たり前

 

フォアでも固定

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インパクト後なのに面が保てている

もちろん片手バックでも

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偉大なチャンピオンたちの面はびくともしない

いや

マレーもそうだが

面がびくともしないからチャンピオンになったのだ

もちろん彼らはストロークの名人ばかり

長いラリーもOKなのだが

 

ラオニッチの場合はサーブゲームは強い

だから

長いラリーはちょっと ・・・ でも

リターンだけうまいも、アリなのではないかな。

1セットに1回リターンが効いて、ブレークがあれば

7-6  6-4  6-4 でチャンピオンに

タラレバ言っていてもしょうがないのだが ・・・    テニス

 

 

 


カテゴリー: リターン | 投稿者松原コーチ 17:59 | コメントは受け付けていません。