ちょっと前に
女子のフォアハンドで
面を垂直に保つ打ち方が成立していると書いた
ここですでに垂直
男子なら
もちろん男子の方が単純だから
女子もこうしている人が多い
だが
それ以上に大切なのが
いや
それ以前に大切なのが
面を感じていること
面の向きやインパクトの当たった
いや
捕えた感触まで
全てを感じまくっていることが大切なのだ
そうすれば
こうゆう境地にまで至るかもしれない
すごい腕
もちろんこの人も
とっても
そのことを感じさせてくれる人だ。 
テニスマンにとって
この世の極楽はテニスクラブ
テニス好きの、気の合う仲間がいて
実力派のコーチをはじめ、気の利いたスタッフがいる
幼稚園以下の子供たちから
たまにはテニスもするが、今はほとんど口先の大ベテランまで
私はテニスのコーチ
技術や理論を極めようと思っている
技術肌のように思われているかもしれないが
一番の目標はテニス好きが一生できるテニスクラブ創り
2枚の写真はこのブログを開設した9年前
松原テニスクラブ印西
オープン間もなくの写真なのだ
今は
ウッドデッキの上はぶどう棚に覆われている
当時、60cm くらいのクスノキ
私の住んでいる、横浜の相鉄線、緑園都市駅前で拾った種から
うちの奥さんが育てた、横浜と印西をつなぐ巨木
10年たったら、いい日陰ができます
20年たったら、緑の濃い、素敵なクラブになります
50年たったら、地域の名所に
200年たったら、トトロが住みます
と唱って、植えたのがまだ大きな日陰とは言えないが
何、まだあと190年くらいある
さて
夢のテニスクラブ
来年早々
横浜市保土ヶ谷区に立ち上げるべく
現在、準備を始めたところ
(最近ブログがご無沙汰はそのせいということにしておく)
そろそろ秘密にしなくてよくなったので
徐々に明かしていこうと思っている。 
『まーちゃん』 さんからの質問
以下がそのコメントの全文です
こんにちは。
今度はパッシングについて質問させて下さい。
フォアハンドでパスを打つ時に力んでしまいミスヒットが多く悩んでいます。
バックハンドは苦手ですが片手バックなので躊躇しても仕方ないと割り切って振れるせいか、パッシングに関しては良い球が打てます。
一方、得意なはずのフォアハンドは、打つぞーという気持ちと共に力も入ってしまい、思ったように打てません。
通常のストロークのように体を前に向けない状態からランニングショットでクロスに打つコツがありましたら合わせてお願いします。
まーちゃん より
私の答えです
「得意なはずのフォアハンドは、打つぞーという気持ちと共に力も入ってしまい」
ということですが
しっかり止まって構えると
いろいろと考えたり
頭の中の走馬燈が回ったり
自分で困難な道に引き込んでいくようです
どんどん動きながら跳び上がりながらがいいようです
「通常のストロークのように体を前に向けない状態から
ランニングショットでクロスに打つコツ」
ですが
さっきの答えに使ってもいいですね
わざとランニングショットにする
そうすれば思い切りよく打てる
そのランニングショットのこつですが
質問に書いてある通り
原因じゃなく、結果として、いや、やるべきこととして
「体を前に向けない状態」
にすることです
右足踏切で、左足着地は
状態が前に回りにくくするため
上体が前傾して軸を垂直に保てない時は
上体を回さないのが
エラーしないコツ
上の写真は同じショットではないので
上体が回っているように見えますが
なるべく回さない
腕全体、腕だけで振り切るのです
それと
スライドする時は
やはり
腕だけを振る
クロスに持っていくもうひとつのコツですが
上体をブロックして
腕だけで振ればクロスがむしろ自然
ダウンザラインも少し引き込んで
クロス打ちのように打つべきです
更に
もう一つのコツはサイドスピン
ラケットヘッドを下げて
手前から向こうにかける
アニメでは
ブーメランスネークと言います。 
12日の水曜日は毎月恒例
トミーインドアスクールで、「松原コーチのテニス塾」
今回は男女2名づつ、計4名の皆さんが参加
1時間目はフォアハンド基礎編
2時間目は写真のフォアハンド応用編
3時間目がスマッシュとサーブだった
フォアハンドは
1時間目で姿勢や面の使い方
特に女性はなめらかなスウィングを強調
2時間目では深さのコントロールのための
ワイパースウィング
低い位置のフィニッシュ
頭より高い打点から始め
だんだん下げていった
ほとんどの人が昔からの
打球方向への押し
インサイドアウトの刷り込みが多く
アウトサイドインに引き込むのは結構苦労する
だから極端な高い打点
右から左に
サイドスピンにするしかないところから始める
だんだん苦労のかいあって
かなり短い距離にも打てるようになっていった
この後
ダブルスのボレーに対してのストロークを打ったが
ショートクロスに私をパスする人が次々に出た
それと
順クロス方向に振り切ることが皆さん上手になったようだ
さて
3時間目は
スマッシュとサーブ
スマッシュのテンポ感と後ろ気味の打点
肘をいい位置に持ってくるためのコツなどで
いい当たり+コントロールを作る
その後
そのスウィングをサーブへ
サーブで受けたのは
手首の角度の固定
一気に安定度が上がり
気持ちよくコントロールができるようになる
