シンプルなフォア

ジャパンオープン1回戦の1番コート

オーストラリア、ダックワースのフォアハンド

ハードコートのせいか

大変シンプルなショット

参考になりそうなので

1秒10コマの連写で撮ったみた

カメラから目を上げたら

ウィナーになっていた

つまりスピードは十分に出ている

時間経過をはっきりさせたいので

13枚を等間隔にすべて張り付けてみた

1.2秒間のドラマだ

 

インパクト、0.8秒前  フォアハンドで打つことに決定、高めに構える

たぶん、ボールはまだネットの向こう側

CIMG3256-0.8

インパクト、0.7秒前  面を外に向けるようにテイクバック開始

CIMG3257-0.7

インパクト、0.6秒前

CIMG3258-0.6

インパクト、0.5秒前 面は外向き 右足のつま先位置が決まった

CIMG3259-0.5

インパクト、0.4秒前  ボールはバウンドしたころか

CIMG3260-0.4

インパクト、0.3秒前  右足かかとの位置も決まって踏ん張る

CIMG3261-0.3

インパクト、0.2秒前  右足かなり前向き、上体横向きでひねりが

面はほぼ後ろ向き

CIMG3262-0.2

インパクト、0.1秒前  体重を少し後ろにかけながら

CIMG3263-0.1

インパクト、直後  ここまで、0.1秒で振り出してヒット

上体は前向き、右足のかかかとが踏ん張って上がっている

CIMG3264+0

腕に力が入り、ラケットヘッドは手を追い越していない

インパクト、0.1秒後  ラケットは上体の左横へ

CIMG3265+0.1

インパクト、0.2秒後  上体は前向きよりも開き

伸びあがった身体は下がりつつある

CIMG3266+0.2

インパクト、0.3秒後  ほぼ真横向き、180度回ってフィニッシュ

CIMG3267+0.3

インパクト、0.4秒後  右かかとが上がって、次の動きへ

CIMG3268+0.4

生で見ていた時は窮屈そうに見えていたが

写真で見るとちゃんと前向きになって回っている

上体、最後は左側にまで向いている

しかも、ウィナーの打球なのだ

たぶんクロスに、充分ぶんなぐれている

 

足は前向き上体をひねるだけのシンプルな打ち方

面は正確

姿勢は垂直で完璧

これ以上何が必要だろうか。   テニス

 

 


カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:28 | コメントは受け付けていません。