『たかちゃん』 さんから質問をいただきました
以下がそのコメントの全文です
松原校長、いつもブログ拝見してます。ありがとうございます。
おかげさまでサーブが劇的に変わり、ファーストサーブでノータッチエースが取れました。20年振りです(笑)。
さて、ご質問がありまして、セカンドサーブを打つ際に、ファーストとセカンドサービスを上手く切り替えることができません。
フラット系のファーストは比較的イメージ通りいくのですが、セカンドの際、ファーストのようにフラット系になってしまったりで安定しないのです。
かといって意識的にスピンにしようとすると、浅く入りリターンを叩かれます。
そもそもファーストサービスとセカンドは別物なのでしょうか??
基本的な質問ですみませんが、よろしくお願いいたします。
たかちゃん より
私の答えです
そもそもファーストサービスとセカンドは別物?
3通り考えられます
1、同じ打ち方をベースにする
2、基本的に1種類のサーブ
3、しっかり別物にする
トッププロのすごいサーバーは、1でしょうね
スピンサーブをベースに
回転を減らした、フラット気味スピンサーブをバック側に
サイドスピン気味にしたスピンサーブをフォアに
確実に入れていくファーストや
セカンドサーブは基本のスピンサーブで
ラオニッチ、ジョコビッチ、チリッチ、フェデラー、キリオス
たいていのすごいサーバーはこれ
同じ打ち方がベースだから
ファースト、セカンドの差がつきにくい
だから
セカンドのレベルを上げられる
トスやフォームから
コースや球質がばれる可能性が低い
2の同じ球質ですが
セカンドを考えたら
スピンか回転多めのスライス、どちらか
ファーストはより強めに打ったり
コースをついたり
セカンドは安全なコースを狙う
3の、まるっきり別物ですが
ファーストは、どフラットエース狙い
セカンドはしっかりスピンの安全サーブ
プロでも
クエルテンなど、昔のクレーコート選手によくいました
アマチュア、中級者以下の場合
セカンドは
超スローボールフラットまたはアンダーサーブ
セカンドはしっかり狙われますが
もともとストロークのレベルの低いところなら問題ない
リターンコースを読んでラりーに持ち込むという手もあり
サーブレベルが低いなら、これで行くしかない
これは進歩過程の話とも考えられ
3から始め (超スローボールセカンド)
スピン系のサーブを覚えたら
2に行き
調子がいい時やカウントにより
ファーストにフラットを混ぜる
そして
究極は1、という風にも考えられる
この1に近づくにはどうするか
それはまた次回のお楽しみということで。