あっという間の3時間
皆さんと探求している間に楽しく過ぎていった
さて、8月はお休みなので
次回は、9月13日の水曜日
フォア、バック、スライスとボレーの予定
こちらの要項を見て
是非、ゼヒ、ぜひ、
プロのやっている易しいテニスを
たくさんの皆様に伝えたい
ご参加をお待ちします。 
下川井TCで練習会を開催した
昨日が初めてなので
とりあえず、今回はお試しといったところ
下川井TCのスクールを担当する、当社の御子柴コーチがメインだが
東戸塚校からも参加者がいたので
東戸塚の田村コーチ
それと
どちらの校長でもある
あの松原コーチも登場
ダブルスとシングルス両方の練習会を並行して行った
途中もうるさ型の3人がいろいろとアドバイス
そして
一通り、終了後
ダブルス組は御子柴、田村組と1セットずつ試合して
そこからアドバイス
シングルス組は
松原コーチが球出しして1時間ほどレッスン
さて、シングルス組
皆さんそれなりにラリーが続くのだが
相手にプレッシャーをかけるショットがない
今回のレッスン課題は
短くなった時にクロスに打てる
決め球フォアハンドと
相手ショットを短くさせるための
フォアハンド逆クロス
短くクロスに打つコツは
フィニッシュを低くとること
セカンドサーブを攻撃する時も同じ要領だ
もう一つは逆クロス
上体を開き気味に
打球から離れながら
こんなふうになれればいいのだが
そして今回やりながら気づいたことが
なめらかなスウィング
遅く構えて急いで振れば
ギクシャクしがち
急加速はいけない
特に薄めのグリップの人は
突然、面が上を向いてホームランになったりする
何度も、同じ高さに打ち出すためには
なめらかなスウィングがほしいのだ
特に女性の場合
握力が弱いので
急な動きに手首がついて行かず
面がとっ散らかる
もちろん上向きに
女性には美しく打ってほしいからももちろんだが
面を安定させるためにも
なめらかで美しいスウィングを心がけてほしいのだ
最後に一言アドバイス
打ち終わった途端に
「私って、なんて美しいのかしら」
と自分で思わなくてはだめ
ただ
くれぐれも、口に出して言わないように
このブログを書こうとして
写真を撮っていないことに気が付いた
次回は現場の写真をぜひ貼って
美しいフォームをお見せしよう
その次回は、8月7日の月曜日
そこから予約できるので
美しく、強くなりに来てください
もちろん
生の松原コーチに会いに来てくれるのでも構わない
お待ちしています。 
『うそほんと』 さんからの質問
以下がそのコメントの全文です
お世話になっております。
フォアハンドの質問です。
テイクバックから振り子から胸を打つ方向に向けるまでを打つ準備。
インパクトからフィニッシュまでをスイングと考えると弊害有るでしょうか?
よろしくお願い致します。
うそほんと より
私の答えです
なんだか、禅問答のようになってきましたね
さて、その心は?
ご本人の思い方ですから
どう思っていても問題ないのですが
それではミモフタモない
こんな絵を思い出しました
インパクトの時に
上体はすでに前向きじゃないといけないし
ラケット面がボールと垂直に当たるには
手の動く方向は、オレンジ色矢印の方向
腕とラケットに遠心力が働くので
求心力方向は緑色矢印
緑とオレンジの合成で
力を入れる方向は紺色矢印方向くらい
この人
引っ張るついでにしゃがんじゃいます
だからなのか
インパクト後
ラケットヘッドに最高速が来るつもりで振ると
すごい勢いで振れるし
上体の左横にしっかりと振りきれる
これが
インパクト直前の前向きまでが準備
インパクト後フィニッシュまでが本スウィング
というとらえ方なのでしょうか
こんな禅問答の答えでいいでしょうか ・・・ 
『風』 さんから、サーブについての質問
以下がそのコメントの全文です
サーブについて質問です。
今までは左足に体重をかけてそののまま左足で蹴ってサーブダッシュをしていましたが痛めている左膝への負担が大きくなってきたので、最近では左足を右足に引き寄せ右足で蹴るやり方にしてやっと慣れてきましたがやはり蛇道でしょうか。
風 より
私の答えです
左足で跳び上がり左足着地
というのが普通なので
邪道と言えばそうかもしれません
しかしサーブというのは
有効なサーブが打てればいいのです
それとサービスダッシュするなら
スムーズにバランスを崩さずにスタートできればいいのです
例えば、この人は両足踏切です
その人によって
踏ん張るのに最適なのはいろいろあるようです
風さんは左ひざを痛めているとのこと
それをかばう、補う、
動き方使い方は何であれアリだと思います
左足を後ろに引いて
右足で踏ん張ってサーブ
うちのスクールの女性で見たことがあります
元バドミントンの選手だったようで
きれいなバランスで
ちゃんと叩けていた
だから、直しませんでした
そういえば
スマッシュなら当たり前の足でしょうか
打ち終わりの姿勢、バランスに悪影響が出ないように
工夫してやればいいと思います
邪道、大いに結構
特にアマチュアならもっともっと
いろいろな人がいていいと思います
両足ともだめでも
車いすの人だっています
それですごいサーブを打つ人も
ちょっと極端だった鴨。 
でも、いいバランス、いいラケット面ですよね 