昨日、13日の水曜日は
1時間目は4名
2,3時間目は2名の方が参加してくれた
やはり人気はフォアハンド
特に中級者以上の方はフォアハンドの悩みが尽きないようだ
今回は、男性Yさんのフォアを画期的に改善したお話を披露
この写真を見てほしい
Yさんではなくジョコビッチのフォア
もちろん
素晴らしいフォアハンドなのだが
アマチュアが真似をするには
ちょっと難しい部分がある
実は、ラケットヘッドを遅らせたテイクバックなのだ
松原さんがいつも言っている
インパクトと同じ形の手首なら
ラケットは赤い線のところに来るはず
なのに
かなり左に傾いている
ここから手首を柔らかにしならせ
ムチのように振ることにより最大限に加速する
ただ
このしならせるときにジョコビッチの面は向きを変えないが
今回のYさんはじめアマチュアは面の向きを変える
つまり
ラケットの重さに引っ張られ
前腕が回外し、面が上を向く
抑えようを被せると、面がバタバタに
Yさんもそうなっていたので
手首の角度をインパクトと同じにし
結果
赤いラケット位置にテイクバックしてもらった
その後は面白いように
安定して強烈なトップスピンが続いた
はっきり言って
この不安定要因は
アマチュアにすごーく多いと思う
面を感じながら
強烈に振りながら
面をばたつかせないのは
ジョコビッチならできるし
フェデラーもナダルも錦織もやっている
だから真似をするのが普通になっているが
それなりのセンスと腕の力とすごい量の練習を必要とする
その条件を満たさない人は
手首を動かさないで
素直に、赤いところに引く方が
思い切って打てる分だけショットの威力も上がると思う
さてその後のレッスンだが
スマッシュの打点を体軸の後ろにし
Yさんも見事に深さのコントロール
そして威力もばっちりと決めてくれた
ちょっとまぶしくて
肘を高く残したフィニッシュが分かりにくいが
コーチとしては自己満足に浸っているところだ
「ねっ、私の言ったとおりでしょ」
さてさて
次回の、トミーテニス塾は
11月9日(水)の開催
ぜひたくさんの人たちに参加してもらい
私の自己満足をさらに増やしてほしいものだ。